/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
人間なんてみんなクソだ
気色が悪い
父
はぁ…
父
なんでお前はこうも役立たずなんだ！？
父
毎日毎日訓練をさせてやっているというのに！！
ゆず
ごっ、ごめなさ
バキッ
父
お前は一族の恥だ！！
父
こんなんじゃヒーローどころかカスの市民になっちまうんじゃないか？
父
もう今日はいい。
ザッザッ…
ゆず
ぅっうぅっﾋｸﾞｯ
ゆず
私もヒーローになりたいよ…
ゆず
私が悪いんだ
母
おい
母
うるせぇよ
ゆず
ｯｯ!
ゆず
ごめんなさい今すぐ部屋に帰ります泣き止みますごめんなさいごめんなさいごめんなさい
母
お前は一体何の役に立てると言うんだ？
母
何のために産んだと思ってる！！！！
母
これじゃあまるでゴミ同然じゃないか！
ゆず
…
母
なんか言えよ！！！！
ボコッメキッ
ゆず
ごめんなさい…
ゆず
こんなんに生まれてごめんなさい…
ゆず
ごめんなさい
自分の部屋_
私の両親はプロヒーローだ
お母さんもお父さんも優しいし
かっこいい
私もそんなヒーローになりたい
私のことを殴ってくるのは、
私がダメダメだからだ
私をすごいヒーローにするために
少し厳しく特訓してくれてる
ね？
そうだよね
そうに決まってる
ﾒﾗﾒﾗﾊﾟｷﾊﾟｷ
モブ
かっ
モブ
火事だ！！！！
モブ
って、、ここ、、
モブ
あのプロヒーローの家じゃねぇか！！
家の中_
父
あぁ…
父
私の家が…
父
私の理想の家が…
母
ほら、逃げるよ
ゆず
おっお母さっ
ゆず
足を怪我してっ
ゆず
動けない…
母
はぁ？
母
こんな時まで役立たずなのねあんたは
母
いい機会だから置いていきましょうか
ゆず
え、？
ｻｯ
ゆず
お母さん、？
ゆず
お父さん、？
私は愛されてるんじゃなかったの？
2人にとって
かけがえのない
存在じゃなかったの？
なんでよ
なんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
あの人たちはヒーローなんかじゃなかったんだ
他のヒーローは大丈夫
私はあんな人たちみたいにはならない
ヒーロー
大丈夫か！？
ほら！
助けに来てくれた！！！
ヴィラン
ぐぉぉぉ…
ヒーロー
ヴィッ、ヴィラン！？
ヒーロー
火事の原因はこいつだったのか…！
がぶっ
ヒーロー
うわぁぁぁ！！！
ヒーロー
やめっやめてくれ！！！
ヒーロー
このっ！！
ヒーロー
じょっ、
ヒーロー
嬢ちゃん！
ヒーロー
あとでまた助けに来るから、
ヒーロー
ここで待っといてね？
ゆず
は？
ゆず
パルークラ
ゆず
コリ
パキパキっ
ヒーロー
嬢ちゃん、個性を使えるのか！！
ヒーロー
こいつを凍らせてくれないか！？！？
ゆず
黙れ
ﾊﾟｷﾊﾟｷｯ
ヒーロー
ﾅ､ﾝﾃﾞ
ヒーロー
ｵﾚﾓ､?
ヴィラン
グッグアア！！
ボコッバキッﾊﾟｷﾊﾟｷｯ
ﾊﾞｷｯﾎﾞｺｯ
ﾊﾞｺｯﾊﾞﾝｯｺﾞﾝｯ
〜〜〜
モブ
ひっ人が出てきたぞ！！
ヒーロー
う"ぁ…
ヴィラン
ｶﾞ"ｯ
ポイっ
みんな
えっ××さん！、！？？？
モブ
どうしたんだ！？！？
ヒーロー
あ、あい…
ゆず
私がやったよ
ざわざわ…
みんな
あんな小さい少女が、？
みんな
狂ってる…
あぁ、
人間なんてみんなクソだ
ヒーローなんて消えればいいのに
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
