この作品はいかがでしたか?
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透き通った空の下
私は…
余命宣告された
医者
医者
医者
母
父
泣き崩れる母 それを支える父
ただただ呆然としてる…私
病院からの帰り道
母
父
フラフラと足取り不安定な母
顔を手で覆う父
その後ろをついて行く…私
涙も溢れず、ただただ歩く私
なぜ泣かない、皆思うだろう
だが私は違う…
佳子
私は余命宣告されて
嬉しいのだ
( ∩'-' )=͟͟͞͞⊃ )´д`)ドゥクシ
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'
佳子
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
血を吐く私
それを見て笑ういじめっ子
…なんの変哲もない
いつもの日常 当たり前の毎日
佳子
佳子
佳子
いじめっ子
佳子
いじめっ子
いじめっ子
佳子
佳子
佳子
母
父
佳子
佳子
母
父
父
佳子
佳子の部屋
佳子
佳子
佳子
佳子
笑い続けること数十分(((
佳子はカレンダーを見つめる
佳子
佳子
余命宣告されてから
死ぬまでの人生は少し違った
…痛くも痒くも無かったのだ
(っ゚∀゚)≡⊃)∀゚)∵
ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'
佳子
いじめっ子
いつも通り虐められても
母
母
父
佳子
泣き崩れる両親も
何も感じず
体をすり抜けていく
まるで重いものから解き放たれた様だ
タイムリミットまで残り
1ヶ月半_____
夕日に照らされる校舎の中 私は帰る支度をしていた
佳子
佳子
「ねぇ」
透き通る、繊細な声に私は呼ばれた
私の…
大嫌いな声
未来
佳子
佳子
未来…名前を聞いただけでもゾッとする
私の運命を
こんなにも狂わせた 憎き相手…
未来
未来
未来
未来
佳子
佳子
佳子
未来
佳子
佳子
未来
佳子
未来
なにモジモジしてるんだろこの人
佳子
佳子
未来
佳子
タタッ
未来
佳子
佳子
佳子
佳子
それからと言うもの
彼は私に付きまとうようになった
朝、登校するときも
未来
佳子
授業中も
未来
佳子
未来
佳子
佳子
帰るときも
未来
佳子
未来
佳子
未来
佳子
佳子
未来
佳子
佳子
佳子
佳子
未来
未来
未来
佳子
私に背を向け彼は去っていく
佳子
教室に1人、取り残された私
佳子
違う、そうじゃない
そういうつもりはなかった
嬉しかった、ただ嬉しかった
初めて相手から話しかけてもらえて すごく嬉しかった
でも今更そんなこと言えない
「私とオトモダチになって」と…
佳子
佳子
そもそも、オトモダチを作るのが遅かったんだ
今更後悔したって意味は無い
佳子
私はそう呟き、教室をあとにした
あの夕方の出来事から
私の残りの生活は少し変わった
虐められても、痛くも痒くも無いのに
独りぼっちでも、息苦しくないのに
なぜだろう
こんなにも
心にポッカリ 穴が空くのは
不思議な気持ちが込み上げてくる
死ぬのを恐れて気が狂ったのか
残りの私は
どこか 可笑しかった
それからの私は
容態が悪化しつつあり、寝込んでいた
佳子
佳子
そんなことを呟きながら
1人、寝込んでいた
佳子
佳子
赤い液体が私の手を染める
佳子
私はベットから起き上がり_____
佳子
佳子は上着を持って
とある場所へ向かった…
佳子
こんな星空の下消えられるなら
何の悔いも無いわ…
佳子は、とある公園へ来ていた
夜だからか、冷たい風が吹き抜ける
佳子
上着持ってきて正解だったわ…
そう思いながら佳子はベンチへ座る
佳子
佳子
何かしらあれば、親に黙って よくここへ来ていた
何故かは知らない、自然と足が動くのだ
佳子
佳子
でも何故だろう
まだ心にポッカリ穴が空いている
…何かが足りない
佳子
そう呟くと
「ねぇッ!」
佳子
嘘、でしょ…
佳子
私の嫌いな人
私の嫌いな声
いや…
1番会いたい人
未来
佳子
未来
佳子
未来
佳子
未来
未来
未来
佳子
佳子
未来
未来
未来
佳子
私はいつの間にか涙を零していた
ポロポロ…ポロポロと、溢れて止まらない
あぁ…私に足りなかったのは
君の温もりだったんだ
今まで気付かなかった感情
今まで知らなかった涙
佳子
佳子
佳子
佳子
消えてしまいそうな声で 私は想いを伝える
未来
未来
そう言って彼は私を抱き寄せる
佳子
未来
君はそう言い、私を強く抱きしめてくれた
暖かい…
想いを伝え合った私達は
ポツンと置かれたベンチで
2人きり、手を繋いで星空を眺めていた
未来
佳子
未来
佳子
私はただただ、頷くだけ
これ以上言ってしまったら
涙が溢れてきそうだから_____
未来
慣れない呼び捨てで彼は私の名前を口にする
佳子
私も慣れない呼び捨てで返事をする
未来
佳子
佳子
佳子
未来
彼は私の方を見て笑いかける
佳子
私もそれに答え、笑いかける
死にたくない…
そんな言葉ばかりが頭に浮かぶ
佳子
抗いたくても、抗えない
それが私の人生 一生まとわりつく鎖
どうしよう…
急に眠気が襲ってきた
佳子
佳子
佳子
未来
佳子
彼が私の名を呼ぶ
彼は何かを察したのか…
未来
未来
未来
未来
佳子
佳子
佳子
ポタッ…
佳子の頬には、1粒の涙が零れていた
そして_____
佳子
未来
未来
佳子
そう答えた君は
僕の手に、1粒の涙を零した
未来
未来
名前を呼んだけど、返事は無い
佳子
未来
君は目を閉じ…
幸せそうな笑顔で
眠っていた
未来
未来
未来
未来
未来
未来
おやすみ…
僕の愛しい人
❦ℯꫛᎴ❧
ども、哀川しずくです( *´꒳`*)
短編を見て頂き、ありがとうございます
今回、主な主人公の「佳子」と「未来」ですが
私は名前に意味を込めているのです(`・ω・´)キリッ
佳子ちゃんは、「過去を生きた人」
未来くんは、「未来を生き抜く人」と いう風に意味を込めています
まぁ、名前見りゃわかるよね(((ゲホッゲホッ
ゴミアイデアでしたスンマセン( ˙-˙ )
結構長かったですが楽しんでいただけたでしょうか?
楽しんでいただけたなら幸いです
それでは
°.✰🌃ɢᵒᵒᵈ ɴⁱᵍʰᵗ 🌃✰.° よい夢を
コメント
66件
…しずく
たまに最高だなお前(´・ω・`)ショボーン
良いお話.... 私もこれからの人生....来世でも一緒に月を見上げられる相手に出会いたいな.,..