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今日を頑張れば明日は桃くんと会える日。 そんな大事なときに俺は熱を出してしまう。 遠足、体育祭、文化祭、色々な楽しみな行事の準備に張り切りすぎて当日に熱を出して出られない。 これが日常茶飯事。
そんな俺はとことん運が悪い。
赤
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だるい体、反省を次に活かせない馬鹿な自分、色々なことにイラつき、平常心を保っていられない。
熱は39,8℃ いや正直言って普通にキツイ。
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重い足取りで家を出る。 家にはサッと胃に流せる食べ物、飲み物も何もない。 熱冷まシートもなけりゃ、解熱剤もない。 取り敢えず近くのコンビニへ買い出しだ。
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いつも歩いている道がすごくキツく感じる。
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やっとついたコンビニは俺の大好きな人がいるところ。
桃くんはいるかなーなんて淡い期待を抱きながら、店内をウロウロする。
桃
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頭がふわふわして何も考えられない。 でも桃くんは相変わらずイケメンだなぁ~
桃
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桃
たしかに40℃近くの熱は多分「ちょっと熱」では片付けられないだろう。
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桃
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桃
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強い口調で、怒ってるみたいだけど桃くんはカゴを取りにいったあと、俺が口に出したものをどんどん籠へ放り込む。
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桃
この会話を最後に俺の意識は遠のいた。
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目が覚めたらよく分からないところに来ていた。
桃
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桃
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桃
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桃
桃
ここは何処なんだろうとか桃くんはバイトどーしたんだろうとか。 色々なことが頭に浮かぶ。
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桃
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桃
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桃
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今の桃くんはいつもと違う。 穏やかだし、言葉遣いが優しい。
桃
桃
桃
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桃
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謎に思っていたこともすべて解決して、睡魔が俺を襲う。 桃くんの優しい匂いに囲まれてすぐ眠りにつけた。