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#Iris
yuna
32
めぅり
1,306
ゆら@更新遅くてごめんなさい
29
15
夜の高速道路。 黒い車の中は、誰も口数が多くなかった。 エンジン音だけが静かに響く。
後部座席では ないこは眠ったままのりうらを抱えたままだった。 身体が異常なくらい熱い。
りうら
腕の中で小さく眉を寄せる。
ないこ
返事はない。 でも苦しそうに息をしている。 ほとけが心配そうに覗き込む。
ほとけ
悠佑
悠佑も顔をしかめる。
悠佑
ifは窓の外を見ながら黙っていた。 でもー 握った拳が小さく震えていた。
まろ
さっき崩れた部屋の中心で倒れていたりうら。 泣いた跡。 震える身体。
そして何より 『ひとりにしないでっ』 の声が頭から離れなかった。
しょう
誰も返事をしない。 するとー
りうら
ないこの腕の中。 りうらの睫毛が少し震えた。
ないこ
ゆっくり目が開く。 ぼんやりとしていて 焦点が合っていない。
りうら
ないこ
ないこが優しく笑う。
すると。 りうらは周りを見た。 みんながいる。 車の中には見慣れた顔。
その瞬間。 びくっと 身体が強張った。
りうら
ガタッ!! 突然暴れ出した。
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
全員が固まる。
ないこ
ないこが慌ててりうらを抱きしめる
ないこ
ないこ
ないこ
でも。 熱で意識が曖昧なりうらには届かない。
りうら
りうら
りうら
りうら
涙が溢れる。 震えている。 怖がっている。 ほとけが泣きそうになる。
ほとけ
するといきなりifが座席を乗り出した。
まろ
びくっー りうらが震える。 ifはそのまま 真っ直ぐ見つめた。
まろ
まろ
まろ
りうら
まろ
まろ
まろ
まろ
まろ
まろ
まろ
まろ
震える呼吸。 りうらの目からまた涙が溢れた。
りうら
まろ
まろ
ないこも頭を撫でる。
ないこ
ないこ
ないこ
りうらは小さくないこの服を掴む。
りうら
その言葉に。 全員の胸が痛んだ。 ないこは少し困ったように笑った。
ないこ
ないこ
初兎も笑う。
しょう
悠佑も小さく笑った。
悠佑
ほとけは涙を拭きながら頷く。
ほとけ
りうら
りうらはぼろぼろ泣きながら。
りうら
ようやく力が抜けた。 そして安心したように再び眠った。 その小さな手は ないこの服をぎゅっと掴んだまま 離そうとはしなかった。
──数十分後。 あじとの地下ゲートが開く。
悠佑
悠佑が車を止める。 ないこは眠るりうらを抱えたまま降りた。
ないこ
ないこ
ifも頷く。
まろ
ほとけは慌てて走った
ほとけ
ほとけ
初兎もキッチンへ向かう。
しょう
誰も疲れていないわけじゃない。 みんな傷だらけだ。 でもーー 誰一人 自分のことを優先しようとはしなかった。
だって、やっと連れて帰って来れたのだから。
そして ベッドに寝かされたりうらは 安心したように小さく呟いた。
りうら
その一言に ないこは少しだけ目を細めて笑った。
ないこ
そして 誰もまだ知らなかった。 崩れ落ちた研究所の地下。 瓦礫の奥で 一枚のモニターだけがまだ光っていることを。
『対象R-01回収失敗』 『第二計画へ移行』
暗闇の中。誰かが笑った。
???
そして その男の机の上には。 幼い頃のりうらの写真が置かれていた――。
いつか(作者)
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コメント
6件
初コメ失礼します😖💞 一気読みしてしまいました✨️ 次回楽しみに待ってます𐔌՞⸝⸝ʚ̴̶̷̷ · ʚ̴̶̷̷⸝⸝ ՞𐦯

初コメ失礼します❗️ふっっつうに神