【️🍣×🤪】モテる腐男子に恋する優等生

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今日は体育祭の日やけど､､ 女子に囲まれ写真撮影会されてます。

こんな感じで次々に 女子達が押し寄せて来る。

まぁもちろんあにきとないこも。

いやいくら写真苦手と言えど あれで良いんか…

あにきはポニテしてる。 マジで可愛い

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

笑顔で手を振りながらりうらは駆け寄って来る。

幸いイツメン6人偶々同じ団で 対抗リレーにも出るメンツだ。

それは嫌だ。

まろはないこの事好きなんに…

少し暗い顔をして誤魔化したような笑みを 浮かべるないこ。

あぁ、好きな人こんな顔させてしまう時が来るなんてあの頃は思っても無かったな､､

最低やな俺…

この前屋上で数人の女子と居た奴が突然現れて俺と肩を組む。

軽く目で指示され見てみると先ににやりと笑みを浮かべて見ているあの女子達。

他メンの顔を見ると皆心配そうな顔をして 俺を見ている。

はぁ！？

あの女子達と合流すると 何故か倉庫まで引き連れられた。

優勝の阻害するからw

絶対終わってもしてくるやつやろ…

ｶﾞﾀﾝｯ

ないこ✨俺が1番助けて欲しい相手ではあるけど、今は来て欲しくなかった。

あの女子はないこの腕に抱き着き、 あの男子はその2人の背中を無理矢理押して外へ逃がす。

俺もないこに近付きたいっ…

我ながらとても苦しい逃れ理由だと思う。 まあ別に親来ないのはほんまやし、？

倉庫で気が済むまで静かに泣いたおかげか今は凄く軽い気がする。

徒競走でイツメン全員1位独走出来たが、ハシっている最中横から大量のカメラを向けられ緊張が半端じゃ無い。

そういうやり方かよ…

騎馬戦____

ﾊﾟｧﾝｯ💥🔫

突然体制を崩して倒れていく奴らが現れ始める。

これもあいつらの仕業か…

色々と圧をかけられる中あにきはどんどん相手のはちまきを奪って行く。

あいつは…もしかして……

あにきが目を付けた組は屋上に来た奴の中の1人が下で支えている。

あにきが上で取っ組み合いをしているのを支えている最中突然足を踏み付けられる。

ﾊﾟｧﾝｯ💥🔫

あにきが俺の合図ではちまきを奪った直後止めの合図でピストルが鳴る。

クラス対抗リレー____

位置について、よぉーい！

ﾊﾟｧﾝｯ💥🔫

クラスの中で1番早いあにきが一気に差を開いて走る。

男女混合のため、合間に女子を入れて、 あにき、ないこ、俺の順に走る。 アンカーはほんとにやばい、。

真剣な顔をして突っ走るないこの姿はもう輝きまくっていた。

なんかあの子顔色悪ない、？

明らかに今までの練習と顔色が違う。 青白い顔をして必死に走る姿は苦しそうだった。

終いには転けてしまい、他クラスは男子が走っているためどんどん抜かされて行く。

転けても、泣きたくても耐えて、 必死にバトンを持って来てくれた。

そんな余裕ぶっこいた顔をして勢い良く走り出しはしたが、内心凄く焦ってはいる。

でも周りの状態的に他のクラスは幸い最終に女子を持って来ていて抜かせる条件は揃っていた。

ないことあにきが開いてくれたからまろで巻き返さな…

流石に最初に飛ばしすぎたせいか疾走しかけてしまう…。

ないこの声援が聞こえてきた瞬間、一気に心に炎が宿ったように力が湧いて来て、 疾走しかけたけどまた爆走する事が出来た。 何とか巻き返して1位。

団対抗は学年性別問わず団の足の速い人選別で走るからイツメンは確定で揃う。

せっかく盛り上がっている時に突如現れたあの女子の中の1人に靴を渡される。

一見俺らと見た目は変わらない靴だ。

俺がどれだけ必死に走ったと…

見た目は普通だけど、履いたら分かる。 明らかに生地が薄く、これで走ったら相当足に刺激が来るのが想像出来る。

この靴でいけるか、？

位置について、よぉーい！

ﾊﾟｧﾝｯ💥🔫

1走目はりうら。 りうら→ほとけ→しょにだ→ ないこ→俺→あにきの順で走る。

団対抗は学年を跨ぐため、強制男女混合では無く、別に男子全員でも許可は出ている。

ただ生憎りうらと同じ一発目に走る奴らは俺らと同年代の奴ばかり。 いくら学年で早いと言えど流石に年上より体格的にも劣っている為遅れを取っている。

走る走順が奇数組はスタート地点側、 走る走順が偶数の人はスタート地点と反対の位置で待機している。

他の団の声で気が付き、ほとけを見ると 確かにバカ早いし、余裕そうにも見える。

いやまだ加速出来るん､､

この2人は幼なじみらしく、信頼関係を度々感じさせられる。

ほとけの声援があった瞬間一気に加速し出すしょにだ。

ないこはみるみる差を開いて走って来る。 急に学年が違うのが明らかなってきた。

この靴…大丈夫、やんな、？

それと同時にこの薄っぺらい靴に対する不安が込み上げる。

めちゃめちゃ遠いのに走りながら 超絶デカい声で名前を叫ばれる。

気付けばもうバトンを貰っていて軽く応援して貰えた。

もう嬉しくて嬉しくて仕方が無い。

けど、それと同時に足に痛みが走る。

ｽﾞｷﾝｯ

耐えろ…ちょっとの距離や…… ここで遅れを取ったらあかん…

ｽﾞｷﾝｯ

走れ俺!!!

ｽﾞｷﾝｯ

足を地面に着く度に痛みを感じるもないこたんの声援のおかげで力が湧き、あにきが手を振ってくれている。

皆と明らかに差が開いていて 1位を独走している状態。

勝ったなw

結果、あいつらに邪魔されながらも 俺らの団とクラスが優勝した。

ｽﾞｷﾝｯｽﾞｷﾝｯ

なんて笑みを浮かべる。 あの靴で走ってから足に刺激与えすぎたせいか歩くのでさえ痛く感じる。

まずい…周りに誰も居ない…

突然屋上に居た奴らの中の1人が寄ってきて、肩に手を置いて力を入れられる。

ｶﾞﾁｬﾝ