月島蛍
月島蛍は極度の先端恐怖症だ
月島蛍
発症したのは中1の頃 部活が終わった帰り道少し細い路地のようなところを 通ろうとした
月島蛍
そこには血だらけのナイフを持った男と そいつの下に血を流して倒れている人がいた ボクは怖くなって逃げようとしたが気づかれてしまった 刃をぼくに向けられ肩にかすめた 怖かった自分も殺されてしまうのではないかと 僕はパニックになって ナイフを持った男を気絶するまで殴った 僕は今でも人を殴った感触を鮮明に覚えていて なにか先端をを突きつけられたり見たりすると 殺らなきゃ殺られる!というふうになってしまい 自我を保てなくなる
一度だけ中3のときにクラスの男子に指の先端を突きつけられたことがあった僕は自我を失いひたすら殴って 過呼吸になって救急車に運ばれたらしい でも退学にはならなかった 先生たちは把握してくれているから 大丈夫だったそうだ
月島蛍
高校の先生も把握しているから調理実習などでは 特に気を使ってくれた
月島蛍
ある日先生に恐怖症のことをクラスに話さないかと言われた 向こうに悪気はなくても万が一はあると でも僕は嫌だった
月島蛍
そう先生に言って職員室を出た
そして事件は起こってしまった
その日は山口の家で山口はもちろん 谷地さん、日向、王様、田中さん、西ノ谷さん 大地さん、菅さん、たちと勉強会をしていた
月島蛍
菅原
菅原
日向
大地
日向
田中
大地
田中
そんなやり取りをしながらかれこれ30分はたった
日向/影山
菅原
日向
月島蛍
月島蛍
月島蛍
日向
日向
日向
影山
月島蛍
と言って影山が机を叩いたここまでは普通の光景だった ここまでは…
影山
影山
と、月島に指を指してしまった
月島蛍
月島の震えた声が聞こえ全員が月島の方を見ると、月島の目は恐怖に染まりカタカタと震えていた。その目の先には影山の指が写っていた
月島蛍
月島は影山の前にばっと立ち上がり 拳を影山に振りかざした 影山は混乱で動けなくなり ただただ月島の顔を見ていた 気づけば目の前に拳があってばっと目を瞑った
影山
しかしいつまで立っても影山の顔には痛みが来ずそろ〜っと 目を開けると山口が黙って影山を庇うように、 右手で月島の拳を受け止めていた
月島蛍
僕は我に返り、目の前にいる自分の拳を握る山口と その後ろに驚いたように二人を見る 影山を見るなり目をこれでもかというほどに開く。 その目は先程のように恐怖と殺意に満ちた目ではなく 恐怖の色だけでただただただ怯えていた
月島蛍
カタカタと震えながら、ゆっくりと拳を下ろしながら謝罪する月島に全員が呆然と見ていると月島から聞き慣れない呼吸音が聞こえた
月島蛍
菅原
という菅原の発言でなにかしなければならないと 大地が大きな声で指示をした
大地
大地
菅原
大地
途中でスガに注意されるが大地が指示したことにより 落ち着いてる?組はテキパキと動き始めた。スガは月島の 上半身だけ起こしてひたすら声をかけていた。 流石と言ってもいいほどに落ち着いてる?組が 帰ってくるまでできることを片っ端からやっていた
菅原
菅原
月島蛍
菅原
菅原
菅原
月島に優しい声をかけながら スガは言った それぞれ頼まれたものを持ってきた落ち着いてる?組とすれちがった
田中
菅原
菅さんはふたりから 水と袋を受け取り、袋を月島のぐちの近くに運んだ 月島は相変わらず取り乱しているようで目の焦点があっていない オロオロとする影山を見て何かを察した菅は 菅は影山に水をもたせ
菅原
といった。影山はやはり自分が指を指してしまったからこうなってしまったのでなにかしたいと思っていたようだったので 強くうなずいた
それから十分立つと月島の呼吸はだいぶ落ち着いてきた。そこで指示を出された影山が水を飲ます。月島は少し嫌々ながら飲んだ するとかくんと力尽きたかのように菅にもたれかかった
菅原
月島蛍
菅原
月島蛍
月島蛍
菅原
月島蛍
月島蛍
菅原
菅原
菅原
月島蛍
菅原
菅原
菅原
菅原
菅原
菅原
月島蛍
菅原
コメント
3件
ブクマ失礼します
弱ってるツッキー神だァァァ 主さんも神だァァァァァァ