花吐き病
奇病の1種で片想いをこじらせすぎると発症する
主な症状は花を吐き出すことである
治療法は恋が実るか、自分が相手のことを忘れるしかない
治らなかった場合、死に至る
白銀の百合を吐き出して完治する
吐き出した花に触れてしまうと、 花吐き病が感染してしまう
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
影山が帰ろうとする僕の服を掴む
月島蛍
影山飛雄
影山は目を逸らして、「ください」がギリ聞き取れるぐらいの声量で言った。
そうですか。 そんなに僕に頼み事をするのが嫌ですか。
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
影山が急に席から立ち上がった
月島蛍
影山飛雄
影山が走って教室を飛び出す
月島蛍
トイレに行ったの? いやそれにしてはあんなに慌てて、様子がおかしかった
何か一言言ってくれればいいのに
何かあったのかな、影山が心配だ
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
中庭に背中を向けてうずくまった 影山を見つけた
月島蛍
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
影山の肩を掴んで、振り向かせる
月島蛍
月島蛍
影山の辺りには赤い花が無造作に散らばっていた
そして、目には涙を浮かべていた
影山飛雄
影山飛雄
そして1つ、2つと花が吐き出された
影山飛雄
月島蛍
影山が涙を拭いながら 俯きがちに頷いた
影山飛雄
影山飛雄
月島蛍
何それ
そんなこと相手のためなら死んでもいいってことじゃん
影山飛雄
影山飛雄
月島蛍
僕は影山の花を 乗せている手を握った
影山飛雄
月島蛍
僕から赤い花が吐き出された
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
影山飛雄
あぁ本当に馬鹿だ
なんで僕が死ぬリスクを抱えなきゃいけないんだ
でもそれ以上に君が苦しそうなのを見ていられなくて
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
影山飛雄
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
影山が耳まで赤くしながら言った
月島蛍
月島蛍
影山飛雄
月島蛍
あとがき
主
主
主
主
主
主
主
主
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