主
主
めい
めい
アヤト
めい
アヤト
あっちの椅子に座って待ってて下さい
そう言ってアヤト君は私の横を通りすぎて 颯爽と走り去って行った
めい
私は指定された椅子に付き、手の中にある宝石をコロコロと転がした
光に反射してキラキラと光っており よく見ると中心部に模様が入っている
アヤト
めい
アヤト
アヤト
アヤト
現在見つかっているのは
アヤト
本を此方に向けて 記載されてる文章を指でなぞりながら説明してくれる
とある1ページに絵が飾られており 7つの玉が浮いていて、その真ん中には神様らしき人が描かれてた
めい
アヤト
アヤト
めい
めい
アヤト
緑は隣国の博物館に飾られています
アヤト
アヤト
めい
アヤト
いまはたしか愛用の剣にぶら下げていました
めい
ぼんやりと彼女の姿を脳裏に浮かべ (確かについてた)と確認する
アヤト
普通の人間にも使えるんですよ
アヤト
めい
アヤト
アヤト
めい
魔法なんて使ったことはおろか教わったこともない
ここ魔法学校なんだけどね
アヤト
めい
アヤト
アヤト
すみません
アヤト
このことは秘密にしておきますね
めい
アヤト
にこりと微笑まれた どこかで見たような気がする笑顔で……
めい
やっぱりどことなく似てる)
アヤト
軽く会釈をして本を取ってきた場所へ行ってしまった
めい
めい
主
主
主
ドカッ
めい
アヤト
めい
めい
アヤト君が走り去った方向から微かに声が聞こえた
私は気になって……声のする方へ近寄った
MOB2
ガッ
アヤト
MOB1
ドンッ
アヤト
めい
覗いた先には数人の男たちがアヤト君を囲んで突き飛ばしたり蹴ったり手を加えていた
めい
それよりなんでいじめてるの)
MOB3
MOB3
MOB2
ドカッ
アヤト
1人がアヤト君の頭を掴み前倒しにしてそのままお腹を蹴り上げた
傷が見えないように胴体当たりを狙っている
自分が受けてきたやり方だ
めい
めい
どんなに心の中で言い聞かせようが身体は一向に動かぬまま震えるだけ
めい
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主