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玲王
~♪
凪
───
美奈
──笑
玲王
あ、凪！
玲王
と…美奈、
凪
あ、おはよう玲王
美奈
おはよっ
玲王
おはよう
俺だけでよかったはず
なのに…
美奈
誠ちゃん、頭に葉っぱついてるよ~笑
凪
いいよそのままで
美奈
取ってあげるよ笑
玲王
（お前も気づいちゃったんだ）
凪の魅力に
学校
美奈
じゃあ、私2組だから
凪
うん
玲王
またな
美奈
はーい！
凪
ねぇ玲王
玲王
ん？
凪
俺、好きな人できた
玲王
あー、そうなんだ笑
玲王
（どうせ、美奈のこと）
玲王
応援するよ！
凪
うん、ありがとう
凪
実践したいんだけど、
凪
玲王は何貰ったら嬉しい？
凪
俺よくわからなくて
玲王
俺は…、
玲王
お揃いのキーホルダーとか
凪
わかった、あげてみる
玲王
おう！
凪
動物とか喜ぶかな？
玲王
かもな
次の日
美奈
玲王だ！おはよう！
玲王
あ、おはよ
美奈
今日は誠ちゃんが先行っといてって
美奈
寂しいね~
玲王
だな
美奈
行こっか！
チャリンッ（落）
玲王
おい、何か落ちたぞ……
玲王
（クマのキーホルダー…）
美奈
返して！
玲王
えっ
美奈
あ、ごめん…ありがとう！
玲王
うん…
怖かった
俺に内緒で付き合ってるかもしれない
そう思った
玲王
（凪がプレゼントしたのかな）
玲王
（あ、そうだ！）
玲王
（いいこと思いついた！）
玲王
なぁ、美奈
美奈
どうしたのー？
玲王
今日の昼飯一緒に食おうぜ！
美奈
いいよ~
玲王
屋上集合な！
美奈
うん！
思い通りにならないなら
奪えばいい
美奈
お待たせ！
玲王
待ったぞ~
奪ってしまえばいい
美奈
ごめんってー！
玲王
うん…
玲王
ごめんな、美奈
美奈
ん？何が？
凪の1番大切なものを
ドンッ（押）
美奈
えっ…？
でも無理だった
ガシッ（掴）
美奈
誠ちゃんっ…？！
凪
掴まって！
玲王
（やっぱり来たんだ）
グイッ（引上）
凪
大丈夫？
美奈
う、うん
凪
少し席外してくれる？
美奈
わかった…
凪
なんで突き落とそうとしたの、玲王
玲王
別に
凪
別にじゃなくない？
凪
殺そうとしたんだよ？
玲王
知ってたんだよ
玲王
お前が美奈のこと好きで
玲王
美奈もお前が好き
玲王
わかってた
玲王
でも、俺は！
玲王
凪が好きだったんだよ
凪
俺が…？
玲王
あぁ、そうだ
玲王
だからお前の大切なものを奪おうとした
凪
それで俺が玲王のこと好きになると思ったの？
玲王
……
凪
ちゃんと好きって伝えてくれれば、俺も…
玲王
知らねぇよ！
玲王
そんなこと習ってない！
玲王
愛し方がわかんないんだよ…
ぎゅｯ
凪
素直になったらいいんだよ
凪
俺も玲王が好き
玲王
え、っ…？
凪
だから人の命奪うなんてこと
凪
もうしないで
その分俺が玲王のこと 愛してあげる
玲王
俺も、誠士郎が好き
凪
うん
凪
美奈に謝りに行こう？
玲王
許してくれるかな
凪
美奈は優しいから大丈夫
玲王
そうだよな
＿＿𝐹𝑖𝑛.
おまけ
凪
ねぇー、美奈
美奈
んー？
凪
俺、玲王のこと好きかも
美奈
え、なんで？
凪
なんか玲王が美奈と話すの嫉妬する
美奈
えぇ、私？笑
凪
うん
美奈
まぁ、仕方ないから協力してあげる
凪
ありがと~
凪
玲王にクマのキーホルダー渡したい
美奈
うん、渡せば？
凪
無理、恥ずかしい
美奈
えー、どうすんの
凪
かわりに渡してくれる？
凪
美奈が
美奈
わかったよ
美奈
もー、早く付き合えばいいのに
凪
わかってるし…
てこと
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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