卒業式 ヨンジュン3年 スビン2年 ヨンビン
卒業式、窓から見える玄関には卒業生達で溢れていた
スビン
ハァハァ いたっ
誰もいない静かな廊下で2人きり
スビン
ヒョン待って!俺やっぱりヨンジュニヒョンが好きだ
振り返り見せた顔は、微笑んでいた
ヨンジュン
…ありがと。
卒業生達の声が聞こえて来る
ヒョンは腕で顔を隠した
ヨンジュン
グスッ
走って駆け寄った
スビン
ヒョン、、なんで…泣くんですか?
無理やり笑顔を作りながら
ヨンジュン
ハハッ…なんで泣いてんだろうな俺グスッ
守りたくなってあげた ギュ
スビン
ヒョン…
ヨンジュン
やめろよ…また好きになっちゃうじゃん…
スビン
好きになってくださいよッ!俺…ヒョンの事傷つけてしまったし自分勝手だと思う。だけどッ! だけど…ヒョンを幸せにしたいから
ヨンジュン
でも、俺たち離れ離れになるんだぞ
スビン
そんなの!俺はヒョンに会えるなら一年ぐらい耐えられます。だから!だから
抱きしめている腕を伸ばし、顔を合わせる
スビン
ヒョン………付き合ってください
俺よりも下のくせに、俺よりも少し高い目線を見つめながら
ヨンジュン
うん
俺よりも上なのに、可愛い笑顔を見つめて
もう一度強く抱きしめ
スビン
ヒョン嬉しいです
ヨンジュン
うん。俺も…
二人は顔を合わせ ゆっくりと近づき…
キスをした
そして二人は微笑みあった