主人公の数

主人公って言葉を聞いてまず、誰を 思いつくだろう。

クラスのほとんどは私…かな

ももかの過去

私は昔、ブスだった。

これ、昔の私。信じられる？

この日は、お母さんに前髪多く切られて ムスッとしてたな。

これは高校入学してないから 同級生のみんなは 知ったこっちゃない。

なんにも染ってないただの白い目

可愛くないったらありゃしない

この頃はとにかく自分が嫌いだった。

そばかすやばいし、メガネの度酷くて 目が小さいし、眉毛太いし、オン眉だし

マイナス要素しかないじゃん

こうなると、友達も当然少なかった。

こんなの日常茶飯事だった

こんな、ゴテゴテのオタク用語の子だって 私より可愛いんだもん

男子人気、結構ありそう。

女子って意外と耳いいんだよ。

ある時、聞こえてきた。

コソコソ話してるつもりだろうけど バレバレだったよ。

私とかなこの方を指してきた

う、うん

いつの日かの放課後

花野崎さん！菜乃花さん！

次回、生まれ変わり。

ももかの過去編です！

お楽しみに。