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ある学校に，いじめられている女の子がいました。 その子の名前は『さやね』と言います。これはさやねと， ある一匹の犬の物語＿＿＿
さやね
あーあ，今日も痛かったな。なんで私が受けなきゃなんないの…
ん？あのダンボールはなんだろ？もしかして捨て犬捨て猫とか？
ん？あのダンボールはなんだろ？もしかして捨て犬捨て猫とか？
ちょっとの好奇心でさやかが近寄るとそこには，『拾って下さい』 と書いてあり，一匹の犬が捨てられていました。
犬
クゥーン
さやね
よしよし，可哀想に…こんな可愛い犬を捨てるなんて…
飼い主の気が知れないな。最近は動物に酷い事するよね
飼い主の気が知れないな。最近は動物に酷い事するよね
さやね
……。
犬
？
さやね
ちょっとだけならいいかな。
さやねはそう呟き家に連れて帰りました。そう，里親を探そうと思ったのです
さやね
ただいまー
お母さん
おかえりなさい。あら，その犬は？
さやね
捨てられてて，可哀想だったから
連れてきた。ダメだった？
連れてきた。ダメだった？
お母さん
いや，別に良いけど…あんた
世話できるの？
世話できるの？
さやね
うーん。施設に預けようかなと！
お母さん
まぁ，その考えが妥当でしょうね。
さやね
今週仕事でしょ？その間うちに居させようよ。
お母さん
そうねぇ…お父さんに言ってみようかしら！
さやね
わかったー
そしてお母さんはお父さんに相談し，悩んでいました。
お母さん
さやね〜聞いてるの〜？
さやね
あ，ごめん気付かなかった。
お母さん
まったくこの子は…お父さんが了承して
くれたわよ
くれたわよ
さやね
え！ほんと！？ありがとう！
お母さん
いうならお父さんに言って！笑
さやね
やったね！ポチ！
お母さん
ポチ？
さやね
そう！この子の名前だよ〜♡可愛いでしょ！
お母さん
え，ええ！そうねぇ！
さやね
じゃあお母さん私，ポチと寝るね！
お母さん
わかったわ。ポチとさやね，おやすみなさい。
翌朝〜
さやね
ふぁあ〜眠い…今日も地獄の学校が始まるのか。
でも大丈夫！私にはポチがついてる！（心の中に）
でも大丈夫！私にはポチがついてる！（心の中に）
美月（友達）
さやねおはよ！相変わらず眠そう笑
さやね
うーん，まぁね〜
美月（友達）
それに…傷も癒ないね。
さやね
…そうだね
さやね
（え，何この妙な雰囲気。私反応悪かった？）
美月（友達）
まぁ，とりあえず行こ行こ！何か
あったら私が先生に言ってあげる！
あったら私が先生に言ってあげる！
さやね
ありがとう！
今日はここまで！次は学校編です！じゃあバイちゃっちゃ〜
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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