/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
校庭ではいろんな部活が活動していた
高中楓
あれ??人がたくさんいるなー……
高中楓
こういう時は秘密基地だよ
藤崎朱里
秘密基地……?
朝陽理夏
行ってみればわかる!!
そう言って2人は走っていった
藤崎朱里
(また走るんだ……)
私は2人についていった
藤崎朱里
ここは……?
高中楓
よく分かんないけど人が来ないんだよね
高中楓
さて訓練の前に1つ朱里に教えなきゃいけないことがあるんだ
藤崎朱里
何ですか?
高中楓
神器について……なんだけど
藤崎朱里
神器……??
高中楓
うん
高中楓
知らないの?
藤崎朱里
知りません……
高中楓
えええええええええええ!?
藤崎朱里
そこまで驚くことですか?
高中楓
え……だって朱里持ってるから……
高中楓
神器……
藤崎朱里
え????
朝陽理夏
朱里がつけてる指輪……
朝陽理夏
それ神器じゃない?
確かに私は指輪をつけてる
藤崎朱里
これは……
藤崎朱里
母がくれた指輪です
藤崎朱里
そもそも神器って何ですか!?
高中楓
神器っていうのは昔の怪盗たちが残した物なんだ
高中楓
その神器には不思議な力が宿ってる
藤崎朱里
でもこの指輪は普通の物ですよ
高中楓
いや……多分それは……
高中楓
昔の殺人怪盗の魂が宿った指輪だね
高中楓
その指輪をつけると死ぬまで外れない
高中楓
そして殺人怪盗の魂が体の中に入る
藤崎朱里
…………
藤崎朱里
まさか………
高中楓
そう朱里の中にいるのは……
高中楓
殺人怪盗だよ
よく分からない
どういうこと……?
藤崎朱里
もう大丈夫です
藤崎朱里
指輪のことは話さないでください
高中楓
……分かった
高中楓
じゃあ次は私たちの神器について話すね
高中楓
怪盗部の部員は全員持ってるんだよ
朝陽理夏
僕はこれ!!!
理夏は赤い腕輪を出した
朝陽理夏
これはね腕につけると10分間透明になれるんだよ
朝陽理夏
だから僕、戦闘というよりは偵察が得意なの
高中楓
確か花は死んでなければどんな傷でも直せるライトで……
高中楓
瑛人は………
高中楓
……なんだっけ?
高中楓
忘れちゃった
藤崎朱里
忘れたんですか!?
高中楓
ごめんね~~
高中楓
ちなみに私の神器は……
高中楓
これ!!!
そう言うと部長の手から……
朝陽理夏
えええええ!?
藤崎朱里
な、何!?
部長の手から刀がでてきた
高中楓
ごめんごめん驚かせちゃったかな
高中楓
私はこうやっていつでも刀を出せるんだ
高中楓
怪盗部の中でも一番しょぼいかもね
藤崎朱里
一番グロい神器は部長のですね
高中楓
じゃあちょっと遅くなちゃったけど
高中楓
訓練の時間だよ!
藤崎朱里
訓練って一体何をするんですか…?
高中楓
えっとね……
高中楓
適当に戦うだけ!!!
藤崎朱里
………
藤崎朱里
何言ってるんですか……??
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
