テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
るる
るる
文化祭の目玉イベントは…告白?
るる
るる
えとの気持ち
ゆあんの気持ち
えとの行動
ゆあんの行動
クラスの人
状況を知らせる人
文化祭の企画会議
私たち実行委員がいくつかの案をまとめて、クラスにプレゼンした中で1番ウケが良かったのがまさかの「告白ステージイベント」だった
クラスの人
クラスの人
クラスの人
周りの子たちはノリノリだけど、私は冷や汗をかいていた
あんなの、企画のバリエーションとして冗談半分で入れたやつだったのに
隣でプリントを片手に笑ってるゆあんくんが、なんかすっごく嬉しそうなのがさらに不安を煽る
時間の経過を知らせる人
案の通り、告白ステージが正式に採用されることが決まった
私は職員室に提出する資料をまとめてから教室に戻ろうとした
廊下を歩いていると、前方からゆっくりと歩いてくる人影が目に入る
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあんくんさ誇らしげに笑う
その顔を見てるとつい聞いて見たくなる
えと
ゆあん
えと
ゆあん
軽い調子でそう言われたのに、なんでか言葉が出てこなかった
胸の中にざわっと波が立つ
苦しいほどに
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ぽつりと、風に混じって落ちてきたその言葉が、心に残った
時間の経過を知らせる人
家に帰っても落ち着かなくて、ベッドに入っても眠れなかった
ゆあんくんがステージで告白するところなんて…想像しただけで心臓が苦しくなる
でもその隣に私がいるところは想像できない
ふざけてるのか、本気なのか
どっちなんだろうってずっと考えてる
あんなに軽く「好き」って言える人に本気なんてあるの?
でもあの時
ゆあん
って言葉は、なんか違って聞こえた
ちょっと怖い
だってそれがもし本当だったら私はどうしたらいいの?
時間の経過を知らせる人
朝のHRのあと、ゆあんくんがまた自然に隣にやってきた
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあんくんはニッと笑ったあと、少しだけ真剣な顔でこっちを見た
ゆあん
えと
冗談にしか聞こえないのに、心の奥ではもう、
それを冗談として処理出来なくなっている自分がいる
るる
るる
るる
他の女子に告白されたら…?
文化祭が近づくにつれ、ゆあんの人気が表に出てきて、他の女子たちからの注目も集まり始める。 ある日、えとはゆあんに告白しようとしている女子の話を聞いてしまい――心がざわめき始める。
るる
るる