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貴方と出会わなければ……【連載中】

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貴方と出会わなければ……【連載中】

3 - 貴方と出会わなければ……(2)

♥

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2023年01月04日

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𝐒𝐭𝐚𝐫𝐭

𝓡𝓮𝓷

の前に……2点

𝓡𝓮𝓷

名前『恋(れん)』ではなく、

𝓡𝓮𝓷

『恋華(れんか)』に変更です。

𝓡𝓮𝓷

⬆お母さんの名前と揃えたいから。

𝓡𝓮𝓷

あと、恋華の年齢が変わりました。

𝓡𝓮𝓷

なので、第1話も1部変わっております。

𝓡𝓮𝓷

気になる方は良ければもう一度見てみてください。

𝓡𝓮𝓷

よろしくお願いします。

𝓡𝓮𝓷

では、本当の……

𝐒𝐭𝐚𝐫𝐭

恋華(12歳)

あ、あの……お母様……

恋華の母

なあに?れんか

恋華(12歳)

あ、あの……

恋華(12歳)

水揚げのお相手のお方って……

恋華の母

あ〜、私の常連のお客様よ。

恋華(12歳)

……そう、ですか……

恋華の母

大丈夫。

恋華の母

あのお方なら、優しくして下さると思うわ。

恋華(12歳)

はい……(そうだといいけど……怖い…。)

恋華の母

ほら、れんか?

恋華の母

もうすぐ時間よ。

恋華の母

準備しなさい。

恋華(12歳)

分かりました、お母様。

恋華(12歳)

準備が終わりました、お母様。

恋華の母

あらぁ、いいじゃない。

恋華の母

さすが、私の娘。

恋華の母

似合ってるわ

恋華(12歳)

ありがとうございます…

恋華の母

私の着物でも着れるほど大きくなったのねぇ。

恋華(12歳)

……(微笑む)

恋華の母

…じゃあ、いってらっしゃい。

恋華(12歳)

いってきます、お母様……

恋は土下座みたいな感じ?で 挨拶をする体制です。 By主(𝓡𝓮𝓷)

恋華(12歳)

初にお目にかかります

恋華(12歳)

『華季花魁(はなきおいらん)』の娘、恋華と申します。

恋華(12歳)

本日はお忙しい中、よくぞここ吉原までお越しくださいました。

恋華(12歳)

誠にありがとうございます。

顔上げろ。

恋華(12歳)

は、はい。

恋華(12歳)

(わ、わあ、綺麗なお顔……。)

(思ったより、綺麗だな……)

恋華(12歳)

((*⩌ω⩌* ) ジー)

………

どうした、俺の顔の傷……が怖いか…?

恋華(12歳)

あ、いえ。

恋華(12歳)

とても綺麗なお顔だったので…つい…

(綺麗な顔か……)

恋華(12歳)

もうしわけ……

別に謝れとは言ってない。

恋華(12歳)

……はい。

恋華(12歳)

えっと……貴方様のお名前は……。

俺は……

『春(はる)』だ。

よろしくな*^^*

恋華(12歳)

よろしくお願いします……

まっさかなぁ、俺が『華季』の娘の水揚げの相手をするとはなぁ。'`,、(´∀`)'`,、

恋華(12歳)

……(微笑む)

恋華(12歳)

……(お母様が言っていた通り、優しい人ではあるかも…)

なあ、

恋華(12歳)

はい、春様

お前、俺が怖いか?恋華

恋華(12歳)

い、いえ…そんな事……。

あるよな。

恋華(12歳)

……

水揚げなんて、こえーもんだと思うよ。

恋華(12歳)

……はい。

お前は、これから、色んな客を持つことになる。

恋華(12歳)

……

俺は華季の『馴染み(なじみ)』だが、

これからお前の『馴染み』も出来るだろう。

⬆『馴染み』(華季)花魁が客を自分にふさわしいと認めたという意味

ここから少し詳しい説明をしよう! By主(𝓡𝓮𝓷)

花魁を指名したい場合は、「初回」「裏」「馴染み」の3段階を経る必要があります。 「初回」と「裏」の段階では、客は花魁と会話ができません。

「馴染み」の段階になって、花魁が客を自分にふさわしいと認めたという意味で、客は初めて花魁と会話や共に飲食を楽しむことができます。

「馴染み」になった後、客は他の遊女を指名し遊ぶことは、浮気したとみなされます。 浮気した場合は、客はお詫び金を支払わなければいけなかったと言われています。

⬆『花魁』が許可した場合(妹分たちなど(娘))は大丈夫だったそう。

座敷では、客は常に下座、花魁は上座に座ることになっていました。 これは、花魁は客よりも位が上という意味を示すためだったと言われています。

以上!『馴染み』の説明By主(𝓡𝓮𝓷)

恋華(12歳)

……(そんなこと、分かってます。)

なあ、お前。

俺と『約束』をしないか?

恋華(12歳)

…『約束』、ですか?

ああ。

お前、俺のことは怖くないんだよな。

恋華(12歳)

えっと、はい。

なら、お前、俺だけの花魁になれ。

恋華(12歳)

……はい?

恋華(12歳)

それは、どうゆう?ことで?

簡単に言うとな、俺だけに抱かれろって事だ。

恋華(12歳)

……でも、ここは吉原です。

恋華(12歳)

そんな事できるはず……

(´▽`) '` '`

恋華(12歳)

(´・ω・`)?

それが出来ちゃうんだよなぁ(笑)

まあ、お前が『いいなら』だが

恋華(12歳)

『足抜け』なら、お断りいたします。

⬆遊郭(吉原)から、逃げること

お前は面白いやつだなぁ(笑)

そんな事しねぇーよ。(笑)

『身請け』だよ。

⬆遊女などの身の代金や前借金などを代わって払い、その勤めから身を引かせること

⬆『花魁』現代の金額にしたら、数千万円~億単位にも相当すると言われています。

またそこまでランクの高くない遊女の身請けをする場合でも、40~50両(約160~200万円)はかかりました。

なので、遊女の身請けが一般の男性にはなかなかできず、ほとんど豪商や大金持ちの男性によってなされていました。

恋華(12歳)

!!!

恋華(12歳)

み、身請けですか?

恋華(12歳)

わ、私がいくらか知っているのですか?

ああ、知っているとも。

1億5000万

だろ

そして、華季が……

3億

だな

恋華(12歳)

……

恋華(12歳)

は、はい

そこでだ、

ここからが本当の『約束』の話なんだが……

恋華(12歳)

はい……

俺、一応華季の馴染みだから……

そう簡単にお前を身請け出来ないんだ。

恋華(12歳)

……です、よね。

でも、ここの主人に条件付きで許可をもらった。

恋華(12歳)

!!!

恋華(12歳)

えっ?

それはな、

お前が

1年で

『花魁』になること

だそうだ。

恋華(12歳)

……?

恋華(12歳)

私、今日が水揚げですよ?

恋華(12歳)

そんな、1年なんかで……

恋華(12歳)

ましては『花魁』なんか……

恋華(12歳)

最年少で花魁になった人も

19歳

恋華(12歳)

ですよ?

ああ。

俺が全力サポートする。

もし、お前が花魁になれたら……

俺の

『妻』

になってくれないか?

恋華(12歳)

えっ?

俺は本気だ。

恋華(12歳)

……

恋華(12歳)

分かりました、春様がそうおっしゃってくださいますのなら、喜んでお受けいたします。^^*

恋華(12歳)

(無理ですよ。そんなの……)

本当か!

ありがとう!恋華!

恋華(12歳)

はい!^^*

恋華(12歳)

(ごめんなさい、春様。この『約束』は守れそうにないです。)

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