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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

柚月

こんにちは

柚月

或いはこんばんは

柚月

柚月です

柚月

最近不登校加速気味なので

柚月

最悪、と言ってましたね

柚月

それでは皆様

柚月

行ってらっしゃいませ

ティル

あー、天気いい

ティル

最高

纏う雰囲気が変わる

適当であやふやな雰囲気から

限り無く無へ

ティル

………………

痛いくらいの静寂が

僕の心に突き刺さる

弓を握る手に神経を注ぐ

何れ程時が経っただろうか

数十メートル先の的に

放った矢が刺さる

ティル

ッ………はぁ…………

肩の力が抜ける

ティル

…………………………

ティル

何がって訳でもないのにさぁ………

ティル

なんで、こうなっちゃうかな

シャークん

……………一人でなに言ってんの

ティル

ありゃ、見られちゃってたか

別に、行くつもりはなかった

絶対会いたくなかった

シャークん

…………あ…………

適当に歩いてるだけだった

無視すればよかったのに

目を向けてしまったのは

あいつが寂しそうだったから

ティル

なんで、こうなっちゃうのかな

そう言ってしゃがみこむあいつに

分かんねえけどイライラした

シャークん

……………一人でなに言ってんの

俺に気づいてなかったのか

気付いてたのかは知らねえけど

こっちを見てまた笑った

シャークん

(なんで笑うんだよ……!)

こいつなんか大嫌いだ

ティル

何かあった?

ティル

(一番僕のこと嫌いだろうに)

ティル

(僕に話しかけるとか………)

ティル

(本当に何かあったかな)

シャークん

なんもねえよ

ティル

ありゃ、そうなの

シャークん

…………お前

ティル

ん〜?

シャークん

……………なんでもない

ティル

ティル

そっか

シャークん

………ここにいていいか?

ティル

そりゃあもちろん

ティル

面白くないと思うけど……

シャークん

別にいい

シャークん

面白いとか思ってないし

ティル

(それはなんかそれでなぁ)

ティル

君がいいならいいんだけどねぇ

僕がそういえば

ムッとした顔が少しだけ

笑ったような気がして

僕も自然と笑顔になった

ティル

あはは、君が見てくれるなら

ティル

少しだけ張り切っちゃおうかな!

それから僕が何本か射った後

シャークん

…………なぁ

ティル

ん?

シャークん

…………俺にもできるか?

ティル

…………………

シャークん

(弟だからって守られてばっかりは)

シャークん

(もう、嫌なんだ)

シャークん

(俺も、あいつらを守りたい)

シャークん

(俺がつよかったら)

シャークん

(守れたものだ)

ティル

……………はは、いーよ

ティル

僕で良かったら君に教えてあげるよ

シャークん

まじか!?

ティル

ほんとほんと

ティル

まあ、教えるまでにはしてもらわなきゃいけないこと

ティル

いっぱいあるけどね

シャークん

っ…………………

シャークん

(やっぱり……………)

ティル

まず一つ目

シャークん

………なんだよ

ティル

とりあえずご飯をいっぱい食べて

ティル

いっぱい寝ること!

シャークん

…………は?

ティル

体づくりから始めなきゃねぇ

シャークん

待て、そんなことでいいのか!?

シャークん

(絶対へんなこと言ってくると思ったのに)

ティル

そんなことって君ねぇ

ティル

そんな貧弱な体躯で武器は扱えないよ

ティル

重いんだから

シャークん

う………………

ティル

気持ちだけ先走ったら

ティル

怪我するんだよ

シャークん

いい

シャークん

それくらい慣れてるし

ティル

だーめ

ティル

君は良くても

ティル

君の兄弟が悲しむだろう?

シャークん

ティル

それに、君達はまだ若いんだから

ティル

焦らなくたっていいんだよ

シャークん

お前もそんなに変わらねえだろ

ティル

やだなぁ、僕もう結構歳いってるって

シャークん

嘘だ!

ティル

えぇ……………

ティル

(僕そんなに小さい………?)

Broooock

シャークん!!

シャークん

Broooock?

Broooock

だ、大丈夫?

シャークん

大丈夫、別に怪我してない

ティル

君達双子だっけ

シャークん

そうだよ

ティル

いいねぇ、そっくりで

ティル

可愛い可愛い

シャークん

は!?可愛くねーよ

Broooock

……………………

ティル

ありゃ、人見知りかな

ティル

(僕と同じだ)

シャークん

Broooockは末っ子だからな

シャークん

…………特に目をつけられてたんだよ

ティル

………なるほどねぇ

ティル

(責任取れないなら産まなければいいのに)

ティル

改めて僕はティル

ティル

どうぞよろしく

シャークん

…………シャークん

Broooock

……………

ティル

あは、そんなにオロオロしなくていいって

ティル

君の片割れは素敵だね

シャークん

は!?

Broooock

Broooock

…………………うん

Broooock

シャークんはかっこいいよ

ティル

仲良しで何よりだ

ティル

さ、そろそろ戻るよ

ティル

冷えちゃうからね

シャークん

うん

Broooock

はーい

柚月

おかえりなさいませ

柚月

面白かったでしょうか?

柚月

良ければ

柚月

いいね、コメント

柚月

よろしくお願いします

柚月

それでは皆様

またお会い しましょう

なんで僕に懐くのさ!?

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