明日は正しく生きられますか？

～2時間後～

そんな感じで30分後

1時間後

ｶﾞﾁｬｯ

待ってこれ部屋の人と一緒に入るの?!

傷見られたら終わりなんだけど?!

傷シートあるけど背中とか貼れないし…

うっわまじでどうしよ

もうどうにでもなれ

聞かれても黙ってればいいし

リスカの跡くらいは隠しとくか

⚠︎脱衣場です

腕袖をまくってリスカの跡に傷シートを貼った

これ以上の傷跡は隠せない

タオルで出来るだけ隠すつもりだが、流石に無理がある

ここまで来てしまったんだ

仕方がない

意を決して服を脱いだ

無理な通し方なのは分かってる

でも隠し通すと決めたんだ

流石にみんなに引かれたよな…

まぁみんなが虐められるよりはいいか…

でももしみんなに虐められたら…

気まずさを隠すように自分の頭にシャワーを掛けた

お湯めっちゃ染みる…

さっさと洗お…

勢いに任せて洗い終わったけど…

まぁそう聞かれるよな…

だって絶対染みるもん

でも

痛みを我慢して肩まで浸かる

しゃるろが話を変えてくれた

良い奴だなこいつ

それから10分ほど地獄の空気を過ごした

脱衣場に戻った瞬間、すぐに服を着た

みんなにこれ以上こんな体を見せつける訳にはいかないから…

嘘だろうな

あれが一瞬に感じる訳ない

みんな優しいから、触れないでくれている

会場には既にアイツらが居た

そう言って案内されたのはアイツらの真横

バレたし…

はぁぁぁ最っ悪

取り敢えず…今は楽しむか

そんな感じで9時まで楽しんだ

れむたちの部屋とは結構違う構造だ

その頃、クロノヴァ部屋では…

ｶﾞﾝｯｶﾞﾝｯ

ｶﾞﾁｬｯ

れむ視点

俺はあれから1時間くらい暴力を受けている

全身激痛でフラフラする

ｶﾞﾁｬｯ

扉を開けると…

何故かみんなが居た

その瞬間体がふわっと浮いた

声は聞こえるがもう目を開ける元気はない

申し訳ないが、運んでもらうことにした

背中に温かみを感じた

多分ベットかなんかに降ろされたのだろう

力を振り絞って声を出した

みんなには迷惑を掛けたくない

明日には歩けようにはなってるはずだ

いつもそうだから

そこで俺は意識を手放した