ココ
マイキー
ココ
マイキー
ココ
蘭
竜胆
マイキー
プルルルルル プルルルルル
春千夜
蘭
春千夜
電話に出た春千夜は少し困ったような顔でマイキーを見た。
春千夜
マイキー
春千夜
マイキー
ココ
マイキー
蘭
マイキー
マイキーは座っていた机から降りて地下へ向かい始めた。梵天のアジトは全ての部屋が防音になっているため、向かう途中はマイキーのサンダルのペタペタという音と、他全員の靴の足音が廊下に響くばかりで、何の音もしなかった。問題の部屋の前には銃を構えた下っ端が数名、緊迫した表情で立っていた。すぐにボスと幹部達に気づき、驚きつつも全員頭を下げた。
マイキー
下っ端A
マイキー
下っ端B
すぐに下っ端Bがマイキーにカギを渡した。マイキーがカギを使ってドアを開けると、照明が付いておらず真っ暗だった。そして鼻歌が聴こえてきた。少女の声だった。
少女
春千夜がマイキーよりも先に入り、 壁のスイッチを押して照明をつけた。 すると部屋の真ん中に少女が座っていた。そしてその少女のそばには、動かない、おそらく死亡しているであろう下っ端が3人転がっていた。少女はむこう側を向いていたため、顔はわからないが、真っ白い長髪や白いワンピースのおかげで返り血が際立っていた。
マイキー
マイキーがそう呼ぶと鼻歌が止まり、少女が立ち上がった。そしてゆっくり振り返った。 少女は、笑っている。右手に銃を持って。
ヴィダ
ヴィダはマイキーの方へ走り出した。が、春千夜に阻まれた。
春千夜
そう言われると、ヴィダは春千夜の顔をまじまじと見た。
春千夜
ヴィダ
春千夜
ヴィダ
そう言うとヴィダは右手にずっと持っていた銃を下っ端Aにむけて、何の躊躇いもなく引き金を引いた。
コメント
3件
新連載も始めようと思ってるので、良かったらそっちも見てみてください!コメント嬉しいです!
ありがとうございますぅぅ!!