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40分程電車に乗り最寄りの駅に着く

気持ちを切り替えて和真が待つ車に乗り込む───

頼 倖菜

パパ~見て見て!いっぱいとった

英貴からもらったものは 全てゲーセンで取った景品ということにした

頼 和真

ゴミを持ってくんな

頼 倖菜

は?ゴミじゃないし

頼 和真

ゴミだわそんなもん

英貴からのプレゼントをゴミ扱いされ 私は気分が悪くなった──

家に着くまでの15分間弱 一言も喋らず外だけを見ていた

家に着き、英貴にLINEをした

頼 倖菜

家着いた

武谷 英貴

おかえり♡

頼 倖菜

うん…

武谷 英貴

どうした?

頼 倖菜

ゴミって言われた…

武谷 英貴

なにが?

頼 倖菜

ひでくんからもらったもの全部

武谷 英貴

あーね

頼 倖菜

ゴミじゃないのに…

武谷 英貴

ありがとう!

頼 倖菜

ペアリングしてるよ♡

武谷 英貴

俺もしてるよ

頼 倖菜

ひでくん大好き//

武谷 英貴

俺も大好き

この後は、通話を繋げ 寝落ち通話をした───

約1ヶ月後───

私は、定職に付かない和真との離婚を本格的に考えていた

頼 倖菜

パパ

頼 和真

んあ?

頼 倖菜

離婚しよ

頼 和真

なんで

頼 倖菜

いつになったら働くの

頼 和真

いつか

頼 倖菜

何年ニートしてんだよ

頼 和真

探してんだよ

頼 倖菜

仕事選んでんじゃねぇよニートが

頼 和真

なんでそういう言い方しか出来ねぇの?

頼 倖菜

お前なんかに優しい言葉なんかかける必要ないから

頼 和真

は?

頼 倖菜

離婚してください

頼 和真

やだ

頼 倖菜

なんで?

頼 和真

好きだから

頼 倖菜

あたしはもう好きじゃない

頼 和真

なんでそんなこと言うんだよ

声が少し震えていた

頼 倖菜

パパとはこれ以上居られない

頼 和真

別れないから

頼 倖菜

むり

頼 和真

やだ

頼 倖菜

もう無理なんだって!!

頼 和真

しない

この言い合いがしばらく続いた

離婚をしないと一点張りの和真に 苛立ちが増し

キッチンから包丁を持ち出し

何処かに行こうとする和真を追い掛け 和真に包丁を投げ付けた───

反射神経の良い和真は華麗に交わした

交わされたことに苛立ちが増し 玄関に置いてある花瓶を取り 和真に投げ付けた───

頼 和真

当たったらどうすんだよ!!
あぶねぇな

頼 倖菜

知るか

頼 和真

犯罪だからな

頼 倖菜

なら犯罪者とは一緒にいたらだめだよ?離婚しよ

頼 和真

しない

頼 倖菜

意味わかんないから

頼 和真

俺はお前が好きだから

頼 倖菜

あたしはもうお前に恋愛感情なんてないから

頼 和真

頭冷やせ!!じゃあな

そう言って車に乗りどこかへ行ってしまった

私は部屋に戻り、 繋ぎっぱなしの通話に戻る

武谷 英貴

派手にやったな

頼 倖菜

聞こえてた?

武谷 英貴

当たり前だろ

頼 倖菜

離婚しないって

武谷 英貴

それも聞いてた

頼 倖菜

もうやだ…

武谷 英貴

ゆき?

頼 倖菜

なに?

武谷 英貴

こっちに来て仕事探す?

頼 倖菜

美桜は?

武谷 英貴

連れてきてもいいけど学校は?

頼 倖菜

転校させる?

武谷 英貴

落ち着いてからじゃダメか?

頼 倖菜

うーん…

武谷 英貴

うん。やだねw

頼 倖菜

うん…

武谷 英貴

1ヶ月だけも嫌か?

頼 倖菜

うーん…

しばらく考えた───

その結果、私は家を出ることに決めた

1ヶ月間頑張って 英貴の所で落ち着いてから 迎えに来ようと決めた──

それなのに───

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