この作品はいかがでしたか?
556
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美里
ひなた
ひなた
仕事から帰ると、 彼氏のひなたが笑顔で出迎えてくれた
今日は仕事の帰りがいつもより遅いから待たなくてもいいと言っていたのだが、ひなたは何時間も私を待っていてくれていたようだ。
美里
部屋には美味しそうな匂いが漂う
美里
ひなた
美里
ひなたは毎日、頼んでいる訳でもないのに私が仕事で留守の間、部屋の掃除から料理までなんでもしてくれる
彼はフリーターだがアルバイトを日中と深夜帯の間、幾つか掛け持ちし頑張って働いているのできっと彼も疲れているはずなのに・・・ そんな様子は一切見せず、いつも笑顔で私を出迎えてくれるのだ
どんなに仕事が遅くなろうとも必ず私の事を待っていてくれる
美里
美里
ひなた
美里
ひなた
美里
ひなた
ひなた
ある日
ひなた
ひなたが無邪気な笑顔で私を手招きする
美里
私はそっとひなたの隣に座った
ひなた
美里
ひなたに言われた通り目を瞑り手を差し出す すると左手の薬指にいつもと違う違和感
ひなた
美里
目を開けると、私の指には豪華なダイヤ付きのリングがはめられていた。
ひなた
やつれるまで頑張って働いていた理由がこの為だったのだと思うと、健気すぎるひなたに思わず涙が溢れた
美里
ひなた
私は「もちろんだよ」とギュッとひなたを抱きしめた 満足気なひなたに思わず笑顔にさせられる
ひなた
ひなた
君の居ない世界なんて いらない
君だけが僕の 存在意義
コメント
4件
めちゃくちゃ好きなんだけどこの連載
なんかささるわw