遥斗(はると)
彼は私の彼氏、遥斗 温厚で優しい彼は私には勿体無いくらいなのだが・・・ 唯一の悩みと言えば彼の尋常にない束縛
華(はな)
毎日のスマホチェックは当たり前 最近では勝手にGPSアプリまで入れられ・・・私は常に彼の監視下にある
華(はな)
スマホをじっと見つめる彼の表情が段々と険しいものに変わっていくのが分かった
遥斗(はると)
華(はな)
遥斗(はると)
私の言葉を遮って、ムッとした様子の遥斗
華(はな)
遥斗(はると)
遥斗(はると)
そう瞼に涙を浮かばせる彼
これはきっと愛ゆえの嫉妬・・・ 私には彼に従う以外選択肢がない
こんな彼だけど・・・愛しているから
華(はな)
遥斗(はると)
華(はな)
遥斗(はると)
さっきまでの表情とは打って変わって 嬉しそうにパァっと瞳を輝かせる彼を見て私は安堵した
華(はな)
遥斗(はると)
そう彼が優しく私を抱きしめる お互い目が合うと 惹かれ合うようゆっくり唇を重ね合わせた
僕以外の人間なんて要らない
僕から離れたら許さないよ
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