ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
とある日から…
あいつは、
俺につきまとうようになった。
橙
橙
赤
橙
橙
赤
橙
紫
橙
橙
赤
紫
橙
橙
まただ…
俺は…
素直になれない。
今日こそは!!
橙
橙
橙
赤
なんでこんな返事しかできないんだ…
橙
え?
赤
橙
赤
赤
橙
俺の返事を聞いて、
橙くんは行ってしまった。
赤
今日も素直になれないし、
今日はなんか橙くんなんかあったのかな…
赤
赤
赤
そう思ったとき…
橙
赤
紫
赤
紫くんの声もする…
帰ろうとした。
聞いちゃいけない気がした…
でも…
聞こえてしまった…
紫
紫
橙
あぁ…
俺がいなきゃ…
紫くんは…
赤
橙
紫
気がつくと…
そこには赤くんがいた。
わかってる。
橙くんが俺を見ていないこと…
それでも…
『好きなんだ…』
紫
紫
紫
橙
紫
紫
紫
赤
赤
紫
紫
紫
紫
赤
赤
赤
紫
赤くん…
最初からわかってた。
橙くんのこと幸せにできるのは
君なんだって…
まかせたよ…
赤くん。
紫くんが、赤に
紫
って言って帰っていきました。
どういうこと?
紫くんは、俺のことが好きだった…
俺は赤が好き。
赤は…?
さっき…
赤
赤
って言ってた…
俺のことは…
赤
だって…
ってことは、
俺は失恋した…?
やっ…
でもでも…
紫くんさっき…
紫
紫
って…
?
どういうこと?
赤
橙
赤
橙
橙
赤
橙
いやいや…
ここで天然発動?!
わかってよ…
橙
橙
赤
橙
赤
赤
さっきの大好きで…
赤
橙
橙
赤
橙
赤
赤
赤
『友達として』?!
ということは…
赤には…
橙
赤
橙
橙
赤
なんのだろ…
橙
…
気づいてなかったんだ…
赤
橙
赤
俺はやっぱり素直になれない。
俺にはこれが限界。
なのに…
なんでそんな…
不安な顔をしているのだろうか…
俺はこんなにも…
君が好きなのに…
そっか…
俺が言えないからか…
『橙くんが好きだよ』って
声にしなきゃいけない…
でも…
俺には『無理』だよ…
橙
橙
赤
赤
橙
曖昧な言葉で俺たちは帰った…
紫くんにまかせられたけど…
俺には無理だったよ…
『嫌いじゃないよ』
その言葉が頭から離れない…
橙
裏を返せば…
橙
そう思ってしまう。
勘違いだったら…
そんなことを思ったら…
赤は迷惑だろう。
さっきの俺が…
あのときの俺が…
橙
橙
橙
赤
俺は赤の気持ちが知りたい…
俺が…
『嫌いじゃないよ』って言ったときの、
橙くんの顔が離れない…
さっきの俺が…
あのときの俺が…
赤
赤
赤
橙くん
橙くんの本当の気持ちが知りたい…
赤の好きな人…
橙くんは本当に俺が好きなの?
赤は俺のことなんとも思ってない?
俺が素直になっても…
橙くんは俺のこと本気じゃなかったら…?
赤は誰が好きなんだろ…
俺じゃなかったら…
明日どうしよう…
いつもみたいに話しかけてくれる…?
いつもみたいに話しかけれるか…?
話しかけられてどうすんの…?
話しかけてどうすんの…?
あれ…?
考えてみれば…
橙くんのこと好きだけど…
赤のこと好きだけど…
俺は
赤/橙のこと…
わかってあげられてる…?
次の日
橙
橙
橙
勇気が出るまで…
きっかけがあるまで…
待とう…。
弱いな…俺。
でも…
そんな俺も全部…
橙
なんて…
だめかな…?
赤
赤
赤
赤
勇気が出るまで…
きっかけがくるまで…
この気持ちは言わない。
素直になりたい…
素直になれたら…
赤
赤
俺の…
素直じゃない部分も
赤
なんて…
俺は、わがままですか…?
赤
赤
赤
紫
紫
赤
赤
紫くん…
紫
赤
黄
赤
赤
紫
紫
紫
赤
黄
黄
赤
キーンコーンカーンコーン…
黄
赤
赤
黄
赤
教室に入ると少し安心した。
まだ彼はいなかったから。
でも、不安はあるもので…
赤
なんて聞いてしまう。
『まだ来てないよ』
そう聞いて
赤
としか言えない。
やっぱり待っている。
赤
そんなことを思っていると…
橙
君が来た。
『まだ先生来てないからセーフだよ。』
なんてクラスメイトの言葉を聞いて…
橙
橙
とか言って…
一人ひとりに挨拶しに行く。
橙
橙
それぞれ対応が違う。
相手のことをちゃんと思えるんだ。
そう思っていると…
橙
俺に回ってきた。
赤
いつものような気もした…。
でも、何か違った…
そっか…
嘘でもいいからいつもみたいに、
『好き』
って言ってほしいんだ…
目の前を過ぎていった橙くんを見て…
赤
泣きそうになる。
今ここで泣くなんてかっこ悪いから
俺はバレないようにクラスを出ていった。
赤
みんなは気づいていないのか…
赤がさっき教室を出ていった。
追いかけようとした。
でも、俺なんかが行っていいのか…
そんな気持ちがあったからか、追いかけれなかった。
橙
紫
俺はそんなにわかりやすい顔でもしていたのか…
紫くんが話しかけてきた。
紫
橙
紫
紫くんは意外そうな声をあげた。
橙
橙くんが困ってるっぽかったから…
紫
って話しかけたんだけど…
昨日のこともあったからか…
少し黙り込んでいた。
こんな姿に見覚えがあった…
朝の赤くんだ!!
2人が落ち込んでるってことは…
紫
橙
紫
なんでって…
2人の悩みは別?
紫
橙
橙
紫
橙
紫
橙
紫
まさか…?!
紫
橙
橙
紫
橙
橙
付き合ってないのなら…
赤くんは…
紫
橙
紫
そう言って俺は、
赤くんの1番の理解者にメッセージを送った。
『赤くんよろしく』
そんなメッセージが紫くんから送られてきた。
なんのことだろう?
そう思ったとき、僕のいる生徒会室の扉が開いた。
赤
黄
黄
紫くん…
もしかして…
赤
本当は話さないはずだった話を
しなければならないのかもしれない。
黄
その言葉に少し安心感を覚えた。
俺は想ったことを口にした。
赤
黄
少し考えている黄ちゃん。
俺が話したいことを理解してくれたのか、
黄
と優しく聞いてきた。
赤
そして俺は、
昨日の出来事を黄ちゃんに話した。
俺の精一杯の気持ちが伝わっていないこと
いつもどおりにしようと思ったこと
いつもの橙くんじゃなくて悲しかったこと
黄ちゃんは
黄
そう相槌を打ちながら聞いてくれた。
赤
赤
俺の話が一通り終わったところで、
思いもよらない言葉が黄ちゃんからでてきた。
黄
正直、赤の話を聞いていて
『辛かった。』
だから…
言わないはずだった言葉が出てきてしまう。
赤
赤
黄
黄
赤
黄
赤
黄
黄
赤
黄
赤
黄
黄
そう。
僕は赤を応援するって決めたんだ。
赤
黄
赤
黄
黄
赤
黄
赤
赤
黄
赤
黄
赤
さよなら。
僕の初恋…
頑張れ赤!!
黄
黄
赤
俺はダッシュで教室に戻ってきた。
橙くんは、紫くんと話していた。
紫くんは俺を見ると…
紫
と言って俺たちを二人にしてくれた。
橙
橙
赤
橙
赤
赤
橙
橙
黄ちゃんに勇気をもらった。
紫くんにも任された。
だから…
次は橙くんに『俺を』わかってほしい。
赤
赤
赤
橙
赤
赤
赤
赤
赤
赤
橙
橙
赤
赤
橙
橙
赤
橙
橙
赤
橙
こうして…
俺と橙くんの恋は実りました。
俺たち以外も…
黄
赤が行ったあと…
生徒会室には
桃
桃くんが入ってきた。
彼は泣いている僕を見て、
何も聞かずただ抱きしめてくれました。
黄
僕が泣き止んだ頃…
桃
黄
黄
桃
『こんなとき』というのは、
『失恋したとき』ということだろう。
黄
桃
黄
桃
桃
僕はまだ気持ちが整理できていなかった。
黄
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
桃
黄
もう赤のことは考えていなかったのかも…
桃くんに僕は少しドキッとしてしまいました。
黄
桃
黄
青
青
俺が逃げ出した廊下で、
彼はそう言って抱きしめてきた。
紫
青
紫
彼の温もりが伝わってくる。
青
ムスッとしながら、君はそういう。
青
青
青
こういうときって、
何も言わずに抱きしめたら王子様なのにな…
王子様にならないあたりが
青ちゃんだな…
いや…
これはこれで、俺だけの王子様なのかな…?
青
青
急に少しかわいくなる。
紫
紫
その言葉を真に受けた君は、
青
青
青
なんて言ってる。
紫
紫
青
かっこよくなったり、
かわいくなったり、
そんなことを考えたとき。
気づいてしまった。
俺の新しい王子様になってほしい人…
紫
青
青
紫
青
紫
青
青
青
紫
新しい俺だけの王子様に出会いました!!
そんなこんなで、
今でも俺たちは超がつくほどの仲良しです!!
赤
橙
赤
桃
青
赤
橙
桃
黄
桃
黄
紫
青
青
紫
赤
赤
橙
赤
橙
赤
橙
青
橙
あのときは見えていない未来も
あのとき考えていた未来も
いろんなことが
『夢』から『現実』へと変わっていってます。
橙
赤
橙
赤
橙
赤
橙
赤
赤
橙
もう俺には十分なくらいの幸せがあります。
あのとき伝わらなかった言葉も
今はちょっと分かってくれるようになりました。
俺も少しだけ、
赤
橙
橙
赤
橙
橙
赤
赤
素直になったようです。
橙くんは鈍感だったから
気づいてくれなかったけど、
って俺も人のこと言えないくらい
鈍感で素直じゃないけど、
今は
『嫌いじゃない』
君と
『大好きな』
4人の仲間と
幸せな毎日を過ごしています。
橙
赤
橙
赤
橙
赤
俺たちのように
こんな形もあれば、
黄
桃
黄
黄
桃
桃
黄
桃
桃
桃
黄
黄
黄
桃
桃
黄
黄
ギュッ
桃
僕たちのように
こんな形もあって
紫
紫
青
青
紫
青
紫
紫
青
紫
紫
青
紫
青
紫
紫
青
紫
青
紫
紫
青
こんな
俺達みたいな形も
同じ形は
1つもない
君に褒められて、
赤
橙
赤
橙
赤
赤
橙
喜んで、
辛くなって
黄
桃
桃
黄
君の胸へ飛び込んで
桃
黄
慰めてもらったり、
紫
青
紫
青
君と喧嘩して
紫
紫
青
ムキになって、
でもやっぱり
君がいなきゃだめで、
紫
青
仲直りする。
君の笑顔が見たくて
赤
赤
橙
赤
でも少し
橙
橙
赤
照れているような
俺にしかさせられない
顔が見たくて。
君には
『かっこいい』って思われたいから、
赤
黄
桃
桃
ちょっと余裕なふりをする。
でもやっぱり…
桃
黄
桃
黄
黄
桃
黄
桃
黄
余裕なふりは
難しい。
カタカタカタッ…
紫
君の邪魔はしたくないから
甘えたいって気持ちを抑えて
君に『ありがとう』って言ってもらえるように
家事などをこなす。
でも…
青
それすらも終わってしまえば、
青
また寂しさが戻ってくる。
もういいかなと思って
君の部屋を覗くと
紫
と分かったように手を広げてくれる
青
青
紫
誰のせいだと。
なんて気持ちもありつつ
それよりも君に甘えたかったから
僕は素直に答える
青
紫
紫
青
紫
紫
君と話すだけでも
好きが溢れてくる。
始まりは、
君の『好き』
出会ったとき
失恋した少しあと
君が泣いていたとき
失恋したとき
君が声をかけてくれたとき
いろんなきっかけがある。
君のことは…
嫌いじゃない。
愛しとーよ
大好きです///
愛してる
俺だけの王子様
僕の大好きな人
いろんな『想い』がある。
君がいなくなったら…
やだ…
考えたーない
僕はどう生きればいいですか?
無理
死んじゃう
追いかける
そう思うほど。
黄
黄
桃
桃
紫
紫
青
青
橙
橙
赤
赤
好きな人がいるなら
大好きな人がいるなら
愛してる人がいるなら
大切な人がいるなら
あなたの形で
『好き』を
『大好き』を
『愛してる』を
『大切』を
伝えてください。
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん