相棒だから

いつも通りだった

徹夜して飯食ってトンチに追いかけられてその後書類とにらめっこ

今日は特に何も変わりはなかった

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なんや？外騒がしいな…

れたｯ…！

コ…が倒…たｯ

興味もないのに引き付けられた

嫌な予感がした

聞かなきゃ良かったかもしれない

コネシマ様が倒れたｯ！！

シッマの軍兵が突然放った言葉

どうしても行けなかった

行きたくなかった

俺だけ

手が震えて中々勇気が出ない

ただ風邪なだけかもしれない、

でもｯ

怖いｯ…

そういいインカムに話しかける

言えた…良かったｯ…

ｺﾂｺﾂｺﾂ

俺の歩く音がよく響く

なんでそんなに青ざめた顔しとるん？

いつもの元気な明るすぎるぐらいの笑顔はどこにあるんやｯ…

返事…さすがに出来んよな

喋らんでええって言ったの僕やしな

不安

不安

不安

不安で押し潰されそうやわ…

シッマが病気になったことなんて1つも無かった

だから怖いｯ…

死ぬなら一緒やからな

相棒ｯ…！

いつの間にか…着いてた

相変わらずシッマはえらそうや…

こころがいたい

相棒が苦しむなら俺だって苦しまなきゃ

相棒やから

あいぼうやから

？

あいぼうって…なんやろ

死に至るとかはないよね？

さすがに…大丈夫、やろ

気まずｯ…

ペ神と言い合ってシッマが助かるわけやないのに…

何も悪ないペ神傷つけるとか

最低やな僕

シッマが死んだらどうしよう

死なないで欲しい

死んだら…ｯ

なんて考えん方がええな

俺にできることはなんやろ

やっぱり不安

こわい

時刻は…3時半、？

シッマｯ…

作り笑いはやめて欲しいなｯ…

嘘つき

俺は全部知ってんで

うわ俺本当に最低やわ

確かに

俺も死ぬならシッマには生きてて欲しいわ

でも

死ぬ時が一緒ってのも寂しくないからええけどな

鈍い音が響いた

俺は死ねたのだろうか

勿論来世でもずっと一緒やで

相棒