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曇りの空が街を包む
それは自分の意識を表しているようだった
曇りの空にカラスが飛ぶ
少しの悩み、
それがひび割れとなりだんだんとでかくなっては、心にはもう嵌らないピースの穴が残る
何度も弄りと言うものは私の心を蝕み、息をする度にこの美しい街の美麗な景色に吐いた空気は目障りとなる
幼い頃から居る家
平凡…とは言いにくい家柄、弱音と言うものは吐かないよう言われていても吐き出す場所がなければ溜まるだけ
思い出もずっと溜まった家も悪夢や思考で見たくも居たくも痛くもなる
地位が高いせいで
家族がみんな有能なせいで
周りと違うせいで
おい! 君の父親はこんなんじゃ音をあげなかったぞ!
あいつ、この学校に合わないぐらい頭悪ぃよなぁ
あいつの父親、凄いやつらしいぞ?
じゃあ、
コネってわけか?
そうだろうよ、いいご身分だよな
俺らは努力したってのに…なぁ?
ッおえ…
綺麗に整えられた家の中
嘘を隠したくて望んだ意識が記憶に残っていたものがフラッシュバックしては全てを毒で染めるような内容物が出る
気づけば床は出た物が足元に囲むようにでていた
終わらない悪夢の様な世界
だが、そんな世界でも少しの光は指す
時計が20時を示す頃、父さんは帰ってくる
親はとても優しい
だからもあって、いつも生き急いでしまう
〘お父様に早く役に立たなければ〙
〘お母様の役に立たたなければ〙
自分の心の膿がとても腐っては毒となって性格に影響を移す
〘他のやつより有能になりたい〙
〘馬鹿にしてきたやつを見返したい〙
なんて
いつも悪夢を見る
親に感ずかれたけど、ずっと起きてるのは悪夢を見るからだ
今までのトラウマも、思い出も悪夢として見るからだ