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病弱な俺の宝物

第8話 - Episode.7

101

2025年06月23日

#krpt

#jp

🐾るぅ🐾＿サブ垢

よしっ、じゃあ行くか、！

うんっ...、！

あれからjpの体調はどんどん良くなってきた。

理由を聞くと、俺に嫌われるのがすごく心配だったらしい。

気にしすぎてストレスが溜まって、 2~3週間ほど体調が落ち着かなかったとも言っていた。

まあ、今は元気になってくれてよかったけどな、っ

ついたぁ、っ

俺の家遠いよね、笑

ほんまにな、よく通ってるわ、っ笑

そしてjpは、最近よく笑ってくれるようになった。

些細なことでもなんでも、すっきりしたような表情で。

俺もjpが笑うと嬉しくて、一緒になって笑う。

いい笑顔やな、ほんとに...、っ

学校楽しい、？

まあね、っ

てかまず当たり前のように毎日通えるのが嬉しい、っ！

なら良かったわ、っ笑

何かが原因で行きたくないとかあったら、俺がすぐ気づけるようにしないと...っ、

おはよ~っ、

おはよ、！

おはようございますっ、！

jpもねっ、！

っぁ、うん...おはよ、っ

2人は俺の友達で、jpのことも理解してくれた。

だけどjp自身はどう接していいか分からないようで、少し会話がぎこちない。

Teacher

今日は転校生が来たから、紹介するぞ、！

いきなり先生が入ってきて、そんなことを口走った。

転校生かぁっ、

こんな時期に誰だろ、？

確かに、っ

？？？

初めまして、っ

urっていいます...、っ

へぇ~っ、いい子そうやん、っ

なあjp、と言って隣の席の彼を見ると、jpの目はこれでもかというほど見開かれていた。

jp、？

ぁっ、えっと、っ(焦

Teacher

じゃあ~、席はyaの隣だ

こっちこっち、！

urくん？が戸惑っていると、yaが手を振って場所を知らせた。

よろしくね~、！

よろしく...、っ

はぁっ、はぁ...、っ

jp、？

いやっ、ちょっと...、っ

は~っ、は~っ...、

大丈夫か、？(さすさす

...、先生、！

Teacher

どうした、？

jpが体調悪いみたいなんですけど...、

Teacher

そうか、保健室行ってきていいぞ

jpっ、ちょっとごめんな...、(抱上

ふぅっ、はぁ...、っ

jp大丈夫か、？

触ってる感じ、熱はなさそう...だけど、っ

なんかあったん、？

俺の背中に乗っているjpに、できるだけ優しい口調でそう言った。

えっと...、っ

しばらく沈黙が続く。

＿＿そんなに言いにくいことなんだろうか。

大丈夫やで、っ

俺は全部受け止める、

俺に失望されるとか、考えなくていいんやで、？

うん...、っ

あの、っ

うん、どうした、？

urって人...なんだけど、

あ~、転校生やろ、？

そう、その人...、

その人、俺のこと虐めてた人で...っ、

そうなんか...、っ

きっとjpは、俺が″いい子そう″って言ったから言いにくかったんやろな...、

聞いたらだめかもやけど...、

どんなことされたん、？

...っ、

urは...、俺が引き取られそうになったところを横取りしてきて、

jpの話によると、彼が引き取られそうになったところを、urと他の人達が引き留めたらしい。

″そんな陰キャより、俺らを選んで″ ″そいつ、障害持ってるんだ″ ″俺らのほうが、絶対いい子だ″ って。

彼らの話に納得したのか圧に負けたのか、その人たちはjpではない別の子を選んだ。

やっぱり、″障害″って言葉が引っかかったのかなぁっ、

どうやろな、っ

なんかが引っかかる...、

そんなにする必要あるか、？

jpの話だけじゃ、筋が通らない気がする...、っ

俺の考えすぎか、？

でも、俯きがちにぽつりぽつりと言葉を並べるjpを見て、悩んでいるのは紛れもない事実だということを改めて実感する。

俺が助けてやる、っ

jpを、楽にさせてあげたい...、っ

す~っ、す~っ...、(寝

あれからjpは、urにされたことを色々教えてくれた。

てか保健室の先生どこ行ったんよ、っ

保健室の先生はどこに行っているのか全然戻ってこなくて、jpは話疲れたのか眠ってしまった。

jpが教えてくれたのは、urの″言葉″についてだった。

施設の人に ″こいつすぐ泣くんですよ、笑″ ″jpをどうにかしてくださいよ~、笑″ とか色々言ってたらしい。

本当にたまに、jpに対しても言ってきたらしい。

これって虐めって言わないか、ってjpはつらそうに笑ってたけど、″殴られるのが虐め″とかそういうのはないから、俺は立派な虐めだと思った。

なんでやろ、っ

なんでurは直接的なことをjpに言わなかった、？

でも、jpに聞こえる声で...、

いやでも、たまに言ってたんか、っ

でも、jpのことを言葉で苦しめたのは間違いない。

苦しかったやろな、っ

もうちょっと早く出会えてれば、jpが辛い思いをする機会も減ったかもしれへんのに...、っ

んん″っ、(ぱちっ

ぁ、起きた...、？

うんっ、

...なんか考えてたの、？

俺そんな酷い顔してた、？笑

いや...、考え込んでるみたいな顔...っ、

ん~、ちょっとなっ、urのこと考えてた

そうなの...、？

......なんか、ごめんね...っ、

いや、ええで、？

俺が気になったから考えてただけやし、っ

そっか、っ

なんか、引っかかるんだよな...、

なにが、？

jpに直接的な言葉を言うことは少なかったんよな、？

うん、っ

でも、たまに言ってきた...、

(こくっ、

...施設にいたとき、体調悪い日多かったやろ...っ、

よくわかったね、笑

やっぱり、？

そんなこと言われたらしいストレス溜まるよな、っ

うん...、っ

jpが体調悪かったとき、urは気にかけてくれた、？

確か、1回あったかな...、

やっぱり、なんか引っかかるんよな、っ

でもその日の夜、何でかわかんないけど顔がすっごい腫れてた、っ

どういう感じに、？

ごめんっ、覚えてない...、

体調悪くて、早く寝たくて...、っ

まあそうよな、っ

その後もjpと少し話したけど、引っかかることばかりだった。

体調大丈夫かってこそっと言ってきたこともあったし、urが辛そうな表情をしていたこともあった。

なんでや、？

繋がらんなぁっ、

取り敢えずurに聞くのが手っ取り早いか、っ

jpの心の傷は癒えないかもやけど、っ

絶対、真実を掴み取るからっ、！

約束する、っ

ありがとう、っ

jpを今まで以上に幸せにしてやる。

俺は、そう決意した＿＿。

病弱な俺の宝物

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