⚠︎注意 ・iris 青桃 BL ・桃青要素有り ・桃さんヤリチン表現有り
長いこと走り続けた先に、薄暗い一本の道が見えた。
俺は迷わずその暗闇に飛び込んだ。
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息を整えていると、視界の端に二つの影が見えた。
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突然、頭上から明るい声が降ってきた。
こちらが見上げるのと同時に、彼は地面に降り立った。
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素早く立ち上がり道を抜けようとすると、がっしりと腕を掴まれた。
反射的に振り返ると、月に照らされたピンク色の髪が見えた。
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俺はそのまま奥へと引き摺られていった。
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俺が連れて行かれた先はこじんまりとした和室だった。
部屋の中心には1人用の布団が敷いてあり、その横には小箱が置かれていた。
その他にはこれといって家具もない、かなり殺風景な部屋である。
灯りは点いておらず、差し込む月光が部屋を青白く染めている。
彼は俺を乱雑に布団に向かって投げ捨てた。
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彼は徐に近付いてきて、俺の頬を撫ぜた。
背筋に悪寒が走るのを感じていると、その手は徐々に下ろされていく。
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手が腰に達したところで、彼は口を俺の耳元に近付けた。
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焦っている俺を見てか、彼はクスッと無邪気に笑って服を脱ぎ始めた。
ベルト代わりの紐をスルスルと解き、白いズボンを下ろす。
チャイナボタンを開けた胸元からは白い肌が見え隠れしている。
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そう言って彼は指に嵌められたいくつもの指輪を一つずつ外していった。
手元を見つめるアンニュイな瞳が差し込む月光に照らされ妖艶に輝く。
よく手入れされた髪が垂れて彼の表情を隠す。
口のピアスと耳のピアスを繋ぐチェーンが光を帯びて軽やかに揺れる。
動かされる腕は筋肉質で、それでいて触ったら簡単に折れてしまいそうなほど細い。
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彼は下を脱ぎ終わったようで、甘い声を出しながら俺に覆い被さった。
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彼は俺のズボンに手を伸ばした。
ガシッ
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彼が力を緩めた一瞬の隙に、俺は彼を押し倒し返した。
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彼は対抗しようと腕に力を入れた。
しかし、それが俺を突き放す前に俺は彼に口付けた。
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舌を入れると彼は生意気にも応戦してきたが、苦しくなってきたのかジタバタし始めた。
それを見て口を離してやると、唾液の糸が彼の頬に垂れ下がって流れていった。
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彼の体を片手で抱きしめて押さえつけながら、もう片手で自分のズボンを下ろす。
いよいよ彼の顔に焦燥が見え始めた。
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挑戦的な目を向けた彼は、俺のブツを見て固まった。
彼の顔が少し青ざめたのが分かった。
そりゃそうだ。俺のは結構デカいという自負があるし、彼を見てギンギンに勃った状態だ。
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図星を突かれわなわなと震える彼を片目に、側にあった小箱を漁る。
予想通りそこにはローションが入っていた。
蓋を開け、俺のモノにローションを塗りたくる。
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まだ何か言おうとする彼を両手で押さえつけ、上から見下ろす。
彼は一瞬動きを止めた。
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俺は自分のモノを彼の後孔に充てがった。
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それを聞くとないこは安堵したように息を吐いた。
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ないこの顔が絶望に染まるのを見ながら、昂ぶりをないこの腰に深く打ちつけた。
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バンッ
例の部屋の襖が勢いよく開いた。
そこに立っていたのは青髪の男で、その手にはないくんが抱えられていた。
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それを聞いて、いむと顔を見合わせた。
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男は高らかに宣言した。
ボスを負かしたということは、このシマはこいつのもの同然だ。
そうなれば俺たちはこいつに従うしかない。
俺たちは男の前に跪いた。
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特徴的な青髪、高身長で整った顔立ちの男。
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今回は運が悪かったみたいだ。
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いふは腕の中のないくんを見て、そっと頬に口付けした。
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そう言って彼はまた部屋に戻って襖を閉じた。
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二人が布団に入る影が見えた。
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