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Rui
Rui
なんだか、考えが深い夢を
見たような気がする
Rui
今 僕達がいるのは、墓地からほんの少し離れた古い民家
Rui
僕は、不意に昨晩の出来事を思い出す
Rui
Rui
布団を畳み終わった僕は、広間に向かった
階段を下りて、顔を洗った僕は
広間の扉を開けようとする
すると、中から声が聞こえてきた
Rui
〜外からの様子〜
アレス
アレス
メイジー
メイジー
メイジー
声的に、アレスくんとメイジーちゃんが何かを話しているみたいだった
アレス
アレス
あぁ…たしかに、3人でリュックに入っている支給品を分け合うのも
限界に近付いていた
Rui
僕は、終始入りづらかったが
勇気を出して、広間の扉を開けた__
Rui
アレス
アレス
広間に入ると、なんというカオス空間…
メイジー
メイジー
…やっぱり、メイジーちゃんって
食いしん坊なんだな…
と、僕は悟った
Rui
Rui
話についていけなかった僕は
近くにいるアレスくんに話しかけた
アレス
アレス
アレス
Rui
Rui
…えっ、今全部…っていった?
Rui
上手く状況が飲み込めない
Rui
Rui
支給品は、缶詰が2スタックとホットケーキミックスの粉、なんかよく分からないゼリーなどが入ってた…気がする
メイジー
メイジー
メイジーちゃんは下を向く
これは、あとで聞いた話なのだが
メイジーちゃんは、複雑な家庭環境で育っており
口の大きなおばあちゃんと暮らしている…というウワサだった
Rui
Rui
僕は、なんとか場の雰囲気を戻そうと
必死になっていた
Rui
Rui
アレス
アレス
アレス
アレス
と、リュックの中身を確認している
その中には、あと毛布とかが入っていた…気がする
Rui
Rui
僕の種族は吸血鬼
食べるものがなければ血を飲んで過ごしていれば、基本死ぬことはなかった__
あれから 朝食を取った僕達は
2日目の墓地探索をすることにした
メイジー
メイジー
メイジーちゃんは、お腹を抑えながら歩いている
アレス
アレスくんは、呆れた顔でそう言う
メイジー
メイジー
僕から見た感じ…
メイジーちゃんの方が少しだけ、年上に見えた
Rui
そこで、僕はポケットの中を探してみると…
Rui
Rui
メイジー
アレス
僕達はラムネを頬張った__
???
Rui
この世界は、夏のような温度だけど
なんだか肌寒い
アレス
アレス
なんだか、僕の背中が少しずつ冷たくなっていく
メイジー
メイジー
…なんだか、上から変な音が聞こえてくる
Rui
聴覚には自信がある僕は
細かい音がはっきりと聞こえてきた
メイジー
その音は少しずつ
大きくなっていく
Rui
Rui
アレス
メイジー
僕とメアリーちゃんは左に
アレスくんは右に避ける
???
???
その声で僕は背中が凍った
なぜなら それは__
Rui
聞いたことのある声だったのだから__
ゴールデンツギハギ
ゴールデンツギハギ
ゴールデンツギハギ
…えっ、逃げるだけで食料がもらえるの?
メイジー
メイジー
アレス
…んまぁ、やるとなったら…
アレス
Rui
Rui
Rui
ゴールデンツギハギ
ゴールデンツギハギ
ゴールデンツギハギ
《2日目について》 ○エリアのどこかに隠された食べ物を探すこと(室内&寺あり) ○牢屋解放なし あとは1日目と一緒
ゴールデンツギハギ
Rui
Rui
僕は、一目散に走り出す
メイジー
アレス
ゴールデンツギハギ
永遠に"黄昏"の世界に閉じ込めてあげよう__
メイジー
メイジー
Rui
Rui
僕は違和感をもった
メイジー
Rui
ゆういつ オバケを怯ませることができる
ランタンが無くなっていた
アレス
アレス
どうやら、アレスくんとメイジーちゃんのも無くなっているみたい
アレス
アレス
アレス
たしかに その通りだ
Rui
食料が底を尽くか
僕達の体力が尽きるかの
戦いだ___
アレス
アレス
アレスくんが指を指す
アレス
そこに見えたのは___
Rui
探し求めていた食料だった
メイジー
Rui
僕は、手を伸ばそうとした__
ゴールデンツギハギ
僕の目の前にツギハギが現れて___
メイジー
アレス
僕の目の前に立ち塞がった
Rui
ガタッ
Rui
僕の足は宙を浮いていて…
Rui
そして、僕は意識を手放した__
アレス
アレス
遠くから、男の子の声が聞こえる
メイジー
メイジー
次は女の子の声__
すると次の瞬間
メイジー
僕は意識を取り戻した
Rui
Rui
アレス
Rui
そうだ…
思い出した___
Rui
Rui
Rui
アレス
アレス
メイジー
…と、教えてくれた
メイジー
メイジー
…と、とても心配してくれていたが
実際は、どこも痛くない
Rui
Rui
メイジー
アレス
…秘密バラそっかなと思ったけど
僕はあえて、秘密を隠した__
あれから
僕達は夕方の墓地を探索していた
アレス
アレス
アレス
アレスくんはその場で凍り付いていた
メイジー
僕達はアレスくんに駆け寄る
Rui
Rui
僕達は少し休ませようとしたら…
バタリッ
Rui
メイジー
アレスくんは倒れ込んでしまった___
〜アレス視点〜
アレス
僕は目を覚ますと
真っ暗な空間に
ただ1人___
立っていた
アレス
アレス
???
???
知らない人の声が
僕の脳内に響き渡る
アレス
アレス
アレス
僕と姉さんは幼い頃
両親に捨てられた経験がある
アレス
だから…人に捨てられるのが
トラウマだった__
アレス
アレス
メイジー
アレスくんが目を覚ました
アレス
アレス
どうやら、混乱しているようだ
Rui
んまぁ、無理もないけどね
Rui
Rui
メイジー
メイジー
メイジー
僕とメイジーちゃんは
手を差し出す
アレス
アレス
アレス
差し出した指に温もりを感じる
いつしか僕達3人は
メイジー
1つの友情が結ばれた…そんな気がした
Rui
あれから僕達は
食料があった古い民家に戻ってきていた
アレス
アレスくんはそう言う
どうやら、番号式のロックが掛かっているみたい
アレス
あれから、アレスくんは
少しずつだけど、落ち着いてきたみたい
メイジー
メイジー
メイジー
どうやら、メイジーちゃんが
思い当たる節があるようだ
メイジー
メイジーちゃんは、ひとつひとつ ゆっくり番号を入れていく
そして…
メイジー
ガチャンッ
アレス
小さなロックは床に落ちた__
Rui
Rui
僕達は、沢山の食べ物を
腕に抱えていた
アレス
たしかに、こんなに多い荷物を
歩いていくのは大変だ
メイジー
メイジー
現在の時刻は夕方の6時
お腹が空くのは、とても良い頃合いの時間だった
あれから、ツギハギと会うことはなく
僕達は無事に、拠点に帰れたのであった
メイジー
メイジー
僕達は非常食を頬張る
Rui
2日連続 非常食生活は
すこし寂しかったので
僕は、この機会を持って料理をすることを決意した
メイジー
メイジーちゃんは笑って
アレス
これはとても頼りになりそうだっ!
アレスくんとメイジーちゃんが離席していたとき
Rui
違和感のある障子を見つけた
Rui
どうやら、何か空間があるようだ
だけど、その空間は小さくて
何があるかは全く僕には分からなかった
Rui
Rui
僕は、違和感に引きづられながら
和室を後にした__
メイジー
メイジー
アレス
アレス
ガチャ
僕はキッチンの扉を開けた
そこには、なにやら楽しそうに料理をしていたアレスくんとメイジーちゃんがいた
Rui
Rui
アレス
メイジー
メイジー
メイジー
と、お砂糖が入った入れ物を取る
アレス
アレス
…どうやら、お砂糖の入れ加減で揉め事を起こしていたみたい
Rui
メイジー
メイジー
Rui
僕は控えめに指摘する
Rui
甘いものは好きだけど、甘すぎるのは別だ
アレス
アレス
メイジー
…でも、仲良しで何よりだ
僕は、2人を見ながら
Rui
アレス
メイジー
中々会話は続かない
相当、2人も疲れているんだろうな…
アレス
メイジー
2人の目からは、小さな雫が流れ落ちる
Rui
Rui
僕は2人をぎゅっと抱きしめ、落ち着くまでずっと傍にいた__
アレス
アレス
Rui
Rui
メイジー
2人の気持ちが、少し落ち着いたようだ
Rui
時刻は夜中の2時
最終日のこともあるし、早めに寝ようと思っていた
メイジー
アレス
Rui
最終日に続く___