春の匂いと君の匂いが

トラクロ ⚠️ナマモノ 苦手な方は見ないことをお奨めします！

今はハッキリ「好き」とは言えないかもしれない。 だけど トラゾー先生の事なら信じられる気がする。 好きになれる気がする。

またトラゾー先生が向日葵みたいに笑った。 心臓がキュッとなる。

……あぁ、 やっぱり俺 元からこの人の事好きなのかも。

ふいにトラゾー先生が真顔に戻った。

空を見ると確かに、 大きな大きな満月が浮かんでいる。

デートという言葉に 耳が熱くなるのを感じる。

くいっ （トラゾーがクロノアさんを顎クイ）

ゾクッ

トラゾーが 燃えるような目で俺の瞳をのぞく。

圧が恐い。 でもその強い眼差しに ゾクゾクしている自分もいる。

（トラゾーの心の声） り、理性がぁっ！

ﾌﾟｯﾂﾝ

翌朝　職員室

早いも何もトラゾーが一晩中… …とは言えないな…///

…そう言えばしにがみ先生は？

見渡すと、自分の机でグダッとしている しにがみ先生がいた。

あれ？

しにがみ先生、腰痛ベルトしてるな？

………もしかして?!…

そう思ってチラリと ぺいんと先生の顔を見る。

ぺいんと先生は 何の汚れも無いような笑顔で トラゾーの話に笑っている。

……………

………まさかね。