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トントントン...ジュージュー.....
朝から部屋に響き渡る音
具材を切ってフライパンで炒める
何を作っているのか
オムライスだ
今日は珍しく、朝早くに目が覚めた
何もすることがない中、唯一できるのが料理だった
普段は俺の彼氏が作ってくれている
だから俺は、料理はあまりしない
今日は彼に喜んで貰おうと
不慣れながらも、少しずつ作っていった
赤
見た目はちょっとあれだけど、味は大丈夫だと思う
赤
赤
もう9:00だというのに、未だに起きてこない彼
赤
階段を上がって、彼の部屋へとむかった
コンコンとドアを叩いてみる
赤
もちろん起きてるはずもなく
赤
そう言ってドアノブを回した
赤
赤
俺は彼の寝てるベッドに近づき、彼の寝顔を眺めてみた
赤
彼の顔を改めて見てみる
高くて筋の通った鼻
大きくて鋭い目
サラサラな髪
赤
そう言って彼の唇と俺の唇を合わせた
今思えば、こんなことしなければよかったのにって後悔する
赤
少しだけ合わせて離れるつもりが、彼の手が俺の後頭部を押して離れることができなくなった
更に、俺が息をしようと口を開けた瞬間、彼の舌が入ってきた
赤
こいつ、絶対起きてる
桃
赤
赤
流石に息も続かなくなり、彼の胸をトントンと叩いた
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
バタン
桃
桃
赤はその日、夜まで桃の声を聞かなかったらしい