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注意事項は1話「出会い」にてご覧下さい

あの死神と出会って一日がたった

夜、俺が寝る時は椅子に座って俺の事を見るって言っていたのが気に入らなくて

「一緒に寝んぞ」って引っ張った

死神は寝んくても死なないんやけどなぁ…って言いながらも一緒に寝てくれた

朝飯の時も、昼飯の時も着いてきてくれて

少し犬みたいだなー、なんて思っている

なあー、初兎くん

今日仕事あるん?

今日はあるでー

お!何をするんや?!✨

目を輝かして聞いてくるとか…

(マジで犬かよ…w)

あと少ししたらウチで勝手にマフィアを立ち上げたバカ共を締めに行くやろ?

その後に仲良くしとるマフィアの若頭と会食やね

会食はやる理由わかるんやけどさ

マフィア立ち上げたやつら締めるん…?

話とかはしないん?

もうしたわw

これが最後の忠告やーって言ったんやけど同盟組もうともせんし、撤回しようともせんから締める♪

ほーん、

なら命狩るかー♡

ご自由にどうぞ…w

死神を……いふくんを横目に見ながら用意をする

締めに行く時に銃やナイフを使ってバカ共をしてるのは基本構成員の仕事

僕は幹部ひとりを連れてそこの頭に会いに行く

多分、最近できたところやから統領しか居ないだろうし楽やろうなーとしか思わない

アタマを取る前に命狩られるだろうし、確実に殺せるなとも考える

(…死神強くね?)

コンコンッ

……誰や?

××です

ああ、お前か

なんや?

もうそろそろ出発のお時間です

もうそんな時間か

今行くわ

もう行くん?

時間やしな

お前はなんも準備せんでええんか?

鎌さえあればええからな

そっか

ならいくで

ういー

死神を連れて仕事するなんて

最初は思いもしなかったなぁ、

バカ共の所に乗り込んで直ぐに乗り込んだ

前からずっと思ってたけどさ

(ここきったなぁ、)

最近できたばかりだからあんまり金もないんだろうな

金なきゃきれいにできんのはわかるけど

さすがに汚すぎる

……きったな

拷問室でもないのに血があるんやけど

最悪すぎるやろ

……(笑いそうになるからやめてくれ)

若頭、お出迎えが来ましたよ

お前らが対処してくれや

俺は××と一緒に頭に挨拶しに行くから

頼むで?

はいっ!

そんじゃ行くぞ、××

承知しました

……統率取れててええな

自分の部屋は豪華なんやなー?

嫌味を言うかのように言う

いきなりバンッと扉をあけられてこんなこと言われたら不愉快に思うだろう

それを狙った発言だ

…なんですか、有栖さん

私たちはあなたがたと組む気はありませんよ

知っとるで?

知っとるから処分したいんよ

カチャッと銃を構える

逃がさない

しっかりあいつのことを見て……

あぶないっ!

バンッ

あぶないっ!

バンッ

…なんで打ったんや?

××よぉ?

クソが…ッ

気づいてよかった

契約した相手が一日で死ぬとかやべぇから

幹部の彼は裏切り者だったらしい

初兎くん、めっちゃキレてる

あぁ゛…うっざ

××と呼ばれていた彼に銃を向ける初兎くん

命狩る準備すっかぁ、

…殺すんか?

あ?殺すにきまってんやろ

は、あーんなに拷問が好きなお前さんが拷問せんとか…w

あの馬鹿な弟に言われたんか?!

…💢

バンッバンッ

……ブチギレてるな

急いで鎌を振り下ろし命を狩った

俺としてはなんの問題もないが……

"拷問が好き"や"馬鹿な弟"

あの言葉で相当キレとるよな

……俺、拷問は結構大切やと思っててん

裏切り者や馬鹿な奴らには拷問せなアカン

そう思っててさ

でも、弟はちゃうんよ

拷問はあんまりしない方がいいでしょ、って前言われて

俺が若頭やけど…弟は幹部やけど……

俺は兄弟揃って同じ権力が良くてさ

やから、前よりも拷問の選択を取らんようにしてるんよ

今回も、取らなくてええって思ったから殺そうとした

しかもさ、あいつ殺す前に××は煽りながら頭と目線を交わしてたんよ

やから、嗚呼……嵌められたんやなって

気づいたよなぁ……w

辛そうに話しているのを見てあの幹部を信用していたことがわかった

しかも、初兎くんの発言からして弟くんも彼からしたら大事な存在

そんなひとをバカにされるような発言は

(聞きたくねぇーよな)

しかもさ

馬鹿な弟って言いやがったしよ……

確かにあいつは天然やけど…芯が通ってる奴やんけ

俺の弟バカにすんじゃねぇーよ…ッ

バカにすんなら俺をバカにしろよな……ッッ

必死に涙を堪えながらそんなことを呟いている

今こうやって仕事するまで

2人きりの時は少し楽しそうに話していたのに

まだ出会って1日しか立っていないのに

俺は彼の笑顔が見れなくなってしまうのかもしれない

なんか、こんなこと前にもあった気がする

【背後の死神さん】 「仕事」 ℯ𝓃𝒹

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