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蒼華
間延びした呼び声に反応する声がある。
丑付三
蒼華
丑付三
さすがに面倒でたまらないと言わんばかりの声色で灰色の髪の青年は拒否をするが
蒼華
丑付三
蒼華
丑付三
蒼華
丑付三
なんだかんだで受けることにしたようだ。
蒼華
丑付三
蒼華
丑付三
淡い青色の髪が曲がり角に消えてゆくのを見送り、さりげなく手渡された小遣いをめくり、その下から出てきた物に男はつい引いたような声をあげる。
丑付三
境界があやふやになる時間
宵闇に包まれ、眠らぬ街ーーー魔都ヨコハマは小さな灯りをいくつも灯しだす。
それをヨコハマの中で一等高いビルからじぃっと見つめる人影があった。
蒼華
その人影の前にもう一つ人影が降り、何かを言う。
水無月
蒼華
水無月
蒼華
蒼華
蒼華
くるりとターン、後に一礼。舞台役者のような仕草をした彼の赤紫の瞳は爛々と輝いていた。
水無月
蒼華
赤紫の瞳の彼は上機嫌そうにくふくふと笑う。
水無月
蒼華
水無月
彼は主様と呼んだ男にさりげなく釘を刺され、しょぼん、と肩を落として一言。
蒼華
と言った後、ビルの合間に降りて行った。
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