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ウチは驚きを隠せなかった
ずっとっていつから?
そんな疑問が脳裏に飛び交う
ウチは小中恋愛相談も悩み相談も 千冬にしていた
そのとき、千冬はどんな気持ちで聞いてたの?
千冬は左頬を花火に照らされながら ウチの返事を待っている
〇〇
千冬はウザイ所も山ほどあるけど
優しくて強くて面白くて
何でも言える存在だし、 千冬にとってもそうだと思ってた
でも本当は違ったのかな
〇〇
〇〇
〇〇
すると千冬は、いつもの ウチのことを慰める時にする優しい笑顔になった
千冬
そのとき、 千冬は隠してるつもりだったんだろうけど
今にも溢れ出しそうなくらいの 涙を堪えている千冬が居たことをウチは知ってる
そういえば千冬がウチの前で泣いたことなかったなぁ
と、色々思い出しているうちに 2008年の夏もあっという間に終わり
もうすぐウチらは高校を卒業して社会人になる
卒業式の日
〇〇
高校生活もあっという間だったなぁ
ずーっと彼氏はできなかったけど とーっても楽しかった
もうすぐ大学生…
千冬とは初めて違う学校になっちゃうな
今まではずっと千冬が一緒に居てくれたけど 千冬が居なくなると思うとやっぱり不安だ
一人でやっていけるのかな
でも…あの時振ったのはウチだもんね
〇〇
バンッ
〇〇
〇〇
千冬
千冬
千冬ってウチが考えてたら すぐ来てくれるよね
そんなとこが好きなんだけど
〇〇
え、今好きって思った?
気のせいかな ウチが千冬のこと好きになるわけ…
千冬
〇〇
千冬
千冬
〇〇
〇〇
ガシッ
千冬
千冬
〇〇
千冬
〇〇
千冬
千冬
千冬
千冬
千冬
千冬はウチが元気無いことも不安なことも 全部知ってて
そのとき欲しい言葉をくれる
そして毎回、優しく微笑む
ウチを安心させるために
やっぱり大好きだ 大好きな千冬と離れるなんて嫌だ
なんで振っちゃったんだろう
気づくとウチは千冬の胸に顔を埋めていた
涙が止まらなかった
こんなに大きな声で泣いたのはいつぶりだろうか
ウチは 将来の不安、受験期の悩み、千冬のこと
全てぶちまけた
〇〇
〇〇
「付き合って」って言いたい
でもそんなこと言えるはずはなく
静寂な空気と 体育館あたりに居る卒業生達の声が
ウチらの間を流れる
しばらくすると、千冬は少し後ろに下がり ウチの顔をじっと見て言った
千冬
千冬
千冬
その言葉を聞いた瞬間 また涙が溢れてきた
また、それと同時に 完全に心を奪われたような気がする
千冬のことが好き
千冬
千冬
〇〇
〇〇
千冬
千冬
〇〇
〇〇
〇〇
千冬はすごく驚いて 驚きを隠せていなかったけど
すぐに決心した顔になって ウチのことを見て言った
千冬
〇〇
千冬
千冬
千冬
〇〇
〇〇
〇〇
千冬
〇〇
千冬
千冬
こうしてウチらは付き合った
A美とB子に報告すると 「やっと!?おめでとう!」とシンクロしてた
それから7年経った今
ついにウチらは結婚します
次回最終回