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記憶の狭間

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4 - ミサキ階段 〔壱〕

♥

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2022年03月15日

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輪廻

こんにちわ〜

輪廻

輪廻だよォ

輪廻

今回の回は
ミサキ階段…

輪廻

それじゃあ楽しんでいってね!

輪廻

本編どーぞ!!

………たは……

…あなたは知っていますか

その階段の 破ってはいけない "決まり"のこと…

その階段の四段目は 決して踏んではいけません

"あちら"に 連れていかれてしまうから

??

あ。雨降ってきたね

??

えー!!
サッカーしようと思ってたのにー!

トア

仕方ないよ

トア

今日は家でゆっくりしよう?

ぐうぅー…

??

…トアのご飯食べたい!

トア

もうすぐ3時だし

トア

おやつにしようか

トア

何食べたい?

??

ドーナツ…

??

ドーナツ食べたい!!!

トア

双子だね

トア

一緒に作ろうか

??

うんっ

??

やったー!!

トア

…う、はぁ…

トア

やっぱり進んでる…

トア

…なんで、いなくなったの

トア

なんで覚えてないの

トア

トア

ドーナツ、か

作ってみる価値はありそうだな

寧々には 休むって連絡しておこう

寧々

…はぁ

花子くんは言いました

"ヤシロは人殺しでも 仲良くできるんだ"

寧々

(あの時の花子くんなんだか
…怒ってた?)

寧々

(違う…)

あれはそんなのじゃなくて…

寧々

(あれは…)

寧々ちゃんっ!!

聞いてる?

寧々

ご、ごめん

今日はトアちゃんも来ないし、
寧々ちゃんたら最近ぼんやりして
ばっかりだし…

あ!もしかして
新しく好きな人が…

寧々

うーん…

寧々

そうだといいんだけどね

あっそうだ!

寧々ちゃんこんな話知ってる?

七不思議二番目

"ミサキ階段"

その階段の四段目だけは 決して踏んではいけません

決まりを破れば 死者の世界に引き込まれ

その身を千に万に 引き裂かれてしまう でしょう

そして黄昏時 その階段には犠牲者の血が どこからともなく 滴り落ちる_____

寧々

そ、その階段って…

美術室の前のB階段

血溜まりを見たって子が
何人もいるんだから〜

寧々

ひぇ…

あれ?確か寧々ちゃん
好きだったよね?
こういうお話…

寧々

好きだよ!好き好き!

寧々

(好きなんだけど…)

葵から聞いた話最近現実に なったばっかりなのよね…

じゃあ良かった!

私は怖い話って
ちょっと苦手だけど…

トアちゃんと寧々ちゃんが
元気になるならいくらでもして
あげるからねっ

寧々

葵…

先生

おーい

先生

赤根さんなーんか忘れてませんかね

先生

本日4時半美術室にて

先生

先生と♡

先生

進路相談♡

わ〜
そうだった!すぐ行きます〜

…あ、寧々ちゃん

また怖い話探しておくから
元気だしてねっ!

ありがとう葵…

でも怖い話は 探してくれなくていい…

寧々

あ。

花が咲いてる…

一生懸命育ててたし… 葵喜ぶだろうな

明日教えてあげよう

ピロン

寧々

ん?

寧々

どうしたの?

トア

今日学校行けなくてごめん

寧々

大丈夫だよ

寧々

あ。今日お家行ってもいいかな?

トア

無理

寧々

やっぱりダメかなぁ…

花子くん

なーにしてんの?

寧々

うわっ

花子くん

うわってなんだよ!
傷つくー

花子くん

で何してンのー?

寧々

トアの家行こうかなーって

花子くん

いいな〜

花子くん

俺も行きたい〜

寧々

花子くん出れないでしょ?

花子くん

えー…

でも少し可哀想…

寧々

遠くの人と繋がれる道具
とかないの?

花子くん

んー…

花子くん

あ。これならあるヨ〜

それは私たちの持つ スマホみたいなもの

寧々

スマホ…?

花子くん

なんで知ってるの?

寧々

私達も持ってるのよ

花子くん

へー

花子くん

でもこれ普通のやつじゃないからね

花子くんが言うには カメラ電話か出来るだけだという。

花子くん

これをトアに渡して欲しいんだ

寧々

わかった

か、かわいい…!!!

これがツンデレというの…!!?

寧々

OK出たから行くね

花子くん

スマホよろしくね〜

寧々

うんっ

寧々

んー…と…
ここを曲がって…

寧々

道入り組みすぎじゃない…?

男性

君ー

男性

ちょっといいかい?

私かな

寧々

は、はい?

男性

道に迷ってしまったんだが、
教えてくれるかい?

かっこいい…!!

寧々

はい!

寧々

どこに行こうとしてたんですか?

男性

コンビニなんですけど…

男性

分かりますか?

寧々

あ、それなら向こうです

寧々

…え

男性

確か調べたらこっちだったよ

男性

あぁ

さりげなく肩組んでくる… 気持ち悪い…

寧々

あ、えと…

男性

大丈夫大丈夫。
少しだけだから

ゾワッとした

怖い、叫びたい、逃げたい、

その時____

男性

どわっ!!

男性

うおっ!?

誰かが男の人に 飛び蹴りを食らわせた

その人物は_____

トア

おいクソ野郎…
何回ボコしたらわかんだ?あ"??

トア

これ言うの6回目だぞ

男性

またテメェかよ…!!

男性

ヒッ…おい、お前!!

男性

コイツ…!!

男性

あ?なんだよ?ただのガキだろ?

男性

それが違ぇんだよ!!

男性

こいつ…!!

男性

こいつは…!!

男性

あの有名ヤクザのグループを
1人で一掃した…

男性

"血の鬼姫"なんだよ!!!

寧々

血の鬼姫… 私でも聞いたことがある…

トア

…あ"??

男性

き、聞いてねぇぞ…!!!

男性

い、行くぞ!!
殺されちまう!!!

男の人達は逃げていった

トア

…はぁ、

寧々

あ、ありがとう…

寧々

助けてくれて…

トア

トア

ちょっといいなって思っただろ?

寧々

ヴッ

トア

…はぁ、

トア

ほら、行くぞ。

寧々

…うん

トア

ごめんな。1人にさせて

トアが呟いた言葉は 小さすぎて分からなかったけど

なんて言ったの?とは 何故か聞き返せなかった

トア

てきとーに座っといてくれ

トア

紅茶でいいか?

寧々

あ、うんっ!!

それにしても…

大きい…綺麗…

どの家具も新品のように輝いていて 私が座っているソファーには ぬいぐるみやクッションが 沢山あった

寧々

…ん?

床に落ちてる写真を見つけた

寧々

…誰?

黒い髪…ってことはトアかな…

何故、こんな血だらけなんだろう 何故、こんな傷だらけなんだろう 何故、こんな怪しい所にいるのだろう

色んなはてなが湧いたが、 1番に気になったこと

寧々

トアが…笑ってる…

多分、写真を撮ってる子に… 笑いかけてる。

じゃあ、写真を撮ってるのは誰?

こんな画角、 素人じゃ絶対撮れない

トア

何してんの?

寧々

うわっ!?

寧々

なんでもないよ!!

写真を隠してしまった

寧々

それより!!
部屋綺麗だね!!

トア

あー

トア

あんま使ってないからな。

トア

ん。紅茶

寧々

ありがとう

トア

んで?
なんで僕の家に?

寧々

実は_____

トア、貴方は一体…

___何を 隠してるの?

トア

ミサキ階段?

寧々

うん、
葵が教えてくれたんだけど…

トア

それなら僕も聞いたことあるよ

源センパイに、ね

トア

その噂を赤根さんから聞いたと

トア

で、僕にどうしろと?

寧々

…嫌な予感がするの

トア

ふーん…

寧々

ところで、トア
何飲んでるの?

トア

バタフライピー。

トア

知ってる?

寧々

へぇーそんなのあるんだ…

トア

少し飲んでみる?

寧々

うん

寧々

ゴクッ…わ、おいしい

トア

でしょ?

トア

あ、そうだ

トア

ドーナツ食べる?

寧々

あるの?

トア

あぁ、作った

寧々

トアなんでも出来るね

トア

そんなことない

トア

ん。

寧々

わ…美味しそう…!!

寧々

本当に食べていいの!?

トア

どうぞ

寧々

いただきます

ドーナツを1つ手に取り 口に含む

寧々

お、美味しい…!!!

寧々

トアのドーナツ好き…!!!

"うんま〜!!!"

"トアのドーナツ好き〜!!"

トア

ありがと

寧々

あ。そうだ

寧々

これ、花子くんが渡してって

渡されたのは…

トア

スマートフォン…?

寧々

花子くんだけに繋がる電話らしいよ

トア

へぇ…

トア

寧々はもらった?

寧々

いや

なんで僕だけ??

ま、いっか…

寧々

あー美味しかった〜

あ、寧々 花子くんの分まで食べた…

トア

もう帰るのか?

寧々

うん、ちょっと心配だけど

トア

そうか

寧々

いつでも電話してきていいからね!

トア

うん

トア

ありがと

無慈悲なドアの音と共に 静かになる室内

トア

風呂入ろ。

トア

…はぁ

トア

早く、見つけないと…

ちゃぷっ

トア

…僕はまだ、大丈夫。

トア

はぁ…

トア

夕ご飯は…要らないな

トア

眠いし、そろそろ寝ようかな…

prr...prrr...

誰だよ。こんな真夜中に

トア

…もしもし

花子くん

あ、トア?

トア

花子くん

ちょっと声聞きたかっただけー

トア

は??

花子くん

ていうのは嘘でー

花子くん

明日、手伝って欲しいことが
あるんだ

トア

それ寧々でも____

花子くん

もちろん!!
ヤシロにも手伝ってもらうさ

トア

…わかった

花子くん

それだけー

花子くん

おやすみ

トア

花子くんは寝ないのか?

花子くん

ま、ユーレイだからネ

トア

あー…

トア

じゃ、おやすみ

花子くん

うんマタネー

トア

なんだったんだ…?

トア

ふわぁ…

トア

もう寝ようかな…

トア

…明日嫌な予感がする。

瞼を閉じた

トア

…ん…

トア

朝、

今日は夢…何も見てなかったな

トア

なんでだろ…

トア

…嫌な予感する。

気のせいだといいんだけど…

トア

ふわぁ…

寧々

トア!!!

トア

うるさい寧々。
もうちょっと声下げて

寧々

あの…!!

寧々

葵が…!!

寧々

いなくなっちゃったの!!

トア

…は?

トア

どーゆーこと?

寧々

昨日、葵が育ててた苗木。
花咲いてたから教えてあげようと
思ったら全然来なくて…

寧々

しかも、
こんな変な草じゃなかった!!

トア

…確かに。

トア

ちゃんとした苗木だもんな。

僕も見てたけど

寧々

先生に葵のこと聞いたら…

寧々

「そんな生徒いない」って

トア

落ち着け

トア

親には電話したか?

寧々

あっ…!!そうだね…!!

赤根さんの親に電話をかける寧々

トア

スピーカーにしてくれる?

寧々

わかった。

葵母

はい。赤根ですが、

寧々

あの、寧々です!

寧々

葵が今日学校に来てないみたい
なんですけど

寧々

もしかして風邪とか_____

葵母

はい?

葵母

そんな名前の人うちには
いませんけど…

葵母

番号お間違いじゃないですか?

トア

…!!

寧々

そ、そうですか…

トア

寧々

とりあえず、花子くんの所に…!!

トア

あぁ

寧々

トア早く!!

トア

ちょ、ちょっと待って…

どんっ

寧々

きゃ!!

??

おっと

…誰。

寧々

ご、ごめんなさい…

??

こちらこそ

??

大丈夫?

寧々

は、はいっ…♡

??

はい落し物

寧々

あ、ありがとうございます…

寧々

素敵な殿方…♡

トア

こら寧々。

トア

チャイム鳴るぞ

寧々

あっ!!そうだった!!

寧々

行こう!!トア!!

??

♪〜

花子くん

行方不明?

花子くん

ふーん…

ふーんて…

寧々

ふーんじゃないのっ!!

寧々

花子くんてば朝もお昼も
居ないんだもん

寧々

結局こんな時間になっちゃって

僕は授業サボってたけどね

花子くん

まー俺も忙しくてね

花子くん

警察に届けたら?

適当すぎじゃね?

寧々

それがなんだかおかしくて…

寧々

お花も机も…

寧々

葵の持ち物は全部失くなってるし

寧々

それにみんな葵なんて子
知らないって言うの

その時____

花子ーーーッッ

は??

トア

(いやここ女子トイレなんだけど)

寧々

源くん!?
ここ女子トイレ…

トア

ほんとだぞ源

あ"ぁ!?

それを言うなら
お前も男子じゃねぇか!!

僕のことを指さす源

トア

は?

トア

僕女の子だけど???

は!?

お、男かと思った…

正直なのはいいけど グサッてくるんだよね

それより!!!

テメー!
うちの組の横尾と佐藤を
どこやった!!

花子くんの肩を掴み 前後に揺らす源

トア

落ち着け。

テメーの仕業に決まってやがる!!

ミョーな怪談流行らせやがって!

なんで誰も
あいつらのこと
覚えてねーんだよ!!

寧々

それって…!!

花子くん

消えた生徒に階段のウワサね…

花子くん

確かにそれなら心当たりがある

やっぱりな!テメー…

寧々

葵はどこに行っちゃったの?

花子くん

…この学園には異界に通じる
七つの場所がある

花子くん

あの階段はその一つ

ミサキ階段ね…

花子くん

消えた生徒達は異界に
連れていかれたんだろう

寧々

異界…?

花子くん

境界っつってねー

花子くん

生きた人間が迷い込むと
存在ごと消えちゃったりするのさ

花子くん

ヤシロやトア、少年みたいに
ちょっとトクベツな人間は
影響を受けなくて住むみたいだけど

境界…

兄ちゃんから聞いたことがあるぜ

境界は此岸と彼岸…

二つの岸辺を繋ぐ海で

そこには行く宛のない死者と怪異と
誰からも忘れ去られたモノ達の
世界だって

僕も源センパイから 聞いたことあるな。

花子くん

そのトーリ。
博識じゃん少年

寧々

そ、

寧々

そこに行った人は…
もう戻って来れないの…?

トア

寧々…

花子くん

そんな顔すんなってぇ

むぎゅっと僕と寧々の頬を 片方ずつ掴む花子くん

トア

いひゃい…

花子くん

大丈夫

花子くん

ちゃんと助けるさ

"大丈夫だよ"

ズキッ

トア

(いって)

花子くん

前にも言ったろ
俺は七不思議の七番目

花子くん

ヒトと怪異の関係を正しく
保つ義務がある

花子くん

もちろんヤシロとトアにも
手伝ってもらうけどね

寧々

花子ぐん…

花子くん

ヨーシヨシヨシ

すると

オラァ!!!

花子くん

なんだよー
これからイイトコなのに

触んなドスケベ野郎!!

テメー先輩とオカマ先輩を
境界に連れてくつもりだろ!

花子くん

まあそーだけど

俺も行くぞ!!

そんな危険な場所に
お前と先輩達で
行かせられねぇからな…

先輩は俺が守る!!!

花子くん

いーけど少年は俺の助手
じゃないし守ってあげないよ?

テメーの力なんざ借りっかよ!!

花子くん

肉片になっても知らないよ

にっ…じょっ…

上等だオラァ!!!

トア

ん?

トア

なぁ源。

トア

僕のことさっきなんつった?

あ?オカマ先ぱ____

トア

…あ"??

花子くん

あはっ

花子くん

少年虎の尾踏んだね

は___

トア

おいこのクソダサ交通ピアス。

トア

僕の名前は東雲だよ。

トア

だ・れ・が!!!

トア

オカマなんだよ言ってみろ

ひっ…

トア

ほら

トア

言えねぇの?

す、すまん…!!

東雲先輩…!!

トア

…チッ

寧々

(葵、きっと助けてあげるからね)

トア

ピチョン…ピチャ…

寧々

何…これ…

ポタッ…ピチャン…

寧々

(黄昏時に犠牲者の血が…
ってこれのこと…!?葵…)

(せせ先輩は何があっても
俺が守る…)

(ついでにコイツも祓う!!)

トア

(なんで僕まで…)

花子くん

花子くん

じゃ…行こうか

花子くん

四段目踏むんだっけ

花子くん

せーのっ

花子くん

いーち

にー

寧々

さん…

トア

…し

ぱちゃん

輪廻

はい!!
今回はこの辺で…!!

輪廻

連載遅くてごめんなさい…

輪廻

それではまたね!!

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