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羽海汐遠
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173
オタク(リリー)
17
あれからの日々は忙しなく過きていった
年は明け、最後のテストも終わり、
気がついたら卒業式の日がやって来た
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
教頭
教頭
教頭
きっと校歌を歌うなんて、人生で今が最後だろう
私は一音一音噛みしめるように歌った
生徒、教職員
ピアノの奏でる軽やかな和音と共に校歌は終わった
それと同時に、歌に隠れていた泣き声が露わになった
佐久間えみり
氷乃真城
氷乃真城
桃ノ木れい
城ヶ崎あかり
木下そら
星咲しずく
星咲しずく
五人で盛り上がっているとしずくがおずおずと会話に入ってきた
桃ノ木れい
桃ノ木れい
真城の父親
真城の母親
佐久間えみり
桃ノ木れい
氷乃真城
星咲しずく
星咲しずく
木下そら
木下そら
氷乃真城
そらの口から簡単に出てきた「リーダー」という言葉が、重みを帯びた
木下そら
木下そら
手をぶんぶん振りながら否定するそらに、私はそっと言った
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
ちょうどポーズを取っていたれいたちが振り返った
桃ノ木れい
氷乃真城
氷乃真城
城ヶ崎あかり
氷乃真城
佐久間えみり
星咲しずく
星咲しずく
氷乃真城
桃ノ木れい
氷乃真城
木下そら
氷乃真城
真城の母親
真城の母親
城ヶ崎あかり
氷乃真城
私たちは、桜吹雪の中写真を撮った
六人それぞれの肩に花弁が舞い降りていた
卒業式が終わり、やるべきことを済ませた私はメンバーを家に集めた
氷乃真城
氷乃真城
桃ノ木れい
佐久間えみり
佐久間えみり
氷乃真城
氷乃真城
木下そら
同級生
同級生
協力してくれることになった同級生が一斉に話し出した
氷乃真城
同級生
同級生
桃ノ木れい
同級生
星咲しずく
同級生
同級生
同級生
同級生
氷乃真城
城ヶ崎あかり
桃ノ木れい
メンバー全員が数秒黙り込む
その時間をれいが終わらせた
桃ノ木れい
桃ノ木れい
木下そら
桃ノ木れい
桃ノ木れい
桃ノ木れい
れいは「目」に力を込めてそう言った
桃ノ木れい
桃ノ木れい
先程よりも長い沈黙が訪れた
氷乃真城
佐久間えみり
星咲しずく
桃ノ木れい
木下そら
城ヶ崎あかり
城ヶ崎あかり
あかりが噛みしめるように言った
桃ノ木れい
桃ノ木れい
私は息をひとつ飲み込んで、今日ずっと考えていたことを口にした
氷乃真城
佐久間えみり
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
桃ノ木れい
れいがそっと呟く
桃ノ木れい
木下そら
同級生
同級生
その日は社名とグループ名が決まったというだけでお祭り状態だった
無理もない、新しい光がこの世界に差したのだから。
あれからしばらくの時が流れ、フラッシェルは正式な企業となった
私たちはオフィスに集まり、本格的な活動の開始に向けて打ち合わせをしていた
フラッシエル代表取締役
フラッシエル代表取締役
氷乃真城
桃ノ木れい
桃ノ木れい
佐久間えみり
城ヶ崎あかり
佐久間えみり
城ヶ崎あかり
城ヶ崎あかり
城ヶ崎あかり
星咲しずく
木下そら
星咲しずく
星咲しずく
氷乃真城
星咲しずく
星咲しずく
木下そら
木下そら
木下そら
佐久間えみり
佐久間えみり
桃ノ木れい
れいが無邪気な瞳で問いかける
私がずっと考えていなかったことだった
考えるのが苦手なことだった
名前を考えるのは昔から__
氷乃真城
氷乃真城
コメント
1件
みぅだよ🤍🥀 第5話「No_name」、読んだよ。 卒業式の桜吹雪の中で“アイズ”が生まれて、真城が自分の名前を“雪花さあや”って名乗ったところ…すごくぐっときた。今まで“No_name”だったひとが、ようやく自分の名前を選べた瞬間、だよね。 「フラッシェル」っていう社名も、空に差す閃光っていうイメージが綺麗で、これからの物語が始まる予感に胸が高鳴ったよ。 次の話も、静かに読みにくるね🌙