放課後
坂口 萌菜
雫…
坂口 萌菜
ごめn
坂口 萌菜
雨宮 雫
ここでは話しずらいから
雨宮 雫
場所変えよ?
坂口 萌菜
あ、うん…
雨宮 雫
私の家、来る?
坂口 萌菜
いいの、?
雨宮 雫
もちろん
やっぱり雫 優しいなぁ…
坂口 萌菜
じゃあ…
坂口 萌菜
行く。
雨宮 雫
よし、行こ…
坂口 萌菜
お邪魔します…
雨宮 雫
どうぞ
坂口 萌菜
さすが雫
坂口 萌菜
部屋 綺麗だね
雨宮 雫
当然 私は清潔派だから
坂口 萌菜
そういえば、言ってたね
坂口 萌菜
雫
坂口 萌菜
ごめんなさい。
雨宮 雫
……
坂口 萌菜
私が、さっき、迷惑かけたから…
坂口 萌菜
私が、…
坂口 萌菜
私が、…悪いんだよね…
雨宮 雫
雨宮 雫
うん、萌菜が悪い。
坂口 萌菜
坂口 萌菜
だよね…
雨宮 雫
先生としか話してないから
坂口 萌菜
え、…
その言葉を言われた途端
すごく納得してしまった。
雨宮 雫
私、本当は萌菜とたくさん遊んで、たくさん話したい。
雨宮 雫
だから、これからは、萌菜の恋も応援するけど
雨宮 雫
私とも、たくさん話して?
雫に言われることは
断ることが出来ない。
坂口 萌菜
坂口 萌菜
いいよ!
雨宮 雫
やったぁ〜!!!!
雨宮 雫
私、萌菜に嫌われるんじゃないかなぁって思ってたから…
坂口 萌菜
私だってそう。
坂口 萌菜
私のせいで、雫との友情が崩れるんじゃないかって…思った…
坂口 萌菜
ごめんね
雨宮 雫
もぉ〜謝らないの!
雨宮 雫
これからはまた、親友なんだから。
坂口 萌菜
…そうだね!
親友でよかった。
ちゃんと、話せてよかった。
これからは、雫ともたくさん話そ。
雨宮 雫
萌菜…
雨宮 雫
本当に、大丈夫…?
帰ろうとした時、急にゲリラ豪雨が襲った。
坂口 萌菜
平気、平気!
坂口 萌菜
折りたたみ傘持ってるから!
雨宮 雫
そう…なら良かった…
坂口 萌菜
うん…
こんなの、嘘。
こんなくらい中、雨に濡れて帰るのは、本当は嫌だった。
でも、雫はそんな私を心配してくれた。
雨宮 雫
気をつけてね…
雨宮 雫
何かあったら、すぐ連絡してよ!!
坂口 萌菜
うん!
坂口 萌菜
はぁ…
ザーーザーー
坂口 萌菜
…頭、痛い……
私は、天気によって、体調を崩す時がある。
坂口 萌菜
どうしよ、
坂口 萌菜
どこかで雨宿りしたいけど…できる場所が見当たらない…
坂口 萌菜
どう、しよ……
坂口 萌菜
そいえば、水も飲んでない…
ゴソゴソ
坂口 萌菜
あれ、空っぽ…
私、もう、無理かも…
ここで倒れるなんて、嫌……
大丈夫ですか?







