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この小説には以下の要素が含まれています ・BL・GL ・学パロ ・桃青・水赤前提桃赤(青水) ・水赤女体化 ・R-15 胸糞注意
nmmnのルールの確認をよろしくお願いします
いつか見て貰えたらって、思ってた
いつか手に入れられたらって、願ってた
あなたを手に入れたいと思ってる
そんな想いはいつか、 散ってしまうんだろう。
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2人で向き合っての勉強中。突然ないくんは言った
勉強に飽きちゃって窓の外を見ていたら、よく知る青髪と水色髪が仲良しそうに話している
そんな光景が同時に目に入ったのだろう
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なんだか、胸の奥がぎゅうっと締め付けられる
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何を言ってもザワザワするこの胸
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気づけばそんなことをこぼす口
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2人してこんなこと言うのは、きっとカップルという存在が羨ましいからでは無い
私達が、あの二人に恋をしてるから。
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ないくんから冷えた飲み物を差し出される
喉乾いてたし、遠慮なくそれを受け取る
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ごくっと1口
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グイッと差し出したペットボトル
ふと我に返って、自分に引き戻す
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ないくんは恋愛対象が男らしい
ゲイってやつ?りうらは別に否定しない
だって、りうらが今片思い中の人も女だから
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ゴクゴクと飲み進めて、あっという間に半分なくなってしまった
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こういうサラッと気遣えるところ、勿体ないなって思う
りうらが今片思いしていなかったら、きっと何かをきっかけにないくんに落ちてしまう
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カップルでもないのに、毎日繰り返すこの別れ
なんだか、すごい虚しい
忘れるために、ジュースを1口
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恋バナがしたいのか、唐突に話題を出すほとけっち
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言ってしまえば、今目の前にいるのだけど
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まさか名前が出ると思ってなくて、思わず苦笑い
あぁ、言ってやりたい
私が好きなのはお前だ、って。
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まろは、ないくんが好きな人
そして、ほとけっちの幼馴染
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いきなり目の前からバカでかいのが突進してきたかと思えばまろだった
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空き教室から出てきた
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なにか隠してるんだろうな
2人とも様子がおかしかった。 心做しか顔も赤い
また、胸がザワついた
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思わず片手のアイスを落としそうになる
なるほど、今日のはそれか
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多分2人とも、顔は笑っていないんだろう
実際、ないくんはいつもの元気がない
はぁ
2人同時だったと思う
小さな公園に、大きなため息が広がった
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着いていきたいような、 引き返したいような。
でも、どう足掻いても、好きな人は 繋がれない
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そう言って公園を出る
私達の恋は、終わった
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そういう関係になって、結構経った
2人が隠してるのか、それともまだなのか知らないけど、付き合った報告は噂も本人の口からも聞いていない
でも、1度始まってしまった関係はすぐには戻らない
2人で好きな人の話をするのはいつも通り 放課後に埋め合いをするのは新たな日常
今日もりうらが過ごしているのは日常だ
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よく見ると服に手をかけられてる
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いわゆる壁ドン
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抵抗したかったけど、あまりにもないくんがしんどそうで、何も言えなかった
まぁ、今の時間部活中だし
普段放課後人こないし
なんかもういいや
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全部を受け入れようとした時だった
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なんでまろはそんな寂しそうな顔をするんだろう
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やれやれ、と呆れた顔になる
声のトーンもいつものまろだ
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なんで
なんで。
どうしてそんなに泣いてるの
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心配したないくんが近寄ろうとする
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ほとけっちが走り去ろうとしている
慌ててその手を掴みに行く
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パシッと手を弾かれる
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顔、怖かった
手、痛い
遠くなっていく背中を、ただ眺めるしか出来なかった
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ないくんは、否定だけして引き戻しには行かなかった
きっと無駄だと分かっていたから
この時、痛いほど理解した
自分達の、早とちりだった。
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普通だったら、友達のこんな状況を見てバカにするか気まずくなるかだった
でも、あの二人は自分達から距離を置いた
ああ、なんでもっと早く気が付かなかったんだろう
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これからは、傷の埋め合いなんてしなくなるだろう
その代わり、この日の後悔が教室に毎日こぼされる
りうら達はきっと、もう幸せになれない。
𝑒𝑛𝑑
あぁ゙…(←ハピエン厨)
思いついたから書いてみたけどくるちい
でもたのちい
いぇあー
(?)
なう(2024/10/20 00:06:25)
そのうち青水視点書きます
ではまた次の投稿で!