マネー・キリングゲーム

マネーキリングゲームの申し込みサイトを見つけた大雅は何かないかとスクロールをしてみた。

すると、下にURLがあったのでクリックしてみた。 すると・・

URLをクリックすると、不気味なお城のような場所を背景にしたページにとんだ。 下にスクロールすると、こんな文章が出てきた。

やあ、マネーキリングゲームへようこそ。君がここにたどり着いたってことは 君はそうとう金が欲しいんだろうね。早速参加させたいところだけど、 まずはテストを受けてもらう。教科のテストではないよ、質問さ。 君が本当にお金が欲しいのかっていうことを確かめるための質問さ。 下に進んでくれ。

質問１.君はどうして金が欲しいんだい？

回答.病気の母親の手術費が足りないから。

質問２.君は命がけのゲームは好きかい？ Yes or No?

Yes

最終質問.

君は、本当に金が欲しいのかい？

君は・・・ほんとうにほんとうにほんとうにほんとうにほんとうにほんとうにほんとうにほんとうにほんとうに 金が欲しいのかい？ Yes or No?

Yes

最後のYesボタンを押すと、また文章が出てきた。

受付を完了したよ。どうやら僕の脅かしも通じないってことは君は本気みたいだね。 じゃあ、ゲームの詳しい日時は家にあとで手紙で送らせてもらうよ。 あ、ちなみに僕はこのゲームの支配人の死野　死期(しの　しき)だ。じゃあ、ゲーム会場で会おう。

パソコンを閉じた大雅は、大きく息を吐いた。

その時、部屋の外から妹の美月の声がした。

あわてて時計を見ると、さっきまで4時ぐらいだった時計の針はもう8時近くを回っていた。

部屋を出た大雅はドアの前で心配そうに見つめる美月の頭を撫でた。