🟦🟥 × 456

メンコ男がギフンの頬を軽く叩いた

ギフンの後ろに回されている手は手錠で固定されていた

さらに異質なのは、先程まで身にまとっていたギフンの衣類は下着を残して忽然と消えていた

メンコ男が腕を振り上げた

ドガッ！

ギフンの鼻から一筋の鮮血が流れた

ドカッ

バキッ

ドゴッ

ギフンの口から血が溢れる

メンコ男がギフンの下着に手をかける

言葉の意味を理解した瞬間、ギフンの顔からさあっと色が失われていく

どこからか取り出した銃をギフンに向ける

ギフンの動きが鈍くなったがそれも僅か一瞬のことだった

ギフンの動きが止まる

ギフンの顔に色濃く絶望が浮かんだ

メンコ男がギフンの下着をいとも簡単に取り去ってしまう

四つん這いを試みたギフンだが、手を使えないがために地に伏せ尻を突き出した姿勢になる

メンコ男がギフンの頭部を足先で小突く

メンコ男は嘲笑しながらゆっくりとギフンの背後に回る

メンコ男がギフンの尻を撫でる

メンコ男の指先には胸元のポケットから出した名刺程度の大きさのカードがあった

ギフンは振り返ることがままならなくとも「これ」が何であるかは十分理解していた

ギフンがどんな顔をしているか、容易く想像がつく

愉悦に肩を上下させ、メンコ男はズボンのファスナーを下げた

その音にギフンがぴくりと反応する

メンコ男がピタリと動きを止めた

首をもたげたギフンの後孔に指が添えられる

言い終わるより早く、一本の指が挿入される

何の反応も示さないギフンに、性急に2本目が挿入された

内側を引っ掻いたり、奥まで咥え込ませたりするたびにギフンの身体が跳ねる

もっとも、その反応は快感から来るものではないのだが。

体の防衛反応で濡れるのであって。わざとらしく尋ねるメンコ男にギフンが嫌悪を募らせる

好色の孕んだ視線でギフンの満身を撫でる

メンコ男が視線を移したその先にはテントが張っている己のズボンがあった

メンコ男が指を抜くと、粘性のある液体が未だにギフンとメンコ男とを繋いでいた