テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

No.2 『君のお父さんは、助かったよ。』

あの日から、月をよく見るようになった。

何日か経っても、父の様態は変わりはしなかった。

やっぱり嘘だったんだなぁーなんて、少しがっかりしてしまった。

けど、月が更に輝いてるみたいで、少しドキドキした。

お金もなかったから、スマホもゲーム機も買えなかった。

だから夜は、家で1人、あのベランダで、空を見るのが日課だった。

「……また会えないかなー…」

なんてね。

ガチャンッ!

背後から…物音?あれ、これデジャブな気が…

🦁「いててて……まだ下手だなぁー…僕も。」

「あれ?」

あのお月様じゃない。((何だその呼び方

🦁「?なに?」

「え?ぁ、いやいや!不審者ですよね!?」

🦁「ん?不審者?」

「…」

もしや…この人…

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

🐰「僕以外にも…火星とかぁ…水星とかにも…持ち主がいてぇ…」

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

お月様と同じ感じの人…?火星とか水星とかの人…?

「あの……星の持ち主とかだったりします…?」

はぁ、何聞いてんだか。こんな人ただの不審者…

🦁「そう!正解!水星の持ち主でーす!!」

合ってたー

🦁「というかそれより、グクと会ったことあるよね?」

「……グク?」

🦁「あ、いや…んーと、月の持ち主。」

「あっ!お月様!」

🦁「お月様?(笑)」

「グクって名前だったんですね…」

🦁「でもオッパじゃない?(笑)」

「年上なんですか?」

🦁「年上って言っても、グクの年は……」

🦁「約45億歳だからね(笑)(笑)」

「えっっ!?!?」

「めちゃくちゃ年上じゃないですか……」

🦁「ちなみに俺も約45億歳(笑)」

「えぇぇ!?ぉ、お若い…デスネ……?」

🦁「(笑)ありがと(笑)」

🦁「!そうだ!」

「?」

🦁「君のお父さん」((プルプルプル‼

「!すみません汗」

🦁「んふ、いいよ(笑)」

「…もしもし?」

母「あっ、もしもし!?○○!?」

「っ!?どうしたのっ?」

母「お父さんが治ったのよ!!」

「…え……?」

母「治ったの!!!お医者さんから急に連絡があって、何かと思えばお父さんの様態が急に変化して…!」

母「今かわるねっ!?」

「えっ!?」

父「…○○ー?(笑)」

「…おっ、お父さんっ……?」

父「あぁ、そうだよ(笑)」

小さい頃しかお父さんに会ったことがないから、久しぶりで……鼻の奥がツーンと痛くなった。

「うぅっ、……んっ…ふっ……((涙」

🦁「!だ、大丈夫…?(小声)」

「うんっ……大丈夫っ…」

父「?誰かいるのか?」

「えっ、!?あっ、いやううんっ!誰もいない!」

父「?そうか?」

「うんっ、!そ、それより私もお父さんのとこ会いに行ってもいいっ、!?」

父「あぁ!もちろんだよ!待ってる。」

「じゃ、またね、!」

父「また!」

プツンッ

🦁「…お父さんの事を助けてくれたのは、グクなんだよ。」

🦁「すっごく頑張ってた。」

「っ、!」

🦁「…グクは忙しいから、僕が代わりに来たんだ。」

「……グクさんに言っておいてください。」

「父を助けてくれてありがとう」

「って。」

「……もう…会う事もないでしょうけど。」

🦁「えっ…!…なんで、?」

「これ以上の願いなんて、ないですから。」

🦁「え……」

「……じゃあ、病院行ってきますね、(笑)」

🦁「……」

ガチャン!

嘘をついた。

まだ私には、願いがある。

はぁ…あの人…寂しそうな顔してたな、

申し訳ない。けど、もう…

グクさんには迷惑掛けれないな。

−🏥−

病院の前まで行ったら、出口の近くでお母さんとお父さんが待ってくれていた。

「お父さんっ!!」

父「○○!」

ギュッ…

「久しぶり…!」

父「悪いな…こんな弱い父で。」

「ううんっ!お父さんは強いよ!」

父「ふふ(笑)、ありがとう。」

母「帰りましょうか(笑)」

父「そうだな(笑)」

「うんっ!(笑)」

. . .

ありがとう……グクさん

でもね?グクさん。

私にはもう一つ願いがあるの。

でも、それは絶対にグクさんに教えられないし、

グクさんにもわからない。

これは、私だけの秘密。

…今夜は……月が綺麗だね____

皆様こんちわえむです❗

いかがだったでしょうかー

なんか短くなっちゃいそう…

頑張って長くしますね!

いいね、コメント、followお願いします!

それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。

月の持ち主からの 恋文

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

250

コメント

20

ユーザー

月のうさぎってグクだったのかぁ…そりゃ綺麗だわ(

ユーザー

アハハ。キレイデスネ。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚