/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
メグミは次第に放置されるようになった
そして幼いながらも 何かを感じたのだろう。
メグミは夜中に施設を抜け出した。
メグミ
(どこか別のところに行かなきゃ。)
メグミは隣町の公園まで走った。
メグミは寒くてお腹も空いていて とてもねむくなった。
そして数日間メグミはその公園で 過ごした。
メグミ
寒いよぉ。
メグミ
お腹すいたよぉ。
するとある日のお昼。
エリ
どうしたの！？
エリ
大丈夫！？
メグミ
……...だれ...？
エリ
あぁ。こんなに弱っちゃって...。
エリ
私はエリよ。
エリ
とりあえずうちにおいで...💦
メグミ
……...
メグミ
んん...
メグミ
ここはどこ？？
エリ
あら起きたの！
エリ
元気になったみたいねよかったわ。
エリ
覚えてる？
連れてきてベットに寝かせたらすぐ寝ちゃったのよ笑笑
連れてきてベットに寝かせたらすぐ寝ちゃったのよ笑笑
メグミ
ありがとう...ございます...。
エリ
困ってる時はお互い様だものね！
メグミ
エリさん...
エリ
覚えてたの？名前
エリ
あなたの名前は？
メグミ
メグミ
エリ
メグミ！いい名前じゃない！
メグミ
《ぐぅ～～》
エリ
お腹すいたのね笑
エリ
今朝食を作ってるわよ
エリ
エリ
さ、できたわ
メグミ
わぁ！美味しそう！
エリ
笑ったね笑
ケンタ
おはよう
メグミ
びくっ
エリ
おはよーあなた
エリ
メグミ､この人は私の旦那さんのケンタ
ケンタ
よろしくねメグミちゃん
メグミ
よろしく...です
エリ
この子が昨日言ってた子！
ケンタ
あぁ。
メグミ
エリさんお腹大きいね！
エリ
そうでしょ～
エリ
もうじき赤ちゃんが生まれるのよ❤︎
メグミ
赤ちゃん...
エリ
私､昨日出会ったのも運命だと思うの。
エリ
だからメグミを養子にって思ったの
エリ
どうかしらあなた？
ケンタ
いいんじゃないか？
ケンタ
行く場所もないみたいだし
ケンタ
この子のお姉ちゃんだ！
メグミ
私...このお家の子供になれるの？
エリ
そうよー
メグミ
うれしい！！
そして数ヵ月後に赤ちゃんも生まれた。
エリ
メグミ～あなたの妹よ
メグミ
わぁ妹！
ケンタ
名前はミレイだよ
メグミ
ミレイちゃん！♥︎
エリ
ふふふ
その一年後...
キキィーーー！！！
ドンッ！！！！
メグミ
エリとケンタは帰らぬ人となった。
エリとケンタが乗っていた車に居眠り運転のトラックが突っ込んだのだ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ