かすかな銃声。
you
ッッ!?
ある日、ずっと遠くで鳴り響く銃声が私の耳に入った。
you
(銃声!?)
⠀
~~~~~~でねえ~。
you
あぁ、それは大変ですね。
私は、お客様と会話をしながら 銃声の事を考えていた。
you
(あの音からして。)
あの音からして 大人数のお方たちがいることは 把握できた。
you
(この接客を中断して大事になる前に銃声の事を───。)
you
(よし、)
ある程度作戦を練った私は机に置かれていたシャンパンを ワザと転かした。
you
あ!ごめんなさい!私の注意深い不足で!
⠀
ああ、大丈夫だよ
俺は濡れてないし
俺は濡れてないし
you
ごめんなさい!すぐ着替えて参りますっ!
全ては計画。 さっきから店の外から 話し声、銃の弾を入れる音が聞こえてくる。
you
ごめんなさい!変わりの者を呼んできますね!
you
ミナミさん、私の変わりに15番の接客をお願い!
荻姫 ミナミ
はい!先輩!
ささっと着替えを終わらせて 私が食い止めなければ──!!