テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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喰種の少女とwrwrd

第6話 - 第6話 #敵対への道

2023年05月12日

#wrwrd

#二次創作

#夢主注意

#喰種

雪水氷麗

ｺﾝｺﾝｯ

コネシマ

あ....は.......とる？

.......うるさい...........

ｺﾝｺﾝｯ

......

......ん？

今何時....?

......昨日本を読んでいて寝落ちしたのか。

久しぶりに寝れたかもしれない。

午前7時

碧葉(十六夜)

(小さな欠伸をする)

碧葉(十六夜)

....

ｺﾝｺﾝｯ

コネシマ

.....起きとんか？

あ、コネシマさん。

碧葉(十六夜)

起きてます。

コネシマ

開けてええ？

碧葉(十六夜)

(目の前にある鏡を見る)

......！

眼帯っ、！

碧葉(十六夜)

(急いで付ける)

碧葉(十六夜)

....大丈夫ですよ。

ｶﾞﾁｬｯ

コネシマ

お前ばり眠そうやん。w

鬱

知っとる？
.....今日出掛けるんやで？

碧葉(十六夜)

.....喰種国ですか？

コネシマ

なんや。もう知っとったん？

碧葉(十六夜)

(頷く)

碧葉(十六夜)

昨日グルッぺンさんからお聞きしました。

鬱

まじ？....俺らより早いやん。

鬱

....オフィス行く？

コネシマ

おっ？ショッピ？

ショッピ

....なんすか。

コネシマ

今日すんなり起きてきたな。

ショッピ

え？

コネシマ

...いっつも朝駄々こねて起きてこうへんやん。

ショッピ

....太陽が登るのが早いんが悪いんや！！！

コネシマ

太陽関係無しに24時間は一定やで。

ショッピ

.......いや、....

鬱

wwww

鬱

何も言えんくなっとるww

鬱

まぁ寝起き悪いかr(((

ショッピ

(胸倉を掴む)

鬱

(ハムスターの顔)

碧葉(十六夜)

...。

トントン

おはざーす。

碧葉(十六夜)

おはようございます。

トントン

あ、お前ら....ショピチノも出かけんの知っとるよな？

チーノ

知ってますよ？

トントン

早めに出るから準備しとけよ？

チーノ

はーい

ゾム

碧葉おるー？

碧葉(十六夜)

います。

ゾム

グルッぺンがなにやら呼んどったで？急ぎかも知らんから今行きや。

碧葉(十六夜)

了解です。総領室でいいですか？

ゾム

あぁ。行ってこい。

....また何の用だろうか。

鬱

行ってら〜。

ｺﾝｺﾝｯ

グルッペン

入れ。

ｶﾞﾁｬｯ

エーミール

おはようございます。碧葉さん。

....エーミールさんも居るのか

碧葉(十六夜)

おはようございます。

グルッペン

朝早くからすまないね。

碧葉(十六夜)

....大丈夫です。

グルッペン

今日喰種国に行く際に頼みたい事があるんだが.....

碧葉(十六夜)

.....伺いましょう。

碧葉の部屋出発直前

トントン

....碧葉ー？

もう出る時間か

碧葉(十六夜)

すぐ行きます。

ｺﾝｺﾝｯ

トントン

ちょっとええか？

碧葉(十六夜)

大丈夫ですよ

トントン

ん。すまん。替えの銃弾貰ってええか？

碧葉(十六夜)

(クローゼっトの奥から箱を取り出す)

碧葉(十六夜)

.....これで足りますか？

トントン

あぁ.....。てかお前どんな所に置いとんねん。

碧葉(十六夜)

隠すにはいい場所でしょう。
女性のクローゼット開ける人なんて居ませんから。

トントン

居ったらおったで引くけどなw

トントン

.....てかさっきから何しよん？

トントン

フードも被って。
その匂いない香水何やねん。

碧葉(十六夜)

.....グルッぺンさんの頼みです。

総領から頼まれた事のうち、ひとつが私の身を隠す事。

私が喰種だと言うことも、私の顔も相手国に時が来るまでバラしてはならない。

見た目を魔術で変えて、フードを被っていても喰種には嗅覚で喰種だとバレてしまう。

そのためこの無臭の香水と言うのは人間の匂いを纏わせるためのものである。

人には人の匂いが分からないため無臭に感じるらしい。

碧葉(十六夜)

私がこちらの国にいると早々にバレると、都合が悪いそうです。

碧葉(十六夜)

この香水は喰種の匂いを隠すもの。

碧葉(十六夜)

喰種には喰種だと嗅覚でバレますから。

トントン

ふーん......てか喰種と人間の匂いって何がちゃうん？

.....そんなの考えてもいなかった。

碧葉(十六夜)

匂い.....の違いですか？

碧葉(十六夜)

言葉ではどう表現すればいいのか......。

碧葉(十六夜)

人は人で喰種は喰種です。

トントン

おっけ分かった。(?)

トントン

....もう準備できた？

碧葉(十六夜)

(頷く)

トントン

ほな行こか

飛行機内

コネシマ

お、ファーストクラスなんや？

ファーストクラス ↓↓↓ 飛行機のリッチな座席のこと

碧葉(十六夜)

....？

普段からファーストでは無いのか？

グルッペン

まあ。
いいだろ別に減るもんじゃないし。

コネシマ

別にええけど....

碧葉(十六夜)

....。

グルッペン

....どうした？碧葉。

碧葉(十六夜)

....いえ、

碧葉(十六夜)

幹部全員が空間移動を使えるならそっちの方が早....

トントン

碧葉？

碧葉(十六夜)

はい。

トントン

やめとけ

碧葉(十六夜)

はい。

グルッペン

....全員武器は持ってきているな？

ショッピ

え？

チーノ

えっ？

ショッピ

今回ただ談合しにいくだけちゃうんすか？

グルッペン

.....そうか。お前らまだアマか。

コネシマ

....こういう場合、何かしらのハプニングはあると考えておかなあかんねん。

グルッペン

まぁ今回に限っては相手が相手だからな。

グルッペン

喰種国の事だ。

エーミール

何かしらの裏はあると考えなければならないですよね。

グルッペン

今回は碧葉から借りておけ。

碧葉(十六夜)

？？？

私....？

ショッピ

碧葉さーん、武器なんか貸して下さいよ。

チーノ

俺にも貸して下さい！

大雑把に武器と言われても....。

何が良いのだろうか？

碧葉(十六夜)

この中からお好きな物をどうぞ。

チーノ

2つぐらいとっても良いですか？

碧葉(十六夜)

いくつでも構いませんよ。

ゾム

ショッピ、チーノ？

チーノ

？

ゾム

....邪魔になるから2つか3つが限度やからな？

チーノ

はぁ〜い。

ショッピ

はーい。

1時間後

コネシマ

(腕組んでうとうと)

鬱

(爆睡)

チーノ

(爆睡)

ショッピ

(寝てる)

エーミール

(小説読んでる)

トントン

(うとうとしてる)

シャオロン

(爆睡)

グルッペン

....碧葉。

碧葉(十六夜)

？

碧葉(十六夜)

....なんでしょう。

グルッペン

心の準備は出来ているか？

....!

碧葉(十六夜)

！

グルッペン

少し驚いているように見えるな。

碧葉(十六夜)

....複雑だから......ですかね。

碧葉(十六夜)

私にとって喰種国は母国な訳ですが

碧葉(十六夜)

....記憶から消したいものばかりですから....。

グルッペン

....。

グルッペン

喰種国についてからは向こうの総領と話すのだが。

グルッペン

....相手国がもし何かしらをしてきたら、

グルッペン

その時は好きなようにやれ。

碧葉(十六夜)

....というと？

グルッペン

爆発なり火災なり、好きにすればいいと言うことだ。

碧葉(十六夜)

....行く本部によっては総資料室があります。

グルッペン

燃やしてやれ。

碧葉(十六夜)

グレネード入れときます。

グルッペン

了解。

グルッペン

....プライベートの質問は受け付けているか？

碧葉(十六夜)

.......物によります。

グルッペン

....今回の談合では、

グルッペン

碧葉の同僚、上司等を敵に回す可能性があるのだが。

グルッペン

そこら辺についてはどう考えている？

....ふむ。

碧葉(十六夜)

....

碧葉(十六夜)

....敵になったのなら戦いますが....。

碧葉(十六夜)

同僚を殺せと言われたら戸惑うかも知れませんね。

グルッペン

上司は？

碧葉(十六夜)

元々上司という上司は居ませんし、形上での上司の事でしたら遠慮なく行くつもりですよ。

グルッペン

部下は？

碧葉(十六夜)

従わぬ者は切るまでです。

グルッペン

....お前の元カレとかは....

碧葉(十六夜)

....○しますよ。

グルッペン

ﾊｲ。

グルッペン

....まぁ

グルッペン

何かしらの心構えはしておくべきだｿﾞ？

グルッペン

....私も眠るとするかね。

碧葉(十六夜)

おやすみなさい。

喰種国本部前

コネシマ

(あくび)

コネシマ

ねっむ....

トントン

シッマお前今から敵国のアジト入るんやからシャキッとせぇ。

ショッピ

そーだそーだー。

トントン

鬱

ショッピの方が眠そうでワロタ

ゾム

....！

ゾム

え？これ誰？(碧葉を指さしながら)

碧葉(十六夜)

....私です。

ゾム

え、でも顔が....

そう。私は今魔術でゾムさん達には全くの別人に見えている。

フードを外せば私に戻る仕様である。

トントン

グルッぺンとか言うやつに

トントン

なんか身を隠せ的なこと言われとったな。

グルッペン

そうした方がいくらか都合が良い。

グルッペン

....あくまで私の見解だがな。

碧葉(十六夜)

....遅かれ早かれ知れ渡る物ですよ。

グルッペン

(門を開ける)

グルッペン

....行くぞ。

その場の空気が重くなった。

全員の顔が強ばり、どこか緊張している様にも見える

....どうか

私に誰も殺させないで

廊下

碧葉(十六夜)

....

碧葉(十六夜)

(廊下を歩くだけでヒソヒソと何か話されている？)

碧葉(十六夜)

(....ここに勤務している喰種だろうか。)

グルッペン

....

グルッペン

(....碧葉は少し気にしすぎる癖がある。それが裏目に出ていなければいいが....。)

グルッペン

....(碧葉の腕を少しくいっとする)

碧葉(十六夜)

....？

グルッペン

....あまり気にするな。放っておけ。

碧葉(十六夜)

！

碧葉(十六夜)

(頷く)

少し飛ばして総領室

喰種国の総領

....おや。お早いご到着で。

グルッペン

思っていたよりも早く国を出る事が出来ましてな。

グルッペン

今回は談合にお誘い頂き感謝する。

喰種国の総領

まぁまぁ、そう肩苦しすぎず。
お座り下さい。

グルッペン

あぁ。

碧葉(十六夜)

(相変わらず気色の悪い。)

碧葉(十六夜)

(最初は皮を被ったようにいい子ぶる所は代わっていない。)

喰種国の総領

....こちらが今回新しく入った新人のお方で？

グルッペン

！

碧葉(十六夜)

....

シャオロン

....

喰種国の総領

よろしく。(握手を求める)

碧葉(十六夜)

....こちらこそ会えて光栄です。

碧葉(十六夜)

よろしくお願いします。

笑え....笑え....！

私を捨てた国。かつて私が好きだった国。

碧葉(十六夜)

(握手に応じる)

喰種国の総領

....話はこの位にしておいて、本題へ移りましょうか。

喰種国の総領

....まずは....

喰種国の総領

ーーーーーという所は....

グルッペン

いや、ーーーーーー

碧葉(十六夜)

....(お互い譲って居ない。この戦争にどれだけ価値があるか分かっているから。)

グルッペン

ーーーーーーでどうだ？

喰種国の総領

....分かりました。この件はそうしましょう。

喰種国の総領

....それでは

グルッペン

....1つ質問よろしいですか？

喰種国の総領

構いませんよ。

グルッペン

この談合を開いた理由、それと談合を開く事によっての利益はどのようにお考えで？

碧葉(十六夜)

(....喰種国側に談合に持ち込む理由が無い。確かにこちらも危うかったが押し切れる戦争をわざわざ話し合いで解決している)

碧葉(十六夜)

....

喰種国の総領

....対した理由ではありませんよ。

グルッペン

その対したものではない理由をお聞かせ願いたい。

喰種国の総領

....どうでも良いでしょうに。

グルッペン

お聞かせ願おうか。

喰種国の総領

.......。

喰種国の総領

単純な戦力の幻滅ですよ。

喰種国の総領

最近大きな戦力が無くなりまして。戦争継続に支障が出てしまいました。

喰種国の総領

たった、それだけの事です。

グルッペン

....ふむ。

グルッペン

それは貴君の国の最高戦力の話かね？

喰種国の総領

....。

喰種国の総領

これ以上の索敵は御遠慮願う。

喰種国の総領

次の論問に移りましょう。

数十分後

グルッペン

ーーーーーーで決定にしますか。

喰種国の総領

えぇ。それで構いません。

グルッペン

....その他まだ話したい内容は？

喰種国の総領

.......大丈夫ですよ。

グルッペン

....それでは時間も推しておりますのでこの辺で....。

喰種国の総領

飛行機が来るまであと30分.....。

喰種国の総領

どうです？少しお茶でも。

碧葉(十六夜)

....？

グルッペン

....。

シャオロン

えっ？

グルッペン

シャオロン。耳を貸すな。

グルッペン

相手のペースに乗っかってはならんゾ。

碧葉(十六夜)

....(気味の悪い)

グルッペン

結構。我々は国へ帰ろう。

喰種国の総領

....。

喰種国の総領

良いのですか？

ｼﾞｬｷｯ

碧葉(十六夜)

！！！

グルッペン

！！

いきなり空間から現れた喰種国幹部(4人)に反応できた我々軍はすかさず銃から射線を切るようにして避けた。

だが

次の瞬間には赫子が襲う。

いくら我々も幹部とはいえ体は人の身である。

赫子を出されれば一溜りもない。

この場で赫子と張り合えるのは赫子のみ。

だが私の立ち位置が悪すぎる。喰種とバレるのも良くないらしい。

赫包をくり抜いてしまってもいいが、うかつに手が出せない。

グルッペン

....なんの真似だ。

喰種国の総領

なんの作戦も無しに呼ぶわけ無いでしょう。

喰種国の総領

バカですか？(笑)

グルッペン

....良いだろう。ここで代表戦争ということか。

喰種国幹部

(銃をしまう)

碧葉(十六夜)

....。

碧葉(十六夜)

(銃は○○型....。騙し撃ちに適した形。)

お互いがお互いを睨み合う

そんな時間がいくらか続いた後、動き出したのは喰種国幹部であった。

(窓ガラスが撃たれて割れる)

トントン

なんっーーーー

碧葉(十六夜)

！！！

喰種国幹部

ﾊﾟｧﾝｯ!!(銃)

碧葉(十六夜)

(トントンの前に空間移動し、結界で銃を防ぐ)

碧葉(十六夜)

下がって。目線を切らさないで下さい。

トントン

いや、俺も....

トントン

(俺も戦わな。そんなんお荷物なだけやんけ。)

碧葉(十六夜)

....し....すよ。

トントン

何？

碧葉(十六夜)

死にますよ。

喰種国幹部

(赫子で襲いかかる)

碧葉(十六夜)

(ナイフで冷静に受け流す)

コネシマ

おい！手貸せ！！

コネシマ

外出るで、！

鬱

....了解。

碧葉(十六夜)

....辞めておいた方がいい。

コネシマ

あ？

碧葉(十六夜)

どうせ袋のネズミですよ。

ゾム

？

ゾム

(どういう....)

ゾム

！

ゾム

そうか。外多分軍隊おるんちゃうが？

喰種国の総領

(....新しく入った新人とやら。筋が只者ではない。)

喰種国の総領

(戦い方も分析の仕方も、予想の仕方も全てが.......)

喰種国の総領

(似ている。)

喰種国幹部

....っ....

ｶﾞｷﾝｯ

喰種国幹部

いっっっっ.......てぇ！！

ゾム

(4人まとめて牽制しとんか？
ナイフひとつで？)

ゾム

....バケモンやろ。

碧葉(十六夜)

(4人を同時に相手するのも中々精神が削られる.....。)

喰種国幹部

(殴りかかる)

碧葉(十六夜)

(受けて引き寄せる)

喰種国幹部

！？

碧葉(十六夜)

(まさか引き寄せられるとは思っていなかったのだろうか.....。)

碧葉(十六夜)

(膝蹴りを入れてから回し蹴りで壁へととばす)

喰種国幹部

かｯ.....!!

喰種国幹部

BOSS！こいつ強手です！！

喰種国の総領

あいつのフードを取れ。

喰種国幹部

？

喰種国幹部

なんでそんな事....

喰種国の総領

いいから取れ。

碧葉(十六夜)

....総領。

グルッペン

あ？

碧葉(十六夜)

....恐らく私の正体がバレるかと。

グルッペン

....まぁここまで来れば変わらん。相手も計画変更とは行かんやろ。

好きにやれ。

ただただ無言で剣がかざされる

喰種国幹部

(4人中2人が赫子で襲う)

.....良く連携の取れた技だ。

だが技自体のクオリティが低すぎる。

連携は良いが避けやすいのが欠点だな。

碧葉(十六夜)

(挟んできた赫子のひとつを蹴り、ひとつをナイフで躱す)

さっきから赫子を使った攻撃しかされていない。銃は？

ﾊﾟｼｯ

碧葉(十六夜)

！！

コネシマ

なっ....!

碧葉(十六夜)

(赫子が......っ.....!)

グルッペン

！

碧葉(十六夜)

(最初から私の拘束が目的!)

エーミール

碧葉さんの手足を赫子で動かせなくする事が目的だった様ですね。

グルッペン

.....あぁ。どうやらそのようだ。

鬱

！

トントン

碧葉！

ｸﾞｲｯ

碧葉(十六夜)

.....!

碧葉の手足を拘束している喰種の幹部が、窓に向かう素振りを見せた。

碧葉(十六夜)

.....私諸共落ちるつもりですか

チーノ

これやばいんとちゃいます!?

グルッペン

.....

シャオロン

碧葉ｯ！

喰種国の総領

.......!

喰種国の総領

(先程からあの新人を碧葉と呼んでいる。碧葉.......碧葉か.......)

喰種国の総領

偶然だろう。((ﾎﾞｿｯ

グルッペン

(シャオロンの腕を掴む)

シャオロン

.......!グルッぺ.....

グルッペン

行くな。

シャオロン

.....ハ？

グルッペン

碧葉なら大丈夫だ。

碧葉(十六夜)

......っ....,

碧葉(十六夜)

(邪魔.....!)

(銃声)

碧葉(十六夜)

(首を傾けて避ける)

喰種国の総領

.....!!!!

喰種国幹部

！！！

碧葉(十六夜)

....?

碧葉(十六夜)

(何に動揺して.....)

碧葉(十六夜)

.......!

喰種国の総領

十六夜......か？

碧葉(十六夜)

(そうか、！フードが取れて....)

喰種国の総領

なんで十六夜が我々国に....!

喰種国幹部

いｯ.....十六夜様.......

グルッペン

.....バレたか。

喰種国の総領

なぜ十六夜が貴女方の国に居るのです！

喰種国の総領

.....確かに殺......死んでいた筈......！.

グルッペン

戦争中に保護したとでも言いましょうか？

グルッペン

周りに敵は居らず、本来軍とともに移動する最高戦力が1人でいたという事は

グルッペン

少なくとも軍はその場に居り、回収されて行ったはず。

グルッペン

それなのに最高戦力が1人で取り残されたと言うことは貴女方が意図的に最高戦力を置いていったとしか思えない。

グルッペン

.......!そうか。

グルッペン

失った大きな戦力とは碧葉の事だな？

グルッペン

......十六夜。1度戻って来い。

碧葉(十六夜)

(赫子から離れ、グルッペンの元へ戻る)

喰種国の総領

.....彼女に何をした？催眠でも掛けたのか？

グルッペン

そんな訳があるまい。貴国ではないのだから。

喰種国の総領

.....っ......まぁ......やってしまえば変わらん！やってしまえ。

喰種国幹部

......っ......でも......ｯ！

碧葉(十六夜)

.....良いでしょう。

碧葉(十六夜)

相手になりますよ。

碧葉(十六夜)

(正体がバレた以上、早めにケリをつけたい)

碧葉(十六夜)

(さっきは牽制するつもりだったけれど、次は本気で行かなければ。)

喰種国幹部

(最高戦力.......!十六夜様に勝てる訳がない......)

碧葉(十六夜)

.....どうしました。

碧葉(十六夜)

来ないのですか？

グルッペン

....(やはり蒼葉の影響力は多大なようだな。)

グルッペン

(向こうの幹部があんなにも怯える程には強いのか。)

喰種国の総領

....(十六夜があちらの国にいるのは想定外.......!)

喰種国の総領

(どうする？本部から碧葉を離し、我々国の幹部達のみを殺すか？)

喰種国の総領

(どちらにしても十六夜がいる限りはこちらに勝ち目はない。)

喰種国の総領

.....1度引け。

喰種国幹部

.....え？

喰種国の総領

引け！

碧葉(十六夜)

.....どうしますか？グルッペンさん。

グルッペン

私は大丈夫だ。トン氏やコネシマ達がいるからな。

グルッペン

碧葉はどうだ？勝てそうか？

碧葉(十六夜)

.....まぁ。

碧葉(十六夜)

負けはしませんよ。

碧葉(十六夜)

.....100.....いや500以上の数で来られたら少し不味いですが

碧葉(十六夜)

.....喰種国の幹部程度、どうにでもなる。

グルッペン

いいか？私の心配はするなよ？

碧葉(十六夜)

......はい。

ゾム

俺らがグルッペンに着くから。

ゾム

お前はマジで暴れて来い。

碧葉(十六夜)

(頷く)

碧葉(十六夜)

......どうやらあちらも話し合いが終わった様ですよ。

グルッペン

.....どうやらそちらもお済みになられた様ですね。

喰種国の総領

......えぇ。

喰種国の総領

おこがましいと思われるかと思いますがもう一度話し合いを希望したい。

グルッペン

.......!

グルッペン

ほう。

喰種国の総領

幹部の武器も机に置いておく。武器は放棄しよう。

喰種国の総領

.....その他条件があれば呑もう。

グルッペン

.....(碧葉とアイコンタクトを交わす)

碧葉(十六夜)

(OKサイン)

グルッペン

分かった。

喰種国の総領

！

喰種国の総領

.....感謝します。

グルッペン

ではお座り頂けますかね。

喰種国の総領

......(頷く)

両方が定位置についた

机を挟んでお互いが目の前に居るように

お互いの国の幹部は席にいる総領の背についている

碧葉(十六夜)

.....武器を全て机にお願いする。

喰種国幹部

.....総領。

喰種国の総領

(頷く)

喰種国幹部

......

喰種国幹部

(銃を置く)

碧葉(十六夜)

......

碧葉(十六夜)

(......まだ隠し持っているな。)

碧葉(十六夜)

(パーカーの上着の中に銃と斧。それから足にも銃が二丁。)

グルッペン

......それでは.....

碧葉(十六夜)

総領。

喰種国の総領

？

グルッペン

どうした？

喰種国の総領

.......!

碧葉(十六夜)

.....少し宜しいですか？

グルッペン

構わんよ。

碧葉(十六夜)

....私は先程全ての武器を置けと言ったはずですが

碧葉(十六夜)

何故未だ武器が貴方がたの手の中にあるのでしょうか。

鬱

.....どゆこと？

碧葉(十六夜)

幹部4人。それぞれ名は覚えています。

碧葉(十六夜)

◯◯、××、△△、
それと☆☆。

喰種国幹部

！！

碧葉(十六夜)

各々武器をまだ4つずつ持っている筈ですよ。

グルッペン

......。

グルッペン

今の話は聞き捨てなりませんな。

グルッペン

本当か？

碧葉(十六夜)

(頷く)

グルッペン

....どうなんです。

喰種国の総領

....っ！

喰種国の総領

....置け。

◯◯

(置く)

××

(置く)

△△

....(置く)

グルッペン

ようやく平和な話し合いが出来そうですね？

残り1人も銃を置くそぶりを見せた。

斧

銃

最後にまた銃を置こうとした

その瞬間ーーーーーー

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雪水氷麗

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