皆様、たくさんのいいねと閲覧ありがとうございます。 フォローしてくださる方もいらっしゃりとても嬉しい限りです。 最近とても暑く、熱中症になる人も多いらしいですね。 みなさんも睡眠をしっかりとる、 水分補給をこまめにする等の対策をしてみては如何でしょうか。 では、本編をどうぞ。 ⚠注意⚠ 男同士(しかもかつて敵対していた国同士)の性行為が含まれます。 痒みを責め苦として用いています。
あの逢瀬からわずか数日後。
イタリア王国
ナチス
日帝
イタリア王国
たくさんの国たちで賑わう 真っ昼間の繁華街。 温かな風が美味しそうな匂いを 運んでいる。
イタリア王国
ナチス
イタリア王国
日帝
イタリア王国
ナチス
イタリア王国
日帝
ちょうど後方から 「お待たせしましたー」 と声がかかり、してやられたと 悔しそうに会計に向かう。 クロワッサンを受け取り戻ると ナチスがこっちを見てわざとらしくニヤニヤしていたので、 イタ王は思いっきり彼を ぶん殴りたくなった。 しかし公共の場でそれを行うのは あまりにも非常識すぎるので 代わりにクロワッサンを渡す タイミングで思いっきり 足を踏んでやった。 ナチスが潰れたカエルのような 声を出すので、 日帝は噴き出してしまった。 今度はナチスが日帝のみぞおちに チョップを食らわせた。
繁華街から少し離れた川沿い。
イタリア王国
ナチス
イタリア王国
日帝
ナチス
日帝
イタリア王国
さく、と齧りついた瞬間、 バターの風味が口の中にふわっと 広がる。 何層もに折り重なる生地を 咀嚼していけば、 そこに素朴な小麦の味と その甘さも加わる。 3人ともイメージしていたのは 砂糖が加えられたスイーツ寄りの クロワッサンだったが、 素材本来の味が引き立つ こちらの方がむしろよいのでは ないのかという気にもさせてくる。
日帝
ナチス
イタリア王国
ナチス
イタリア王国
ナチス
日帝
ナチス
日帝
ナチス
イタリア王国
日帝
はっはっは!と高笑いをする ナチスをよそにヒソヒソと 話す二人。 突然、イタ王があ、と思い出した ように声をあげる。
イタリア王国
日帝
イタリア王国
イタリア王国
ナチス
イタリア王国
日帝
これは、まずい。 日帝にとって、一番恐れていることが起きるかもしれない。 最近、彼らからの飲みの誘いを頻繁に断っているのは、アメリカに 呼びつけられているから。 それでも日帝はこれら2つの予定が被った時7割くらいは飲みの方を優先しているのだが… …やはりいきなり断る頻度を増やすとさすがに怪しまれてしまった。 また、日帝が一番「そのこと」 を知られたくない相手は彼ら2人である。 たしかにプライドもあるが、 好きではないとはいえ かつての仲間が かつての敵国に抱かれていることを 彼らが知ったらどう思うかー を考えれば自然な事だった。
日帝
イタリア王国
日帝
ナチス
日帝
日帝
イタリア王国
ナチス
日帝
日帝の答えに満足したのか、 二人は次の目的地へ向かおうと している。 日程だけはベンチから 立ち上がれないまま、 イタ王に「行っちゃうよー」と声をかけられるまで 思考を巡らせることしか できなかった。
イタリア王国
ナチス
イタリア王国
ナチス
日帝
するとその時、日帝の携帯から ピコン♪と音がなった。 送り主の名前を見るだけで 要件はわかった。
日帝
イタリア王国
日帝
イタ王が画面を覗き込んできたので、必死にガードする。
イタリア王国
もし会話が見られてしまったら、 九割九分アメリカが恋人なんだと 思われてしまうだろう。 (まぁ実際はセフレなのでそこまで間違ってはいないのだが。)
ナチス
イタリア王国
日帝
二人に背を向けると、 思わず我慢していたため息が 漏れ出てしまう。 「暑い夜を過ごしてねー!」 というイタ王の声と、 それをしばいて 「公共の場だぞ!」 と叱るナチスの声。 申し訳ないやら怖いやらで 胃も少し痛む。 もっと最悪なのは、これら 諸悪の根源に今から 抱かれに行くということ。
アメリカ
日帝
アメリカ
人にこんな想いをさせておいて ヘラヘラとしているアメリカを見て 日帝はわざとらしく大きなため息をつく。 アメリカは一瞬首を傾げるが、 今日はあまりゆっくりしてられないことを思い出し、バスルームから なにか茶色いものが入った洗面器をを持って来る。
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
※ちなみに、肥後ずいきは江戸時代から続く由緒正しき性具です。
日帝
アメリカ
そういいつつ、アメリカは日帝の ズボンを脱がす。 足を広げ、穴をよく見えるよう にし、入口をかりかり、と優しくひっかく。 そうすると、顔は真顔のままだが、 後ろの方はひく、ひくと ねだるように動くし、陰茎も 少し起ってくる。 感じているのを隠そうとしているのが丸わかりだ。 しばらくその反応をたのしんだ あと、ローションを後孔に 塗り込む。 十分に濡らせたことを確認したあと 満を持して「肥後ずいき」 を日帝に挿れる。 最初は日帝もそれがなにかわからずキョトンとしていた。 ーーーが、数分後
日帝
日帝
アメリカ
アメリカ
肥後ずいきはハスイモ、 という芋からできた性具。 水につけてふやかしたあと、 膣や尻に挿入すると 溶け出したその成分が粘膜を 刺激する、というものである。
日帝
日帝
目の前にアメリカがいるこの状況でそれをするのは、彼のプライドが 許さない。 自ら指を挿れて善がっている姿 なんて見せたくないし、 その痴態を撮られでもしたら 最悪だ。 そのことを見透かしているのか アメリカはこんなことを 言ってくる。
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
正直、日帝は今すぐアメリカの陰茎が中に入ってきて、 それが痒いところを全部 擦ってくれれば どんなにいいだろうと思った。 でも、彼にとっては、それは 「アメリカに屈服する」 ことと同義に思えた。 そしてそれは、かつての同盟国で、 ともにアメリカに立ち向かった “彼ら”に対する裏切り行為だとも。
日帝
気づけば、日帝の手は“そこ”へと 伸びていた。 指先を入口にぴと、と 押し当てた後、今から来る 快感に耐えられるよう、 歯を食いしばった。 そして、 「ズチュッッッッッ!」 と音を立て、指を一気に奥まで ぶち込んだ。
日帝
アメリカ
躊躇なく指を出し入れし、 痒いところを存分に掻きむしる。 もちろん、絶え間ない快感に 脳は苛まれるわけだが、 そんなものは気にしない、 とばかりに日帝は涎をこぼしながら 一心不乱に孔を掻き回す。 呆然としていたアメリカが 「日帝…」と思い出したように 声を漏らすと、キッとその目を にらみつける。 もちろん尻を弄りながら。 だがその目に浮かんでいるのは ハートマークなんて生易しい ものではなく、 「絶対にお前なんかに 屈してやるものか」 という決心の炎。 思わずアメリカは たじろいでしまう。 と同時に、ある気持ちが芽生えた。 「絶対に屈服させたい」 その気持ちを自覚してからは 早かった。 激しく出し入れを繰り返す 指を無理矢理抜き、そしてー
日帝
アメリカ
挿入…しようとしたところ 頭頂部に蹴りをかまされた。 日帝からしたら自衛の 蹴りだったのだが、 何分まだナカに痒みが残っている 状態だったのでうまく力の コントロールができず、結果的に かなりのダメージがアメリカの頭部にかかってしまった。
アメリカ
日帝
アメリカ
日帝
日帝
日帝
日帝
本日何度目かもわからないため息が バスルームに響き渡った。
朝 アメリカが目覚めると 何故か下半身全裸のまま 布団がかけられていた。 彼が枕元を見ると 気絶させたことの せめてものわびだろうか、 畳まれたズボンと下着 そしてホテル代の約半分の 金額が入った封筒があった。
アメリカ
ここまで読んでくださり ありがとうございます。 今回は割と深夜テンションで 読むのがキツかった人もいるかもしれませんね。 すみません。 なんでもいいのでコメントを 書いてくださると嬉しいです。 では、良い夏をお過ごしください。
コメント
4件
前回に引き続きコメントしてくださりありがたいです! 深夜テンションのままに書いてしまったのでそう言ってもらえると安心します…!
前半のクロワッサンがものすごく美味しそうで食べたくなっちゃいました…🤤 肥後ずいきって初めて知りましたけど、なんか凄そうですね😳今回も最高です︎︎!!👍