ベータとライチの点検中
レイ
雷蔵
レイ
ニコ
タミヤ
レイ
タミヤ
レイ
このときはまだ、ただの風邪と思っていたレイ。
しかし、次第に身体がだるくなっていくのを感じていた。
雷蔵
レイ
ニコ
レイ
ベルトコンベアに乗って基地の出口に向かうゼラ達を見送った後。
レイの身体は限界を迎えた。
レイ
カランカラン.....
レイ
レイ
バタリ....
ふらついた足取りで部屋に戻ろうとしたが、部屋にたどり着く前に玉座の近くで倒れてしまった.....。
一方...。
カネダ
タミヤ
カネダ
ダフ
カネダ
カネダは基地に急いで戻ると、玉座の近くでレイが倒れているのが見えた。
カネダ
レイ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
カネダ
カネダはレイを抱えて、基地の外に出た。無我夢中に走るカネダ。レイは一瞬意識を取り戻したが、すぐにまた意識を手放した。
レイ
レイ
見慣れない天井、そしておでこには水に濡れた布が置かれ、お布団が何枚かかけられていた。
レイ
もぞもぞと身体を起して、自分がどこにいるのか把握するため、布団から出た。
貞子みたいに髪を前に持ってきて、地面を這うように布団から出たレイ。
すると、目の前のスライド色のドアが開いた。
レイ
カネダ
カネダ
レイ
何故カネダが叫ぶのか。叫びたいのはまず、こっちである、
という疑問を述べる力も残ってないので、カネダによってお布団に戻されたレイ。
レイ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
詳しいことは聞かない方がいいだろう。それよりも、身体中が痛くてたまらない。
レイ
カネダ
カネダ
レイ
頭がズキズキする、このまま死んでしまうのだろうか。
レイ
カネダ
カネダはレイの手をぎゅっと握ってきた。冗談で言ったのだが
カネダ
レイ
お婆ちゃん
カネダ
レイ
お婆ちゃん
カネダ
お婆ちゃん
お婆ちゃん
カネダ
カネダの祖母はレイを見て、優しく微笑み部屋を退室した。
カネダ
レイ
幸いにも食欲があり、一杯だけだが、食べきることができた。
薬も飲み、お風呂も借りてしまった。なんなら、服まで。
レイ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
修学旅行みたいな感じ。謎に緊張して眠れない。
レイ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
カネダ
カネダは自分の敷布団をレイの敷布団とくっつけてさらに布団をレイにかけた
レイ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
レイ
レイ
隣にいたはずのカネダが今、レイの上にいる。
上半身を乗り出していたカネダ。さっきまで天井が写っていたのに、カネダが現れたので正直驚いた。
カネダ
レイ
レイ
カネダ
カネダ
カネダとの距離がゼロになった。風邪を引いているから拒めなかった。
なんて、言い訳にすぎないだろう。
なんなら、ビンタなり、唇や舌を噛んだりできるのだ。けど、しない。
できないのではなく、しないのだ。
すんなり受け入れてしまうのは、自分がイカれているからだ。
レイ
カネダ
翌朝
お婆ちゃん
レイ
カネダ
翌朝、カネダがレイを抱き締めるように眠っていた。その姿にカネダの祖母は優しく微笑むのだった。
そして、レイの風邪も一晩で下がったのだった。
完
コメント
1件
おばあちゃん…優しい