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職業体験先が決まり、俺たちは雑談タイムに入った
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大袈裟に驚くえとさんとるなさん
のあさんも、大袈裟ではないが息を呑むくらいには驚いている
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気まずそうに頬をぽりぽりかくじゃぱぱ
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この1年間1度もな、とため息をついてみせる
まあ、不登校の幼馴染がいるなんて話、別にすることでもないか
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珍しくえとさんが身を乗り出して質問
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めちゃくちゃ目をキラキラ輝かせて
身を乗り出してるるなさんに、思わず笑みが溢れる
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そろそろ下校時刻が迫っている
放課後、HRが終わると皆んなそれぞれの部活に向かっていった
そしてるなは自習中
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この学校はるなが元いた学校よりも進度が速く、追いつくのに一苦労だ
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いつの間にか後ろに立って、此方を覗き込んでるうりさん
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るなが言うと、うりさんはえ"、と困った顔になる
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そう言って苦笑するうりさん
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るなのこの圧(?)に耐えられなかったのか、うりさんが奇妙な唸り声をあげる
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ちょん、と少し指が触れる
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うりさんが丁寧に図を書いて説明してくれる
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うりさんの説明で、あんなに悩んでた問題がスルッと解けちゃった…!
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るなが褒めると、うりさんは得意そうなカオをする
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うりさんのドヤ顔がピシッと固まる
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るなの一言はやっぱり余計だったのか、うりさんがぷんすか怒り出す
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うりさんの夕陽に照らされてキラキラした笑顔に
ほんのちょっと
ほんのちょっぴりだけ、胸の奥がどきんとした
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りーんごーん
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2人しかいない教室に、チャイムの音が鳴り響く
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そう言って焦りながら、素早く荷物をまとめていくるなさん
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ぱあっ、と華々しい笑顔になるるなさん
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1人きりになって、静かになった教室
ずる…
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俺は気が抜けて床に座り込んだ
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勉強を教えて、るなさんを近くで見ることができた
まつ毛が長くて、ニキビひとつないキメの細かい肌で
本当にるなさんは、綺麗で可愛かった
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ぶっちゃけ、問題よりもるなさんの顔をみていた
恐らく今の自分の顔を鏡で見れば、耳まで赤くなっているだろう
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そうほっと息をつくと、手の中のものがカタリ、と音を鳴らした
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そこまで考えて、頭の中のそれを追い出す
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忘れ物を撮りに来たことなどすっかり忘れた俺は
手の中のシャーペンを弄び、カバンを肩に引っ掛けて学校を出た
後日談
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母
母
母
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お母さんが急に遠い目になる
母
母
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母
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母
にっこり、満面の笑みのお母さん
多分これ、逃げ道はない感じデスヨネ
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うりさんのばか〜っ!
るなの心の叫びが、ひっそりとエコーしたのであった
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