テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#佐野勇斗
mo-
4,569
199
あれから3ヶ月が経った。
"あの"大事故のニュースは一時期話題になったが数ヶ月もすれば世間は忘れ、朝陽の葬式も速やかに行われ、今はただ普通の日々を過ごしている。
事故から数日後はあの時の大型トラックの運転手を許さないとすごく恨んだ。でも後から知ったが運転中に心臓発作でもう死んでたらしい。 だからあの事故は起きた。あの時の救急隊も悪くない。最善の選択だった。分かってる。こんな恨みは意味ないなんて。分かってる。だが許せないんだ。事故を起こした奴も助けてくれなかった奴も。だけど運転手も救急隊も誰も悪くない。ならこの恨みはどこにぶつければいいんだ。そう思いながらも生きているのが今の現状だ。
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
また会えたらいいのに これが夢だったらいいのに そんな事を思いながらまた今日も眠った。
神崎 律
今日もバイト。バイトを沢山入れていつも気持ちを落ち着かせている。
お客さん
お客さん
お客さん
お客さん
お客さん
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
バイトの先輩
神崎 律
バイトの先輩
神崎 律
神崎 律
ビチャ。ビチャバチャ
神崎 律
朝陽を忘れていた。あんなに大事だった朝陽を外にいる時は忘れてしまう。家にいると朝陽がいたと分かるものがある。だが外では何かしていると忘れてしまうのだ。それが人間だとしても忘れてしまう自分が憎たらしくて、
神崎 律
だから朝陽を思い出した時は吐き気が止まらない。忘れていた自分さえも嫌いで、いつか朝陽を本当に忘れるのではないかと、それも怖くてたまらない。
神崎 律
店長やバイトの人達には理解してもらっている。 ありがたい環境だと思いながら手洗いうがいをして戻るのであった。
神崎 律
店長
バイトの先輩
バイトの後輩
神崎 律
店長
バイトの先輩
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
神崎 律
コメント
1件
第2話読みました…律くんの日常が淡々と進んでいくのが逆に辛かったです。朝陽くんを外では忘れてしまう自分を責めて吐くシーン、胸がギュッと締め付けられました。バイト先の皆さんが優しくて少し救われるけど「死ぬのが俺だったら」の言葉が重くて…「あさひ…」って寝る前に呼ぶところ、切なすぎました。続きが気になります💧