テラーノベル
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結局、今日の失態を説明すると、夕飯の最中アランからはずっと間抜けだの鈍臭いだの散々な言われようだった。
ただ…僕は彼の命を預かっている ようなものだ。 その自覚が足りなかった…反省している。でも…
テオ
ブツブツと独り言を垂れながらベット腰掛けようとすると、先に別の部屋で寝たはずのアランがそこにいた。
テオ
アラン
アランは大きくため息をつきながら呆れたように呟く。大きくふんぞり返って、まるで自分のベットみたいだ。
テオ
隣に腰掛けながら続けると、いきなりぎゅっと抱き寄せられる。ベッドの上で横になったまま、後ろから抱きしめられる形に。
テオ
嫌だと言ったら、嘘になる。 初めてアランに触れられたあの日から、毎回期待している自分がいる。
アラン
テオ
アラン
アランは、変なやつ、と言って小さく笑った。普段より落ち着いた声。うなじにアランの息が当たってくすぐったい。
うなじから首筋、髪にもキスをされる。いつもより優しく。 耳を喰まれ、思わず息が漏れる。
テオ
アラン
アランの息の音が聞こえて、変にドキドキしてしまう。身体の前に手が伸びてくる。いつものようにあちこちをまさぐられるかと思ったが、意外にも僕の身体を抱きしめるだけだった。
アラン
テオ
ぐりぐりと僕の背中に頭を押し付けながら、アランが何か呟いた。1回では聞き取れなくて、聞き返してみる。
アラン
アラン
いつもより弱々しい声。 僕はなんだか、胸の奥がぎゅっとした感じがした。
テオ
アラン
テオ
満足したようなアランの声が聞こえて、また少し笑ってしまった。
大きな腕に抱きしめられながら、今まで感じたことのない、幸せな温もりの中で、僕はそっと眠りについた。
コメント
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あっさり終わらせたかったのに、ダラダラと書き続けてしまっている… みなさん、どうか最後までついて来てくださいね泣