ー二日目 9:00ー
キバナ
今日は玲衣とはゆっくり話せそうにないな~
モブ先生A
今日はまた忙しいんですか?
キバナ
そうなんだよ~
4時限目はないんだけどなぁ
4時限目はないんだけどなぁ
モブ先生B
4時限目までは私達が見守っていますので
安心して授業をしてください!
安心して授業をしてください!
キバナ
そうしたいのは山々なんだけど・・・
少しでも多く、彼女と喋りたかった
普段なら思わない感情を オレさまは抱いていた
モブ先生A
もうそろそろ1時限目がはじまりそうなので
行ってきます
行ってきます
キバナ
オレさまも行こ~っと
ー1時限目が始まるチャイムが鳴りー
キバナ
はーい、1時限目の基礎学習を始めるぞー
生徒
今日はそれぞれのポケモンの進化方法だったよね・・・?
キバナ
その通り!
ただレベルを上げて進化するやつもいれば
道具がなければ進化しないやつもいる
ただレベルを上げて進化するやつもいれば
道具がなければ進化しないやつもいる
生徒
あれ区別出来ねーんだよなぁ
キバナ
それをできるようにするんだ!
“それじゃ、やってくぞ!”
そう言ってオレさまは黒板に文字やら書いていく
それを生徒はノートに写し取る
キバナ
理解できるようになったら
実際に進化してみるからな
実際に進化してみるからな
生徒
キバナせんせー!
私の子はもう進化してます!!
私の子はもう進化してます!!
キバナ
それならこっちで用意したポケモンでやってみろ!
生徒
わかりました!
キバナ
まだ自分のポケモン進化させたくなかったら言えよなー
1-3全員
はーい!!
それから15分後
ー1時限目が終わるチャイムが鳴るー
キバナ
今日はここまで
2時限目は実際に進化させてみるから、外なー
2時限目は実際に進化させてみるから、外なー
1-3全員
わかりましたー
号令をして、オレ達は休憩に入った
ー廊下にてー
キバナ
(もう玲衣は来たか?
職員室に顔だしとくか・・・?)
職員室に顔だしとくか・・・?)
彼女が気になる一方で オレさまは少し焦っていた
キバナ
(あー、なんかオレさまらしくねーな・・・)
モブ先生B
・・・あ、キバナ先生!
遠くの方でオレさまの名前を呼ぶ声が聞こえ、振り返った
キバナ
お、先生
もしかして、まだ玲衣は来てないですか?
もしかして、まだ玲衣は来てないですか?
今ここにいるのならどうなのだろう
その事実に少しだけがっかりしてしまったのは隠しておこう
モブ先生B
その逆です!
今職員室にいますよ
今職員室にいますよ
モブ先生B
今は校長と一緒にいます
オレはこいつとゆっくり職員室に向かった
ー職員室にてー
モブ先生A
キバナ先生!
キバナ
玲衣はいるか?
ローズ(校長)
やっと来たね、玲衣くんはずっと君の机にいるよ
キバナ
え?
オレはすぐに自分の机の方を見た
玲衣
!?
目が合う
キバナ
おお~、玲衣も可愛いとこあるな~!
玲衣
ち、違います!
誤解です!
誤解です!
キバナ
そんなこと言わなくてもいいだろ!
玲衣
うぅ・・・・・・
モブ先生B
まあまあ、キバナ先生
そこまでにしてあげてください
そこまでにしてあげてください
ローズ(校長)
ふふ、とても和やかな空間だったよ
ローズ(校長)
今キバナくんを呼んでもらったのは、玲衣くんのお願いでね
“なにかしたいことはあるかい?”
“あの先生に会いたいです”
ローズ(校長)
キバナくんに会いたいと言うなんて思わなくてね
ローズ(校長)
・・・・・・昨日はなにしたのか気になるよ
キバナ
そんな変わったことはしてないけど・・・
モブ先生A
でも確かにそうだな
モブ先生C
僕達、最近目を合わせれるくらいには仲良くなりましたよね
そんなに難しかっただろうか
ただ話しかけては少し遊んだだけなのだが・・・
キバナ
ま、なんでもいいだろ!
玲衣、4時限目にまた来る!
玲衣、4時限目にまた来る!
玲衣
わかりました・・・!
手を振り、オレさまは職員室から出た
玲衣
行っちゃった・・・
モブ先生B
寂しくなったね、でもまたすぐ戻ってくるよ!
玲衣
はい・・・
ー2時限目が始まるチャイムが鳴りー







