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ー3時限目 職員室ー
回想
今日もまたここに来た
ローズ(校長)
ドアを開ければ校長先生は頭を撫でてくれる
ローズ(校長)
玲衣
ローズ(校長)
玲衣
ローズ(校長)
そう言うと校長は他の先生に話をしては 私とお話をしてくれた
最近は学校について、どう思っているかとか
楽しいことはあったかとか、趣味とか色々
特に今日はあの先生とのことをよく聞かれた
私は決まって言う
玲衣
ローズ(校長)
キバナ
職員室のドアが思いっきり開かれて・・・
玲衣
ローズ(校長)
私のために、来てくれた・・・・・・?
回想終了
今思えば、本当にビックリした出来事だった
玲衣
人気がでるのも、よくわかる
ー3時限目の終わりのチャイムが鳴りー
玲衣
キバナ
モブ先生A
キバナ
私は《待て》ができない子だったみたいで
先生の元へ駆け足で行ってしまった
玲衣
キバナ
“よしよし”と言っては、先生は私の頭を撫でる
玲衣
キバナ
モブ先生A
キバナ
玲衣
そんな茶番らしきものを繰り広げていたら、 4時限目が始まるチャイムが鳴った
モブ先生A
キバナ
職員室には私と先生だけになった
玲衣
キバナ
玲衣
キバナ
先生はなにかいい案を考えたようで
キバナ
玲衣
キバナ
いや、もちろん知っているのだが
私は生まれてから一度も バトルというものをしていない
手持ちポケモンも2体だけ・・・
玲衣
キバナ
キバナ
玲衣
やっぱりこの先生はすごい人だ
ー玄関前にてー
玲衣
《ポケモンバトル》
正直なところをいうと その単語が苦手だ
可愛くて大切な子達を戦わせては 傷つけてまで優勝を狙う
ポケモン達は この子達はそのために生まれたわけじゃないと
人と違う感性で、思ってしまう
玲衣
生徒A
生徒B
生徒A
生徒B
生徒A
私を題にして笑う声がした
靴を取ろうとした手が止まり、酷く震える
玲衣
向き合うって決めたんだ
玲衣
それでも私は弱かった
その場から動けなかった
生徒A
玲衣
生徒A
キバナ
生徒A
キバナ
生徒A
生徒B
キバナ
生徒A
逃げていく姿に、守ってくれる姿
自覚してはいけない物を、 思わず自覚してしまいそうな
《恋》 してしまいそうな・・・
玲衣
キバナ
かっこいい
玲衣
頬の赤らみを隠すよう
私は目的へと急ぐよう走った
キバナ
玲衣
注意されたのにも関わらず綺麗にこけてしまい また先生に助けられて赤い頬を見られたのは
気のせいであってほしい