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コメント
8件
泣きました。.˚‧º·(ฅдฅ｡)‧º·˚.
好きです... でもやっぱりレイマリにくっついて欲しかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...(´；ω；｀) あの男やっぱりクズやったんか てか最後魔理沙会いにいけよぉ...
ちなみに霊夢も魔理沙が好きでした。 しかし、幻想郷を維持するため、相田 くいむと結婚することにしたのです。
博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
レイマリ
リゴーンリゴーン(鐘の音)
新郎、入場！
~~♪♪♪♪(音楽)
こういうとき、ほとんどの人の気持ちは 嬉しかったり、楽しかったり、華やかだったり、 するだろう。
パチパチ♪パチパチ♪(拍手)
でも、今の私の気持ちはくもりで 寂しい気持ちだった。
相田 くいむ
もうすぐだ。
紅魔館の大図書館に結婚式の本があったから、 パチュリーが牧師の役をすることになったのだ。
パチュリー
パチュリーが相田さんを見た。
相田 くいむ
パチュリーが私を見た。
博麗 霊夢
映画のワンシーンみたいにあいつが 止めてくれることに期待する。
……かすかな希望だけど叶えてよ。
魔理沙…
パチュリー
博麗 霊夢
言いたくない。
かすかな希望だけど、 叶うかも、 もうすぐあいつが現れるかもと期待する。
あいつだったら皆をあっと驚かして、 結婚式を止めて、全てを丸く収めてくれそう。
あいつには出来るのに、 私には出来ない。 私もあいつみたいなれたらな。
まぁ、でも
私はあいつなれない。
博麗 霊夢
パチュリー
相田 くいむ
ちゅ
私のファーストキスの唇が離れていく。
ファーストキスはよくレモンの味がすると言われる。
でも、私のファーストキスは、 甘くて、甘くて、甘くて、甘くて、甘くて、甘くて、 甘くて、甘くて、甘くて、甘くて、甘くて、甘くて、
私の口にはあわなかった。
パチパチ！パチパチ！(拍手)
私たちは拍手や歓声に包まれた。
数分前
結婚式場の屋根の上に私はいた。
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
紫にもそんなこと言われたぞ。
そこには日傘をさしているレミリアがいた。
レミリア
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
レミリア
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
レミリア
レミリアの手には結婚式の招待状と思われる 封筒があった。
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
ほっといとくれ｡ 一人にしてくれ。 考えてる。考えてるから。
レミリア
自分でもわかってるんだ。 今、しなくちゃいけないこと。
霧雨 魔理沙
レミリア
レミリア
霧雨 魔理沙
私の視界がぼやける。
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリアの言う通りだ。 こんなの私らしくない。
霧雨 魔理沙
私の頬をつたって一つの涙がが落ちる。
レミリア
次から次へと出てきた。
霧雨 魔理沙
そこから、わたしの視界にはレミリアの顔が わからないほど大粒の涙が出てきた。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
話している内に心がｷﾞｭｰと握られたように苦しかった。
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
ありがたく、そのハンカチをもらう。
霧雨 魔理沙
レミリアの言葉で決心がついた。
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
私は屋根から飛び降り、 霊夢のもとへ走り出した。
レミリア
お色直しも終わり、 私は披露宴会場までの渡り廊下を歩いていた。
博麗 霊夢
博麗 霊夢
私の腕を誰かが掴んだ。
博麗 霊夢
どうして、気づかなかった？
頭でそんな言葉がぐるぐる回る。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
そう、私の腕を握っていたのは、魔理沙だった。
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
久しぶりに魔理沙に会えてほっとする。
霧雨 魔理沙
もう、会えないかと思った。
博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
私は魔理沙の顔を見つめる。
よく見ると目は赤く、頬には涙の後がある。
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
魔理沙は握っていた腕から撫でる様に 私の手を握り返した。
私の方へ膝間付き、顔をあげ、私の方を見る。
魔理沙の瞳は光に照らされいつもより 明るい黄色になっていた。 でも、まだ目は赤いまま。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
魔理沙は一息ついてこう言った。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
リゴーン♪リゴーン♪リゴーン♪
12時の鐘がなる。
バサバサｯバサバサｯ
鐘に驚いたのか、白い鳩が一斉に飛び立つ。
私は鳩を目で追う。
その間も魔理沙は私を見つめていた。
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
あぁ、聞きたくないな。
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
わかってたよ。
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
そこまで考えて無かったな。
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
博麗 霊夢
やっぱり、霊夢は優しいな。
霧雨 魔理沙
相田 くいむ
相田 くいむ
そういえば、さっき12時の鐘が鳴ってたな。
相田 くいむ
急に私の方を見られ、霊夢の手を離し、 立ち上がる。
手にはまだ霊夢の体温が残っている感じがする。
反対の手で触ってみると少し暖かい、 ……気がする。
博麗 霊夢
霊夢はまだ私のことを親友のだと思っているのだろうか。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
相田 くいむ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 霊夢
敬語なんて久しぶりに使ったな。
相田 くいむ
相田 くいむ
相田 くいむ
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
「またね」か。
これからの関係はどうなるのだろうか。
私達はこの前のままで居られるのだろうか。
それとも、新たな関係になるのか。
未来は、霊夢の心はわからない。
霧雨 魔理沙
私は先の見えない廊下に呟いた。
もう、私の手に温もりは無かった。
数十年後
博麗神社
くいむさんとの結婚式から数十年が経った。
数十年の相田で私達に子供ができた。
男女の双子で女の子の方が「霊美」で、 男の子の方が「くいさ」という名前。
二人とも私達からとった名前をつけている。
私は今とても幸せだ。
だけど結婚式からの数十年、魔理沙を一目も見ていない。
その事を考えるようになってから、 魔理沙に告白されたことを思い出す。
あのとき、断らなかったらどうなっていたんだろうと、
そして、挙式の時どうして魔理沙のことを あんなに強く思ったのだろうと。
でも、今とても幸せなのだから。 これでいいやと思っている。
霊夢が結婚式を挙げてから、 数十年が経った。
霧雨 魔理沙
あのあと、私は魔界に行き魔法を学ぶことにした。 それと同時に正式に魔法使いから魔女になった。
そして、今は幻想きょうに一時的に帰ってきた。
霧雨 魔理沙
ここは魔法の森。
霧雨 魔理沙
なんて、懐かしさにひたっていた。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
そう思い、ほうきに乗り、飛ぼうとすると、
博麗 くいさ
泣き声か？迷子かもしれないし、
霧雨 魔理沙
私はほうきから降り、泣き声のする方へ向かった。
博麗 くいさ
泣いている正体は、7才くらいの男の子だった。
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
名前か、そういえば、こんなことあったな。
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
博麗 くいさ
嘘だと分かったのか、 この年の男子が霊夢のことに知ってるんだな。 霊夢と会ったことがあるのか？
というか、泣き止んでくれて良かったな。
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
なんで普通の人間がアリスとパチュリーのことを 知ってるんだ？
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霊夢の夫もそんな名前だったような？
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
何、話せばいいのかわかんね~
この年の男子って何が好きなんだ？ 幻想郷では今何が流行ってるんだ？
なんだよ~この無言の時間は、 というか、こいつを家まで送らないといけないな。 まぁ、観光ついでだと思えば良いか！
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
家はどこかと聞こうとすると急に話をさえぎられた。
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
なんか、昔の私に似ている気がする。
博麗 くいさ
博麗 くいさ
「わからない」か
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
私にはくいさの思っていることはわからない。
だから、待つことしか出来ない。
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
博麗 くいさ
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
博麗 くいさ
そこから、何時間経っただろうか。
真上にあった太陽は地上に近くなっていた。
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
私はくいさの手をとって、 あるところに向かった。
霧雨魔法店兼霧雨魔理沙宅
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
やべー、全然アリスの事なんて考えてなかった。
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
そして、 私は少しボロッとした魔女帽子をくいさに渡した。
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
魔法の森
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
まさか、あいつが子供まで産んでるとはな、 まぁ、次期博麗の巫女のために結婚したもんな。
つまり、こいつの強いっていう妹が次期巫女か、
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
そして、私はほうきにまたがり、空へとんだ。
もう、辺りは暗く太陽は無くなり月が顔を出していた。
私のスペカは光だ昼より夜の方が綺麗だろう。
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
「マスタースパーク」！！
暗い空に一直線に光が伸びる。
その発動元は私だ！
下から声が聞こえる。
博麗 くいさ
かわいい弟子が喜んでくれて良かった。
博麗神社
博麗 霊夢
朝の10時頃、出ていった くいさが夜になっても帰ってこない。
これくらいの時間ならもう、 布団に入っている時間なのに、
なんて、考えてると
ピカッ
博麗 霊夢
急スピードで近づいてくる。
シューーーー
博麗 霊夢
魔理沙は行方不明なのに なんで、マスタースパークが？
博麗 霊夢
消えてしまった。
博麗 霊夢
ほうきで下まで降りる
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
博麗 くいさ
私はくいさを無理矢理ほうきに乗せる。
霧雨 魔理沙
ほうきでゆっくりと博麗神社まで向かうか、
博麗 霊夢
相田 くいむ
「ただいま~！」
博麗 霊夢
相田 くいむ
相田 くいむ
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 くいさ
博麗 くいさ
博麗 霊夢
相田 くいむ
博麗 くいさ
相田 くいむ
博麗 くいさ
相田 くいむ
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 くいさ
博麗 くいさ
星の魔女？ もしかして？
博麗 霊夢
博麗 くいさ
魔理沙!?
博麗 霊夢
博麗 くいさ
間違いない。これは魔理沙の帽子。 魔理沙が居たのならさっきのマスタースパークも 意味がつく。
相田 くいむ
博麗 霊夢
相田 くいむ
博麗 くいさ
博麗 くいさ
博麗 くいさ
博麗 くいさ
博麗 くいさ
魔理沙みたい
相田 くいむ
博麗 くいさ
この子だったら、私がなれなかったあいつに、
なれるかもしれない！
相田 くいむ
相田 くいむ
博麗 霊夢
相田 くいむ
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
相田 くいむ
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
博麗 霊夢
相田 くいむ
博麗 霊夢
博麗 くいさ
博麗 霊夢
博麗 くいさ
博麗 霊夢
「夜は人食い妖怪がいるかも知れないのに」
相田 くいむ
レミリア
レミリア
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
相田 くいむ
相田 くいむ
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
レミリア
霧雨 魔理沙
相田 くいむ
霧雨 魔理沙
レミリア
相田 くいむ
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
相田 くいむ
レミリア
相田 くいむ
レミリア
相田 くいむ
相田 くいむ
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
霧雨 魔理沙
レミリア
レミリア
あれから数週間経った。
霊美は修行を今も頑張っている。
くいさもアリスに魔法を教えてもらうため、 魔法の森に出掛けている。
結局、私は魔理沙に会えていない。
たぶん、これからも会わないと思う。
でも、今私は幸せだ！
これは星の魔女と博麗の巫女が両思いにならない物語 これは今を大切にし、勇気を出した者の物語 これはbadendでもtrueendでもない ただのhappyendのもう一つの世界線の物語
